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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

染色月から卯花月へ

2016年03月31日 | 日記

4月1日は義父の23回忌祥月命日

 

3月みそか

気温がぐんぐん上がる気配の山道を

登りきった眼前に

優雅にその樹形を広げる大木あり

 

 

春色のそれに見守られながら 墓参を終え

境内へ進めば

参道の脇の蔵に

どでかい 蜂の巣を発見

 

まるで 酒蔵の軒先に下げられた杉玉のようです

 

陽射しはさらに強まり

気温の上昇につれ

観ている間に蕾が

ぽっぽと音を立てて咲き開くかと思えるほどの

陽気になりました

 

22年前のあのひは 

たしかとても風の強い日だったと

めくるめく月日に 思いを馳せた

春らんまんの墓参です

 


暮春 晩春

2016年03月29日 | 日記

雨や 風がおさまると

 

どこかに身を隠していた鳥たちが

待ってましたとばかりに鳴きはじめ

雑木林の梢や竹の間を行き交いながら姿を現します

 

連日の強風後にウグイスの鳴き声の嵐

合唱コンクールまがいのかまびすさ

♪けきょけきょ ケチョケチョ ♪

 

どんなに耳を澄ましたところで 

鳥たちの心までは解せません

 

 

 

モズのつんざくような 甲高い鳴き声や

異変でも起きたかのような

けたたましさ 騒がしさ

 

鳥の鳴き声の音域は

聴覚による年齢判別にされるそうで

加齢とともにその種の鳥の認識さえも危うくなります

 

聴覚のみならず 臭覚 味覚も

体力気力とおなじく 

いつまでも保っていられるわけではなさそうです

 

タイの土産に戴いた グリーンカレーと

レモングラスのドライリーフ

 

トムヤムクンしか思いつかなかったハーブですが

ひと齧りしてみたら 

イヤミの無いシトラスの香り

 

柑橘の実ではなく

ススキのような葉っぱのはずなのに

シナモンの木っ端に似た

ふしぎな噛み心地

 

ツレアイはさっそくブレンダーでコソコソ

ハーブソルトを試しています

 

抗菌 殺菌 抗炎症作用 鎮痛効果 

虫よけ 臭み消し リフレッシュ効果 等々

このハーブもただ者ではないよう

 

“アジアの薬草” と云われる所以だそうです

 

 


ひさかたの 空光島

2016年03月27日 | 日記

花冷えを思わせる 春風に帆を揚げ

一幅の絵画のごとき 弘法さんと海上の帆

稜線に見える山櫻の うすもも

 

よこたわる半島めざし 

花色太巻きランチがゆらゆら

 

陽光に きらきら

 

人影まばらな 砂浜 海浜

 

干潟の貝採り 黙々と

 

 

風に与る はるの恩恵は

まわりを みごとな “染色月”に 変えました 

 

ひさかたの ひかりのどけきはるのひに 

  しづこころなく はなの ちる さくらん 

 


日和

2016年03月26日 | 日記

華月 花咲月 桜月

3月の異名はわかりやすい 

 

月一の実家の墓参は

ほとんど毎回 姉妹のお出かけ日となり

時々の訪問になったり買い物だったり

お茶して情報交換だったりと忙しい

 

墓参日和などあるのかどうか

ぬけるような青空のもと

行く先々で つぼみ ちらほら 咲きはじめ 五分咲きと各々

ソメイヨシノに限らず あっちこっちに気になる枝先を眺め

お彼岸からまだ日の浅い墓前には カラフルに咲き誇る野立ての数々

 

帰路に寄ったのがこちらのお店

実家のすぐ近くにあったのに つゆ知らず

 

 

ほとんどグラム売り 店内カットスライスで

ソフトサラミを頂戴しました

自家製 本格ドイツ製法工房と謳われ

安心して食べられそう

今度は 私好みのピッツァケーゼや 

オードブルに使えそうな

シンケンアスピックを戴いてみようと思います

 

 


錯誤その弐

2016年03月26日 | 日記

過日 買い求めた カラフル切干

 

散歩で見つけたコレに似てるかな

 

でも 色がキレイだし

 

なにか料理に使えないかと

とりあえず お気に入りの延命酢で

ピクルスに漬け込んだら

 

とほほ・・・

野菜の色素は酸に弱いんだ

 

折角の彩りが おじゃんです

 

煮物にしてたら どうだったんだろう・・・


錯誤その壱

2016年03月25日 | 日記

3月 最終誕生日会ケーキ

 

お彼岸後にズクずく育ったミント葉

産毛をまとった濃い緑 厚みもしっかり

迷った挙句の デコは

ちいさなつぶつぶブルーベリーと

ドライフルーツをラム酒風味に

シロップ漬けしておいた アメリカンチェリー

 

グラサージュしていないので色味がいまいちですが

味の方は上々

 

今回も失敗してしまった

クリームの泡立て

 

桜カラーに仕上げようと思って

足したら

一瞬のうちに泡立てすぎ

ボソボソ

本当に乳脂肪42%は難しい

 

試行錯誤を重ねても

試行錯誤のサクゴが 多過ぎ

 


