美しいハワイの海で、何だか事故が相次いでいます。昨日の土曜日、1日でなんと2件の鮫襲撃事件が起きたのです! しかもオアフ島で。先週にも1件事件があり、10日間で合計3件。このペースは異常です。
昨日の事件は、ラニカイとワイキキで発生。ラニカイでは、すぐ沖に浮かぶモクルア島に向かってビーチ沖50~100メートルを泳いでいた男性が、鮫に襲われました。
もう1件は夕方、ワイキキでの事故です。クヒオビーチ沖で泳いでいた人が、鮫に足をかまれています。
ワイキキに鮫が出現したことなんて、私の記憶する限りでは初めてで。もちろん、ワイキキにも鮫はいるでしょう。神話・伝説でも、ワイキキの鮫の神の話や、ワイキキの人喰い鮫を善良な鮫たちが懲らしめる伝説などがあります。
つまり昔はもっとワイキキに鮫がいた印なのですが、私がハワイに住んでからは、ワイキキで鮫の話など聞いたことがありません。
ハワイは海に囲まれていますが、そもそも鮫の被害は案外、少ないのです。それがここに来て、一挙に3件も! いったい、何が起こっているのでしょう。熱帯低気圧や暑さが続く異常気象や、雨の多いことなどが原因なのでしょうか。実際、昨日は海の透明度も今ひとつだったようです。
だからと言って海に入るなというつもりはありませんが、少なくとも大雨の後など水が濁っている日は。ビーチで昼寝ぐらいがちょうどいいかな、とは思う私です。
なお冒頭の写真は、先週、オアフ島ノースショアで事故に遭った男性&ファミリー。大怪我をしたけれど一命をとりとめ(写真左の男性が、被害者をビーチまで運んだ命の恩人だそうです)、幸せな笑顔で退院した時の写真です。