森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

無事に戻っております!

2022年03月31日 | 日記


「旅先からまたブログをUPする」と言いつつ…すっかりオオカミ少女になってしまってごめんなさ~い! しかも帰ってからも沈黙が続き、そちらもお詫び申し上げます(ひれ伏す)。

19日土曜にホノルルに帰ってきたのですが、週明けから即、大きな仕事に突入し…。以来、10日も経ってしまったのです。許してください…(涙)。

今さらですが、初めて訪れたアリゾナ州セドナは、不思議な土地でした。見る景観全てが生れて初めて見る摩訶不思議な様相の赤土の山や丘で。車でフェニックスからセドナの町に入った私たちは、しばらく「わあ~!」「え~!」「あれ見て!」「すごい!」と、感嘆詞しか言葉にできませんでした。







今回、きちっと勉強しないまま訪れたセドナですが、セドナが聖なる土地だということは、よ~くわかりました。あの奇景・奇岩の一つ一つに、物語が紡がれているのに違いありません。昔そこに住んでいたアメリカインディアンのこと、もっと学ばなければ! と感じて帰ってきた次第です。

セドナのこと、またUPしますね(今度は本当に)。またすぐ帰ってきま~す!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この実、なんの実…不思議な実

2022年03月12日 | ハワイアナ


前回ご紹介した王家の霊廟、歴史的に重要な地なのはもちろんですが、お庭の植物もなかなか…です。写真の奇妙な木は、アリイポエ。太い枝に大きな実が密着していて、なんだかギョッとするルックスですよね。

これはフラダンサーさん必見の木! ウリウリという、赤や黄色の羽根をつけたフラの楽器がありますが、その材料に使われています。アリイポエの種を乾燥させたものをウリウリの手に持つ部分(ラアミアの実)に入れて、あのシャカシャカシャカシャカ! という音を出すのですね。

こうやって考えると、ハワイアンって本当にクリエイティブ。島の限られた素材で素晴らしいものをたくさん創りあげ、それが今に続いています。ハワイに住んでいると、どうしても植物に興味が湧いてきますよね。お花も素敵だけど、こんな不思議な実を見たら、調べずにいられませんから~。

さて、実は今日から旅に出ます(日本ではありません…涙)。なので簡単な内容でゴメンナサイ! 旅先から、またブログUPしますネ。Aloha!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王家の霊廟で、久々に「ゾ~!」

2022年03月10日 | 歴史


もう2週間前になりますが、久々に、ヌウアヌの丘の王家の霊廟に行ってきました! ハワイ王朝の50人以上の王族が眠るこちらの霊廟については、あちこちに書いております。

たとえば、ハワイ州観光局のアロハプログラムでも書いていますので、ご覧くださいね。

この王家の霊廟、大変な聖地でありスピリチュアルな場所ですから、まあいろいろな出来事があるようですが…。今回も、なぜかカメラがおかしくなりました。画面におかしな柄のようなものが入ってしまったり(レンズが汚れているの? と思ったら、その後消えました)、なぜか動画モードになってしまったり。カメラに続き、携帯電話での撮影でも動画モードになったりして、なんだかおかしな感じでしたよ。

「え? カメラがおかしい!」と騒いでいた私に、「ここではそんなことがよくありますよ。想像以上に」とおっしゃったのは、霊廟の管理者のカイさん。実は私にとっても、カメラがおかしくなるのは2度目でした。

このカイさんも王族の末裔の一人であり、世が世なら…という方。その日はカイさんに、ちょっと衝撃的なことを聞きました。ふだんは施錠されているチャペル(上の写真)を見せていただいた時のことです。カイさんが、「1976年にチャペル周辺の溝の工事をした時、19体の古い遺体が出土した」というのです!

何でもその19人は人身御供のようなものではなく、やはり王族。王族だけがつけられる羽毛のケープなどが一緒だったので、そうわかったそうです。ただしやや位の下の王族なので、昔のハワイの埋葬の慣習にのっとって、位の高い王族の墓の回りに葬られたのだろう、との推測でした。

(あ、言い忘れましたが、このチャペルの建物こそが、最初は霊廟として建てられた建物です。ですがそのスペースがいっぱいになったため、チャペルの外に別途、カメハメハ王朝の霊廟、カラカウア王朝の霊廟などが造られたという経緯です)

チャペルの周囲から遺体が出たという話が初耳だった私は驚愕し、「ではその19体は、今どこにあるのですか?」と聞くと…。「また元に戻されてそのまま眠っていますよ」とカイさん。え? このチャペルの回りの土の中に?

