森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

日本―ハワイの往来が「やや」オープンに!

2020年09月18日 | 日記


いよいよハワイ州知事が、旅行業の再開プランを発表しましたね~。

この新プランは10月15日から、「出発前3日以内のPCR検査が陰性だった証明を入国時に提示すれば、ハワイ内での2週間検疫が免除される」というもの。もっとも、その検査はアメリカ政府公認の施設で行われ、決まった形式にのっとった証明書でなければいけないそうですが…。

このあたり、各国での整備が必要だとは思うけれど、とりあえず前進ではないでしょうか?

でなければ、州外から到着した人は住民も含めて全て、2週間の自己検疫をしなければいけないハワイ。これ、私も娘も体験しましたが…。

何でもグアムではそういう制度がとっくに発足していて、先日、日本から到着した人の例を読みました。その方はグアム在住なのですが、日本に一時帰国。日本のアメリカ公認の施設でのPCR検査を携えてグアム入りした際、証明書の名前か何かが規定と違っていて、やや揉めたそうです。

が、細かい調整が行われ、数日後に検疫を免除されたという話でした(うろ覚えでゴメンナサイ)。日本にもそういう証明書を発行する施設はあるのですね!

さらにカウアイ島では、観光客受け入れのための独自のシステムをスタートする模様です。これは俗に「リゾート・バブル」と呼ばれる制度で、観光客は2週間の検疫期間を、1つのリゾートホテル内で過ごすというもの。

つまりホテルの敷地内では自由に過ごしてOK! なのですが、敷地を一歩出ると腕に付けたモニター装置が警報を発信し、違反が通報されるというようなシステムだそうです。

同じ籠の鳥でもホテルの部屋に缶詰めなのと、ホテルの敷地内を自由に動けるのとでは大違い! プールやジャクジー、レストランなど各施設も利用でき、一応、バカンス気分で毎日を過ごせるというものです。

もちろん、カウアイ島の全てのホテルでこの制度が始まるわけではないですが…。そんなこんなで、ハワイの観光業、少しづ~つ再開に向けて動き出したといえそうです。

あとは日本側ですね…。帰国後、日本で2週間自主隔離するのでは辛すぎますからね。早く私も、日本の土を踏みたいです!
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草ぶき屋根の家@カウアイ島の思い出

2020年09月14日 | ハワイアナ


ホノルルでは、今日も暑い1日を迎えています。

毎夕、ついついエアコンをつけて暑さを凌いでいますが、エアコンなんてなかった昔のハワイの人々は大変だったんだろうなあ…とは、実は全く思わない私。

理由は2つ。まず一つは、単純に、昔のハワイの気候はこんなに暑くなかっただろうと思うからです。今でこそ地球の温暖化がこんなにも進んでいますが、昔は熱帯のハワイだって、もちろんこんなに暑くなかったはずですよネ。

そしてもう一つは、古代ハワイの草葺の家が、ものすごく涼しかったことを知っているからです。というのも、去年の8月、カウアイ島北海岸のリマフリ植物園を訪れた時のこと。この植物園は、1500年も昔からハワイアンが暮らしていたリマフリ渓谷に、古代ハワイの村を再現する形で造られた植物園。



その一部に、冒頭の写真の草葺の家が復元されているのですが…。その家に入ったとたんヒヤ~ッとして、アホな私は「あれ? ここ、エアコンが効いているの?」とつい思ったほどでした。それはとても暑い夏の午後だったのに、そこだけ本当に空気がヒンヤリとしていて、私はビックリしたのです。

その家の素材は…全部はよく覚えていないのですが、屋根の部分には椰子の葉が使われていました。しかも家の骨組みにただ椰子の葉がペロンとのせられているのではなくて、何重にも重ねられていたのです。三重、四重…もしかしたら五重くらいになっていたかも?

そのため、あんな陽射しの強い日だったのに陽射しはもちろん太陽の熱もしっかり遮って、内部はヒンヤ~リしていたんですね…。古代のハワイアンの生活の知恵ってスゴイです! 島の限られた素材を使って、いろいろ工夫していたんですよね。

私も毎日、「暑い暑い」と文句ばかり言っていないで、昔のハワイアンを見習って創意工夫で乗り切らねば、ですね。でないと、昔のハワイアンに大笑いされてしまいそうです~。
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早朝のダウンタウンを歩いてきました!