リベンジ遊歩

2016年03月22日 | 日記

一年にいちど 味わはないと…

 

再度 はるつくしの 土筆を求め

帰宅後 散歩に出かけた  walker

 

ちゃんと あてがあったらしく

ちょうど一食分の ツクシを収穫

手間暇惜しまず ハカマまで取り

夕餉の支度中の私に手渡ししてくれました

 

ごま油で炒めて味醂としょうゆで味付け

 

すこしやせぎみのスギナの子でしたが

おかげさまで 今年も

ほろにがの春アジを 慈しむことができました

 

この地で25年

欠かさずに親しんでこれた

“春宵一刻値千金” の味覚かもしれません


55

2016年03月21日 | 日記

その昔通った 地元 東山動物園でいま

イケメンゴリラ “シャバーニ”が人気

そのうちにご挨拶に伺おうかと思っていたところ

 

スーパーの棚で ゴリラの仲間をみつけ

以前から気になっていた ゴーゴーカレー味とやらのお試し

 

黒カレー ピリ辛 スパイシー

血圧注意で イケないと思いつつ

飲み干してしまったカレースープ

 

なかなかおいしかったです

 

ゴーゴーカレーは 金沢カレーとかで

55の工程で 5時間煮込み 55時間寝かせるそう

こちら 麺の茹で時間まで 2分55秒指定

 

満腹になって 仕事に 55 (GO GO)

 

そのあと 彼岸参りに 55 (GO GO)となりましたが 

慌てて 今日は私の足がもつれ

墓前で水桶に靴のまま水没

なにやってるんだか・・・

 

帰宅して ふと時計を見たら

18:55 

 

夕食の支度をして

食べようとしたら 

19:55

 

55 に何かがおきる

 


夕暮れ散歩

2016年03月20日 | 日記

一段落した ひと仕事ののち

ツクシの卵とじを所望のツレアイに伴い

食材採取の散歩へ

 

強風対策にウィンドブレーカーを着込み

しっかとジッパーを閉じて出発

滅多に人が足を踏み入れない 藪に

コブシが満開

風に吹かれて ヒラヒラそよぎ

まるで 一斉にハンカチを振っているよう

 

踏み荒らされない やわらかな土から

びょんびょん 咲きほこり

探し求めたツクシは ほんの数本

当てが外れてガッカリ

 

途中の側道から垣間見れば

強風時走行注意の 電光掲示

 

本日の夕餉は とれたて筍づくし はるづくし

 

イカと新ワカメ筍添え 生姜醤油仕立て

若竹と新玉ねぎ練り物の甘辛煮

ワカタケお澄まし

 

たった一本で 初タケノコ三昧

 

しゃくしゃく と歯に当たる音

モロコシのような香ばしい風味

 

たぶん うまれてはじめての 

“お彼岸の味”です

 


めぐみの初物

2016年03月20日 | 日記

快晴なれど 風つよし

 

本日は外出とりやめ

館内メンテナンスday

 

道具を探しに行ったツレアイが

戻ってきた手の中には

まぎれもない 平成28年産 新たけのこ

 

手のひらにのるほどの小さなハツモノですが

中は まっしろ ぎゅっと締まった実

 

はるだねぇ はるなんだねぇ

 

昼過ぎまで 綻びが目立っていた

中階段室の補修をし

ひといき

 

外の風は 相変わらず木々を揺らし

陽光を浴びた葉っぱが

キラキラと春の輝きを

振りまき続けているようです

 


はるの味

2016年03月19日 | 日記

地産モノがよく並ぶ

スーパーの鮮魚コーナーでみつけた

アオヤギ 8コ入り 225円也

直径5~6センチ超えの大粒

 

サッと湯がいた新ワカメと味噌和えで戴くことに

 

信じ難いことに 砂はまったく無し

ぷっくりとした見事なむき身は

やわらかでほわっとあまくしっとり

 

あさりや蛤ほど 風味は強くありませんが

やさしい 春のお味です

 

いったいどうやって砂抜きしたのでしょう

秘策を知りたいモノです

 

人参干しも 順次 着々

 

森羅万象 春のいでたち


新薬

2016年03月18日 | 日記

3月 卒業生が退去し

家業の仕事がピークを迎えたのに

先週 マリーナでつまづいたツレアイの

体調がいまいち

 

胃が重い 疲れやすい 眠れない云々

「えらくて(名古屋弁でしんどいという意味)しかたない」

食欲減退 元気なし

 

3月初めの定期受診の処方箋も

新薬がどうしても体に合わないらしく再受診

 

「常盤貴子似のセンセーが診てくれた」と

何だかうれしそーに帰宅後

取り出したのがコレ

転んだ時に どうやら首を捻り

ムチ打ち気味だったらしく

塗り薬を処方してもらったそう

「これ よく効くよ~」って私にまで勧めてくれました

合わない胃薬もジェネリック薬を出してもらい

即日 回復したもよう

 

以前鎮痛薬で調べたら

なかなかわかりやすい記載があったので

写memoしておいたのですが

ステロイド系と非ステロイド、非ピリン系

わかるようで 理解できないもどかしさ

 

その場しのぎのとんぷく薬

効いて楽になれるなら 良しとするか

 

体調が戻れば

もうひと踏ん張り

こなさなければならない仕事が

山積です  ヨロシク

 


カタリ なりすまし

2016年03月16日 | 日記

休み明けに メールを送受信したら

日本郵政ジャパン」からファイル添付のメール有

 ※この添付メールはかなり凶悪なモノだそうです

  ご注意を!!

