森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

ロックダウン初日――街は警官だらけ!

2020年08月28日 | 日記


いよいよ今日から、2週間のロックダウンがオアフ島で始まりました! 

今朝も7時から散歩に行ったのですが、コンドの下でさっそくパトカーを発見。よく見るとパトカー4台が近場の通りに停まっていて、でも事件発生! とかではない様子。4人の警官が、書類を手に何やら打ち合わせ中のようでした。

きっとロックダウンの初日につき、「違反者をじゃんじゃん取り締まれ!」なんて、警官の皆さんにも喝が入っていたのかもしれませんね…。今後は、街中に警官の目が光っていると思って行動します!

そして、うちから徒歩15分くらいのホノルル警察本部に差しかかると、今度は駐車場から10台くらいの白バイが出てきたところに遭遇。



この軍団の後から、さらなる白バイ軍団やパトカーが出て行きました。ブルブルッ。

なおホノルルでは昨日から、数か所の公園や学校を使って、無料PCR検査がスタートしています。これから6万人規模のPCR検査をする予定とか。…もしかしてあの白バイ軍団も、そういうところに散って行ったのかも? 本当にお疲れさまです!

な~んて、早朝から街で異様に目立ったパトカー&白バイを見ながら、いろいろ想像してしまった私です。
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神話セミナーが近づいてきました!(中止)

2020年08月26日 | 日記


※以下のセミナー、中止となりました。ご迷惑をおかけします。

所要があり、オアフ島東部のカネオヘに行ってきました!

カネオヘは、コオラウ山脈の存在感がグッと強い町。住宅地の際まで山脈が迫る感じで、しかも反対側にはエメラルドグリーンの海が広がっていますから、山と海に挟まれたハワイらしさ溢れる土地といえます。



同じオアフ島ながら、ダウンタウンとはずいぶん雰囲気が違いますね~。私も大好きな町です。

さてさて! 以前お知らせしたオンライン神話セミナーが、近づいてきました(9月19日)。

お陰様で、なんと100名を超えるお申し込みがあり、感激しています! 今回は、カネオヘ、そしてクアロアやノースショアの神話をお届けしますので、お申し込み前の方、ぜひよろしくお願いいたしますー。

新刊「やさしくひも解くハワイ神話」の(ビックリ)制作秘話もお話ししますネ。
スクリーン超しに、見つめ合いましょう(冗談です)。

追記:先ほど、オアフ島限定で2週間のロックダウン命令が出ました~。また多くのショップが閉まります。レストランもテイクアウトのみに。本当に2週間で済みますように!
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新たなコロナ規制がスタート

2020年08月20日 | 日記


このところ、コロナ感染者の数が飛躍的に増えてしまったハワイ。ホノルルの刑務所など、各所でクラスターが発生しているわけですが、なんだかジワジワと社会に浸透してきたようでコワイです。

今朝の新聞によれば、クラスター発生中の刑務所の囚人&職員をテストしたところ、4割が陽性だったという…(計249人)。まだ全員のテストは済んでいないので、これからもしばらく、そのクラスターの結果が数値に反映されることでしょう。

囚人の感染はもちろん刑務所内に収まらず、職員→家族や法曹関係者、と広がっていくわけで。昨日は、ダウンタウンの家庭裁判所でも3人の感染者が出たとのニュースを聞きました。

そんなこんなで、またも本格的なロックダウンが予想されていたのですが、昨日、ホノルル市とハワイ州より新たにマイルドな規制が発表されました。これまで10人以上の集まりは禁止、とされていたところを、5人以下にするという…。一時、野外のイベントでは50人以上OKとなっていて、それがビーチパーティだの何だのにつながり、感染者が増えたような気もしますので、それができなくなったのはイイことですね。

すでに少し前からバーやビーチ&公園、ハイキングトレイルは閉鎖になっていたので、次はまたもショップ&レストラン閉鎖か? と皆、予想していただけに、気が抜けたけれどホッとしたのも事実。ただしこれでダメなら、次こそ本格的なロックダウンになるでしょう。

まだまだコロナとの闘いは続きますが、今が要め。気を引き締めて頑張りマス!
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続ハワイの毒の神

2020年08月15日 | 神話・伝説


前回お伝えしたハワイの毒の神カライパホアのお話は、実は前振りでして…。

本当に伝えたかったのがこちら。あの恐ろしい毒の神の像のレプリカが、なんと博物館の天井にズラリと飾られているのを見てビックリしたことを書きたかったのでした。

そうなのです。博物館のハワイアンホールは3階まで吹き抜けになっているのですが、その天井近くに、グルリと毒の神の像が飾られているのですよ! それが毒の神の像であることは、博物館の音声ガイドの説明にあるので紛れもない事実でございます。



なぜ天井飾りに毒の神のレプリカが採用されたのか。その真相は藪の中ですが…。もしかしてハワイアンホールを守るための魔除けのような意味があるのかな? なんて想像しています。

そういえば昔、この天井の像が夜になると向きを変える…なんて聞いたことがありましたが…。ゾゾゾゾ~ッ!

...いずれにしろ、ビショップ博物館、なかなか神秘的な場所なのは確かですねー。

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ハワイの毒の神

2020年08月13日 | 神話・伝説


日本でも八百万(やおよろず)の神々がいらっしゃるように、ハワイにも様々な神がいらっしゃいます。

中でも恐れられていたのが、カライパホアという毒の神。遠い昔、同じ名の木に毒の神のスピリットがのり移ったとか。その結果、その木は、木の上を飛ぶ鳥は死に、枝の落ちた泉の水を飲んだ人々は死ぬというほどの、強力な毒のパワーを持つ木になったという伝説があります。

その木で作った毒の神の像は恐れられ、丁重に扱われ…。毒の神を守るカフナもそれは恐れられたとされます。なぜなら、ある種のカフナは人を呪い殺すと信じられていて、毒の神の像を守るカフナは、呪うだけではなく必要に応じて神像を少しづつ削り、敵のポイやバナナに混ぜた…とされるからです。ハワイの歴史上、何体ものカライパホアの像があったことがわかっています。

もっとも、それらは本当に毒を持つ木から作られたものではないよう。ですが王族たちは、パワフルな呪いの神でもある毒の神の像を手元に置きたがったようなのです。カメハメハ大王については、本物の毒の木で作られた上記の神像を手に入れようとしたそうですが…。

先日、ビショップ博物館にそんな毒の像のセクションがあるのを見つけ、ビックリ! 拙~い写真ですが、それが冒頭の写真でございます。左側の像には人間の髪が使われていて、右側はカラカウア王が所蔵した毒の神ですって。以下のものも含め、計3体が展示されていました(ああ、なぜか横向きになってしまいます! ゴメンナサ~イ)



それがいったい、何の木でできているかはよくわからかったのですが…。見た目も恐ろしい神像、いつかぜひ見学してみてくださいね。
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