2020年09月12日 | 日記


今日も早朝のダウンタウンをウォーキングしてきました。

上の写真は、イオラニ宮殿の裏手のハワイ州庁(の一部)です。目下、大規模な改装中なのです。塀で囲まれているので、工事の様子はよくわかりませんが…。

その塀にも、こんな美しい絵柄が描かれているのがハワイらしいところですね。描かれているのはハワイ州の紋章と、レイはマイレレイとクラウンフラワーを合わせたものですね。ちなみに、クラウンフラワーはリリウオカラニ女王のお好きだった花です。

その州庁とイオラニ宮殿の間には、リリウオカラニ女王像が…。



今日も凛々しい女王像に挨拶をし、ついでにコロナ退散! を祈願してきました。

「リリウオカラニ女王、どうぞハワイをお守りください!」

皆さまも、素敵な週末をお過ごしくださいネ。
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頑張れ、ハワイ!

2020年09月11日 | 日記


このたびロックダウンの継続が決まり、ホノルルでは引き続き9月23日まで、自粛生活が続くこととなりました。

まあ、当初、2週間のロックダウンとされた時点で「そんな短い外出禁止令が出ても、感染者数は減らないだろう」と言われていただけに、延長は想定内ではありますが…。やはり辛いです(涙)。

今回は1人っきりなら公園やビーチでのんびりする&運動するのはOK、トレイルも一人ならハイキングOKという点、進展がありましたが、この点についてホノルル市長は集中攻撃を受けています。

いわく、「じゃあ子供はビーチや公園に行けないのか」「一人でのハイキングは危険ではないのか」などなど…。アメリカでは子供を一人で公園で遊ばせたりしませんからネ。

そのためユニークな電子看板で知られるある店では、友達のいない人に朗報! みたいな感じで、このたびの発表を嗤っております。

まあ、確かに突っ込みどころ満載のロックダウン延長&新規ルールですが、私としては仕方ないかな…という気分。1回目のロックダウン終焉後、あれよあれよと感染者数が増えてしまったので、今度こそ慎重に行きたいというその気持ち、痛いほどわかりますからね。

個人的には、来春までにハワイー日本間の往来がオープンになればいいナ。それまでにワクチンができていればいいナ。その頃にはジョー・バイデンがアメリカ大統領になっていればいいナ、という気持ちです(あ、最後の項目は付けたしというか、心の叫びですー)。

あと2週間、家のなかで食べて寝て勉強して、ロックダウン後に備えたいと思います!

(冒頭の写真は、ビショップ博物館全庭で見たパンの木です)
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今年の胃カメラ、「痛かった」です!

2020年09月08日 | 日記


今年6月、6年ぶりに胃カメラをしました。その際、PCR検査も受けなければいけなかったことは、こちらに書いております。

その胃カメラの費用、いったいどれくらいだったと思いますかー? 

な、な、な、なんと! その後、$4500近くの請求書が舞い込みました…(病院が約$4100、麻酔医が約$400)。ホント、お財布に「痛かった」!

うちはもちろん医療保険に加入していますが、内容の悪い保険でして。医療費が1人$8000を超えないと、保険が適用されないのですよ。

とはいえ、保険の支払いは毎月、家族4人で$2000以上なんです! 年間約250万円!の保険料を払って、さらに6年ぶりに胃カメラをのんだら、日本円にして50万円近くかかってしまうというね…。何とも不条理なものを感じています。

アメリカの医療保険&料金は元から高いですが、特に個人事業主の保険はすごく悪いのです(日本の国民健康保険とは大違い!)。これが企業向けの保険なら、グッとお安く入れるよう。それが大企業なら、なおさらお得だそうです。

同時期に胃カメラをした日本の友人に聞いたところ、日本で胃カメラの代金は、1万円とか2万円とかその程度で済むとのこと。これじゃ日本で豪華にバケーションしながら胃カメラをした方が、安くつくことになりますね~。

…確かにハワイは素晴らしいところなのですが、このように医療費&保険代が高かったり、不動産&家賃、学費が高かったりという、辛い部分もございます。ハワイの人々は、これを楽園税と呼んでいます…。

あ、ごめんなさい! コロナで家に居がちだと、ついついこんな愚痴が出てしまいますね。気分転換しながら乗りきらないと、ですネ。

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