軽い気持ちで ついファイルを開きそうになりましたが

メール内容は如何にもうさん臭そう

 

「電話代がタダになります」

「ガス代 安くなります」

「連絡が無いと あなたは法律により罰せられます」云々

 

大手企業 一流会社の名を騙る(かたる)迷惑メールのみならず

詐欺関連の勧誘電話 脅迫メールが 

最近とみに多くなり 四苦八苦 

心が折れそうになり 騙されそうにもなります

 

ひと頃ツレアイの携帯に

「〇億円 当たりました」メールが

日に 何通 何十通と届き

アドレス変更を余儀なくされました

 

わたし自身も 2年前

少額のネットショッピングで詐欺に遭い

苦汁を飲まされた次第

運よく(?)被害金のほとんどを取り戻すことができたのは

不幸中の幸いでしたが

聞けば そんなのは序の口で

もっと 巧妙な さらにアクドイものが

いまの世の中にはごちゃまんとあって

いつなんどき 年間何万人という被害者の一人

年額600億円という被害金の一部に 

加わり数え上げられるとも限りません

 

知り合いには

「だから わたしカード使わない」とか

「絶対 ネットでは買わない」とか

「わたしお金ないから 大丈夫」とか

一見 安全圏にいるかのように思えますが

悪知恵を働かせる人は 上手のさらにうわて

電話回線を切ったって

パソコンに触らなくったって

じっと 家に閉じこもっていたって

近所のお店で買い物してたって

あの手この手の魔手新手

 

現在の特殊詐欺の種類 一覧表など見てしまうと 

もうなにもかもが詐欺に思えて

防ぎようがない気がする

 

いたって健康でも おおいに幸せでも

つけこまれる隙や

弱みの無い人間なんていないはず

 

アチラは鵜の目鷹の目

無知なひよこや弱そうなカモ狙い

 

「詐欺被害をカバーしてくれる保険アリマス」

「相談窓口デス」「こちら警察」

という 詐欺もアリ

 

頼れるモノは…なんでしょう


春の三河大島

2016年03月13日 | 日記

潮干狩りシーズンに向けて

桟橋がつながったとの情報を得

 

「そろそろいってみようか・・・」

冷蔵庫の中をあら捜しして お弁当を作り

いざ、マリーナ経由 三河大島へ

 

記憶をたどれば

毎年3月には 訪れているようで

本日の潮を聞いたら 午後2時半ごろが 干潮

 

マリーナ着が昼近くなり 慌てて出港

気が逸って ツレアイは足がもつれてしまったほど

浮かれたのか 加齢か病的かは定かではありません

 

ほど良い潮風を受けて 沖に出てみれば

仰いだ大空に うっすらと レインボウ

 

サングラスをかけた自身の目には 

もっとくっきりはっきりみえました

 

小一時間の機走で着岸

 

先客のボートが一艇有りましたが人影はみえず

 

この日は中潮でしたので

干潮前後2時間が勝負と思い

島一周めぐりに出発

 

ここ三河大島は 周囲約4キロ

停泊できる港は2カ所あり

海岸線のほとんどが砂地のきれいなビーチですが

島の西側一帯 松島から南寄りは岩場が続き 

干潮時以外、徒歩で周るのが難しくなってしまいます

 

ごつごつ ガシガシの岩磯を乗り越え

よたよた ようやくたどり着いた海岸端でランチ

ぺっこぺこのお腹には 

不出来の巻き寿司でさえ ばかうま

確実に春が訪れていた 島の風景を楽しみ

得体のしれない海藻を採取し

 

いまの自分に相応しい リゾート地 周遊の気分

 

 

午後2時過ぎ 

帰路の帆走は 

冬に逆戻りしたかのような 冷たい風

 

島での散歩に観てきた風物が

ふと現実離れした感覚に襲われながらも

 

舫ったポンツーンで

採ってきた流木と

汐臭い もしゃもしゃを

ニンマリ眺める自分がいました


春ドライブ

2016年03月12日 | 日記

高速道路から 雪山を眺めながら

着いたところは 各務原

 

仕事で参列した 式典が済み

春風心地よいドライブの足をのばして

 

こちらにも 寄り

 

興味や知識はなくとも

そこそこ 楽しんでまいりました

 

ところどころ 惹かれるモノに

ココロや耳を傾け

ほどほどに堪能

 

最近脚光を浴びて飛んだ 国産旅客機や

MADE WITH JAPAN とよばれる

日本の技術による 航空機関係のニュースを聞くと

そろそろ この施設は時代にそぐわないのかと

ギャップを感じつつ

 

帰路 3月の青空に泳ぐ

鯉のぼりをみつけ

 

時の流れの速さを ことさらに感じてしまった

春の一日でした