里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
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自然の中に身を置いてみませんか?

NHKスペシャル「女性の貧困」

2014年04月29日 | 社会・経済

セーフティーネットが機能していない、そのネットにもかかりもしない子供たちがいた。衝撃的。

『Colabo』代表・仁藤夢乃 20140428()

 NHKスペシャル「女性の貧困」あさイチ「気づいていますか子どもの貧困」を見て大人達に伝えたいこと  

昨日のNHKスペシャル「女性の貧困~新たな”連鎖”の衝撃」
今朝の朝イチ「気付いていますか?子どもの貧困」について、
学者や貧困問題に取り組む方々が「状況を報道するだけでなく、その背景や社会保障について報道すべき」だと反応しています。私もそう思います。
行政の責任については語らず、個人の努力を地域住民がサポートし、貧しいながらも自分の道を生きようと頑張っているという、本人の生活に変化がないまま美談にしたてた報道になってしまっていました。

 あさイチで取り上げられていた豊島こどもWAKUWAKUネットワークの皆さんは、社会保障がそこに行き着いていないから、目の前にいる今溺れている子を放っておくわけにはいかず手を差し伸べています。
 
ネットワークが作っているのは「今日食べられる」場地域の目。孤立し、関係性的にも貧困状態にある人たちに声を上げる第一歩としての繋がりを作っています。また、今は貧困状態にない家庭がそこに陥らないための予防的な繋がりづくりにも役立っています。関係性が作れても、それだけでは生活改善には繋がりません。だからやっぱり最低限の生活を送るには社会保障が必要だし、憲法に従って国が支えるべきです。
「なぜ生活保護を受けないのか」「国の支援を受けるべきだ」と言う人もいますが、一人でそこに繋がるのは難しい、繋いでくれる人がいなかったら難しいのが現状です。
厳しい状況にある人は大人も子どもも「人を頼る勇気」がもてません。それなのに「行政を頼る勇気」が持てるはずがありません。 

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