森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

さらなるお知らせ

2020年01月27日 | ハワイアナ


新刊のお知らせをしたついでに、もう1つお知らせですー。

実はこれまで、ひっそりと非定期で「ダウンタウン歴史ツアー」「神話&伝説ツアー」を開催して参りました…。

別に内緒だったわけではないのですが、あくまでも口コミでやっていたのですー。ですが新刊の出版記念に? このたび、こちらも公けにすることにしました!

ダウンタウン歴史ツアーは徒歩ツアー、神話&伝説ツアーはチャーター車で回るツアーでございます。

これらのツアー、基本的にはグループ向けで、5、6人から開催ということで実施してきました。が、場合によってはそれ以下でもお引き受けできることがありますので、お尋ねくださいね(コメント欄にご連絡ください)。

いろいろひっそりやる癖がある私ですが、今年はいろいろ公けにやって行こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします(ペコリ!)。


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新刊「やさしくひも解くハワイ神話」のお知らせ

2020年01月25日 | 神話・伝説


みなさま、明けましておめでとうございます! チャイニーズニューイヤーの今日、ホノルルには素晴らしい青空が広がっています。

さて、今日は嬉しい嬉しいお知らせです! 2月26日、新著「やさしくひも解くハワイ神話」が出版されることになりました! 日頃、学んできたハワイの古典的な神話を読みやすい語り口で書いたもので、ハワイ神話の入門書とも言える本、と自分で勝手に思っております。

ハワイの創世記や四大神、女神ペレや半神マウイの物語など、「これを読めばハワイの神話世界がわかる」決定版を目指し、この夏からしこしこ書き続けてきました…。以前の著書2冊はブログに掲載したものに手を入れてまとめましたが、いや、今回の書き下ろしの230ページはきつかったです~。思わず引きこもりになった日々でした。ですがようやく完成です! バンザ~イ。

出版社は、東京・恵比寿のフィルムアート社です。アートや映像系に強い出版社なのですが、なぜかハワイ神話に興味を示して下さり…。力をこめて制作してくださいました。MAHALO!

どうぞ、というよりぜひ! お近くの書店でお求めくださいね。
(はい…最近、アマゾンの一人勝ち現象が起きていますので、ポチっとする前に、まずはお近くの書店にお尋ねくださると嬉しいです。そうでないと…ホノルルのように「街に書店が1軒だけ(バーンズ&ノーブルだけ)」という恐ろしい事態になってしまいますしネ)

実は先ほど自分のブログを読み返していたのですが、2018年1月1日のブログに、「今年は神話関係の書籍を出したい」なんて、新年の抱負を書いてありました…。

それから2年。やっと! 神話関係の書籍が出ることになりました。これもひとえに、読者の皆さんのサポートのお陰です。長い間、辛抱深く私のブログを読んで下さり、有難うございました! たまに消えることがあり、申しわけありませんでした…。

これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします(正座してペコリ!)。 

森出じゅん
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明日はいよいよ旧正月!

2020年01月24日 | 日記


やっとハワイらしい晴天が続いています…。雲一つない青空が広がる中、今朝はチャイナタウンに出かけてきました! 

明日が旧正月とあって、チャイナタウン、混んでいました~。活気がありましたヨ。レストランはけっこう空いていたので、きっとみなさん大晦日、お正月の買い物に繰り出していたのでしょう。



…なにせこの年末年始は日本だったので、ハワイでの大晦日の喧騒を味わえなかった私。なので今朝は旧正月前のチャイナタウンに出かけてきたのでした。楽しかったです!

明日もよいお天気になりそうです~。
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2人の警察官が殉死しました

2020年01月21日 | 日記


昨日の朝9時、ワイキキのカピオラ二公園近くで大変な騒ぎがあり、2人の警察官を含む5人が亡くなりました。

立ち退きを要求した大家さんと住人がトラブルになり、まず大家さんが刺され、駆けつけた警官が撃たれ…。犯人が家に火をつけたので、当の家屋を含め7軒が全焼したのです。犯人を含め3人が行方不明になっていて、焼死したとみなされています。

消防士が駆けつけた時、まだ銃を持った犯人が立てこもっていたので、すぐに消火作業が始められなかったそうです。その結果、炎の被害が拡大してしまいました。





亡くなった警官2人は防弾チョッキを付けていたのですが、なんとも不幸な結果になりました…。亡くなったのはまだキャリア10年以下の警官だったそうで、1人は女性。3人の子供を持つお母さんでした。

犯人はどうやら精神的におかしくなっていたらしく、2014年以降、1人の隣人を含む4人が裁判所に接近禁止令を要求していました。そんな危険な人が、無登録で銃を持っていたのですね…。

ハワイでは今週末、3連休なのですが、のどかな住宅街で恐ろしいことが起き、みんな動転しています。なんてことでしょう…。

殉死した2人、そして被害を受けて亡くなった方々の冥福を謹んでお祈りします。

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ハワイ王国崩壊を悼むイベント@イオラニ宮殿

2020年01月18日 | 歴史


1月17日は、毎年ハワイにとってそれは重要な日。なぜって…1893年のこの日、白人勢力によるクーデターが起き、ハワイ王国が崩壊したのですから。

毎年この日は、亡き王国を悼んでヌウアヌの丘の王家の霊廟からイオラニ宮殿まで大行進があり、イオラニ宮殿ではさまざまなイベントがあります。リリウオカラニ女王像に詠唱や贈物が捧げられたり、特設ステージでスピーチや生演奏があったり。

ようやく雨も上がり青空が広がった今日、今年も宮殿の庭に老若男女が集まりました! 抗議運動…というほど過激な内容ではなく、例年、静かな悲しみを感じさせるイベントなのですが、今年は特に参加者の人数が多かったように感じました。2年前の、王国崩壊125周年といい勝負だった気がします。







それもこれも、もしかしたらハワイ島マウナケア山で現在進行中の、巨大天文台への抗議運動から派生しているのかもしれません。最後の女王、リリウオカラニの愛した紫色の服や黒の喪服に混じって、We are Mauna Kea みたいなスローガンを書いたTシャツを着た方々が多かったですから。

今日は金曜日だったので、恒例のロイヤルハワイアンバンドもイオラニ宮殿の裏庭で演奏していました。今日は特別な日ということで、リリウオカラニ女王が宮殿に幽閉されている間に作った悲しい曲が何曲も演奏されていました…。



あれから127年。今もまだハワイは、王国崩壊に対する悲しみの最中にあるのですよね。喪中にある…と言ってもいいのかもしれません。

毎年、この日はそんなことを考えてしまいます。
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