森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

プルメリア・キングの農園へ

2023年06月19日 | 日記


金曜日は仕事でハレイヴァへ。プルメリア農園としては全米一の規模を誇る、リトル・プルメリアファームに行ってきたのです。20エーカーの敷地には4000本のプルメリアの木が植えられ、街角では見かけない希少種がたくさん。

というのも農園主のジム・リトルさんは、新種のプルメリアを多数、世に送り出した園芸家として有名な方。プルメリア好きには「プルメリア・キング」として知られるお方なのですよ。波の写真家として知られるクラーク・リトル氏、ビッグウェイブサーファーとして超有名だった故ブロック・リトル氏のお父さまでもあります。

農園は今年50周年を迎え…この機にツアーでの一般公開が始まり、週3日、ツアーが催行されています。ツアーは連日満席になるほどの人気だそうです!

ハレイワまでははるばるバスで出かけましたが、行った甲斐がありました。海の見える農園でプルメリア・キングとお話もでき、最高の1日となりました、とさ。

久々に訪れたハレイヴァの町も楽しくて…。またすぐ、訪問したいです!
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「アメリカの良心」はどこに?

2023年06月16日 | 日記


話がハワイから逸れますが…。このたびのトランプ騒ぎに、心がものすごくザワついています。連邦裁判所への出廷は一昨日のことになりますが、今もなおザワザワ。

日本でも報道されている通り、トランプはホワイトハウスから大量の機密文書を持ち出した容疑で起訴されているのですよね。その37の罪状全てに無罪を主張したのは、まあいいとしましょう。この段階ではとりあえず無罪を申請し、裁判などの日程までに司法交渉するのは、アメリカでは当たり前のこと。想定内の手続きなので、そんなことはどうでもいいと言いますか(なのになぜ日本のニュースではそのことに言及するのか、イマイチわかりません)。

問題は、今回の容疑の深刻さです。持ち出した文書はただうっかり持ち出した類いの文書ではなく、アメリカの核戦略だの防衛戦略だの各国の軍事能力の分析だの、明らかに国防の要めになる最高機密なのですよね。それをトランプは、いったいどんな理由で持ち出したのでしょうか。しかも当局から照合があってもそれらを返さず、自分の弁護団にまで嘘をつき…。

その目的についていろいろ憶測されていますが、私が恐れるのは、トランプがそれをプーティンのような恐ろしい人間との取引の切り札にしようとしていたのでは…という可能性です。それはもしかしたら、大統領選の支援を得るためかもしれません。はたまた金の亡者トランプが、何兆円もロシアから引き出そうとしたのかもしれません。

ただの推測とはいえ、どんな不純な動機でトランプは国家の最高機密を持ち出したのか。…ある種の機密書類は、大統領による機密解除の如何に全く関わらずスパイ防止法の対象になるほどの大変な機密事項だったわけですし(トランプは、これらの書類を機密解除したのだから問題ないと嘘をついていますが、そもそもその理論がもう通用しないわけで)。

そんな大罪の容疑がかかっているにもかかわらず、トランプはしれっと自分はハメられただの、これはバイデン政権の策略だ、職権乱用だのと言い張って。しかもそれを鵜吞みにするサポーターが多いこの現実に、私は身震いしています。

トランプ支持者を馬鹿者扱いするつもりはありませんが、あの人たちはもう知性で物事を判断するのを、ずっと昔にやめた人々なのだと思います。トランプを支持するのも、ただ単純に強いアメリカを求め、トランプの提唱する移民排除政策が大好きだったりするからなのだと思います。ようするに白人至上主義者…。

このような深刻な事態を目の当たりにしながら、それでもトランプの支持率は不動で、寄付金も続々と集まっているとは…。そんな人たちには、もう何を言っても通じないのでしょうね。でも、もしこのままトランプが再選されてしまったら、アメリカは、世界は、どうなるのでしょう…。フと絶望的な気持ちなるこの頃ですが、なんとかここでアメリカが踏ん張り、「アメリカの良心」を世界に示してほしい。そう願ってやみません。
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カメハメハ5世とキング・カメハメハデー

2023年06月12日 | ハワイアナ


キング・カメハメハデーを含む3連休中のハワイ。天気もよくて、気持ちも上がっております!

一昨日金曜の夕方は、ダウンタウンのカメハメハ大王像にレイが捧げられ、昨日はパレードが。久々に見たカメハメハデーのパレード、なかなか見応えがありました! ハワイ外からも高校のブラスバンドが参加したりして、なかなか賑やかなパレードでした。

毎年、カメハメハ大王役とその側近、戦士たちが選ばれてパレードに登場しますが、今年のカメハメハ&軍団も皆、きりりと引き締まった肉体を持つ勇ましいハワイアンたちでした。そのうちの一人の背中に…アメリカ・インディアンの横顔のタトウーが大きく彫られていたのは、少し残念ではありますが(苦笑)。本人も「チッ!」と思ったに違いアリマセン。





さてこのカメハメハデー(6月11日)は、カメハメハ5世時代の1971年に定められた祝日ですね。ハワイ王国が崩壊後もハワイ共和国の祝日と制定され、ハワイがアメリカの一部となった今も、州の祝日と定められています。

それにしても、なぜ6月11日がその祝日と定められているのでしょうか? …ハワイ州のウェブサイトによると、当初は12月11日(カメハメハ5世の誕生日)をカメハメハ5世の記念日とする話が出ていましたが、カメハメハ5世はそれを自身の祖父であるカメハメハ大王の記念日に変更したいと希望。12月11日から一番離した6月11日にその祝日を制定したそうです(嘘か誠か…とフと感じる話ではありますが、ハワイ州のサイトにそう出ているのでそのまま紹介します)。

実はカメハメハ5世は、私が好きな王族の一人でして…。在位は9年足らずと短かったせいか、あまり多くを語られることがない王様ですが、私的にカメハメハ5世について語りたいことはいろいろ。またの機会にお話ししたいと思います。



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「キラウエア火山、目覚める!」

2023年06月09日 | 日記


今週はなんとなく家に引きこもっておりますが、昨日、ハワイ島のキラウエア火山噴火のニュースが飛びこんできて、ドッキリ! 

特に今朝の朝刊の一面には「キラウエア、目覚める」の大見出しとともにヴィヴィッドな写真が載っていて、思わず私まで目覚めてしまいました(笑)。キラウエアが目覚めたのは3か月ぶりでございます。

噴火しているのは、頂上近くのハレマウマウ火口。昨日の朝4時半に噴火が始まり、いくつかの噴火口が開いているとのこと。時に4メートルから12メートルの高さまで溶岩が噴き出しており、この噴火によって火口の底が9メートルほど上昇しているそうです。

噴火はハレマウマウ火口内だけで起きているので、火山国立公園、ましてや外部への危険はない一方で、山頂付近では地震が相次いでいるそう。最大でもマグニチュード3.4とのことですが、火山の女神ペレ&大いなる地球の動向は火山学者であっても100%予測できませんからネ。今後の動きが気になるところです。

そんなわけで今すぐにでもハワイ島に飛んで行きたいけれど、そうもいきません。7月中旬には行く予定がありますが、その頃、女神ペレのご機嫌はいかに? …ドキドキしながら、噴火の行方を見守ろうと思います。
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これぞ本当の「海の道(アラモアナ)」!

2023年06月04日 | 日記


昨日、今日と朝のアラモアナビーチを歩いてきましたが、ものすごい引き潮だったのでビックリでした! 海岸沿いにずっと岩場がむき出しになっていて。これらのエリアはふだん、海に覆われているのですよ。

しかもビーチから100メートルくらい先には、砂州まで。アラモアナビーチで砂州を見たことなんて今回が初めて。昨日、ビーチに着いた時には一瞬、津波の前ぶれかと思ったくらいのすご~い引き潮でした。

今日は土曜日とあって海にはサーファーの姿がたくさん。砂州には小道みたいなものができていて、その上をボードを抱えたサーファーが歩いていました。素敵! これぞ本当の「海の道(アラモアナ)」ですよね!(よくアラモアナの意味が「海への道」と出ているのですが、ハワイ文化の大御所でハワイ語辞典の著者であるメリー・カヴェナ・プクイさんは「海の道」としています…)



引き潮の浜で、貝殻拾いも楽しんできました~。



明日は水着で出かけて、あの砂州の上を歩いてみたい…。そんなことも考えた、幸せな朝でした!

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