「そう…。その角のあたりに4体、そちらに3体…」と、カイさんは詳しく教えてくれました。

…このチャペルに入ったのは、今まで何度くらいあったでしょうか。5,6回? でも! チャペルの回りにグルリと遺体が埋葬されているという話は知らなかった~! 正直、衝撃を受け…ちょっと怖くなってしまいました。

王家の霊廟は、本当に奥が深いと言いますか。訪れるたびに驚きの発見があり、何度も訪れてしまう自分がいます。皆さんもぜひ!




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポリネシアのタトゥー展@ビショップ博物館

2022年03月05日 | 歴史


ちょっと時間が空いてしまいましたが、カルチャーな毎日を過ごしていた2週間前の週末、ビショップ博物館にも出かけてきました!!

ちょうど会員権が切れていたのでその更新と、もう一つ、気になる展示があったからです。「タタウーポリネシアの印」がそれ。タタウはタトゥーの語源になったサモア語ですね。タヒチでもタトゥー。ハワイではTがKになり、カカウと呼ばれます。

その言葉が18世紀、イギリスのクック船長の太平洋航海の際に西洋に持ち帰られ、タトゥーという英語が生まれました。タトゥ―の伝統については、例によってアロハプログラムでも紹介していますので、ご覧くださいね。

さて、ビショップ博物館の展示では、サモアの伝統に焦点を当て、タトゥの美を写真で紹介。私は数々のタトゥー写真はもちろん、その企画に関わったサモアのタトゥー師、スアさんのお言葉を読んでジーンとしてしまいました。



「私がタトゥーについて話す時はいつでも、ただタトゥー師であることやタトゥーがどうの、などと話すのではありません。家族や人生について話します。タトゥーはライフスタイルであり、文化。私はタトゥーに命だって捧げます」

「タトゥーのおかげで、自分たちが完全に植民地化されたわけじゃないことを思い起こすことできます。西洋人がやって来て教えを解き、西洋の生活様式とともに植民地化していったけど、タトゥーは私たち民族を過去の責任や歴史、遺産、文化に結び付けてくれるのです。…」

なかなか深い言葉ですよね~。もしかしたら、サモアはポリネシアのなかでも「彫り」の中心地なのかもしれません。

このタトゥー展は、7月4日まで開催中。チャンスがあったら、ぜひ! ご覧くださいネ。

(あ、告知していませんでしたが、アロハストリートにて新コラムが公開されています。こちらもご覧くださいね)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイのコロナ規制に動き

2022年03月02日 | 日記


ウクライナ情勢、ひどいことになっていますが…。ロシアからのサイバー攻撃も激化し、トヨタ自動車も被害にあったとか。ロシア、一線を越えてしまいましたね。

さて話変わってハワイのコロナ最新事情ですが、昨日の感染者数は州全体で142人でした。死者もゼロ! 過去1週間の検査の陽性率は2.7%です。一時は20%を超えていましたから、大進歩ですよね。そんな状況の下、マウイ島に次いでオアフ島やカウアイ島、ハワイ島も、さまざまな規制が撤廃されることが昨日、発表されました。

オアフ島については3月6日から、施設やレストランへの入場も、ワクチン証明やテストの陰性証明なしでOKになります。集まりに関する人数制限もなくなるので、今後、イベントもどんどん増えていくことでしょう。

一方、ハワイ州全体では、室内のマスク着用義務が継続されることに(金曜の州知事の発表によります)。全米でマスク着用義務を課すのはハワイ州だけとなりましたが、私としてはそのゆるやかなペースでの規制解除、大歓迎です。急がば回れとも言いますからね。

日本側の鎖国政策もとけつつあるなか、今年こそ、日本ーハワイの行き来が復活の予感。ハワイでお会いしましょう!

(トップのショッキングな画像は、今日の朝刊からとったものです。家が地滑りというか、ビーチにずり落ちてしまっているの、わかりますか? オアフ島サンセットビーチでの出来事でした。Malama Hawaii…ハワイを大切にしましょう! 地球の温暖化→海面レベルの上昇、怖いですね)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする