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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

初『槍付け』

2007年10月28日 | 日記

Sakusimaクルージングヨットを楽しんでいると 

ただ走り回っているには飽き足らず 

どこかの港に停泊して散策や食事をしたいと思うようになる。

近場の整備されたポンツーン(浮き梯)なら安心して舫えるけれど

見知らぬ港に入ってどこかに係留しようとするのは

広さも深さも分からず (経験者ならいざ知らず) かなりの冒険になる。

ヨット仲間と情報交換したりHPやブログで探すと

思いはみな同じで『こんなところありますよぉ』とか

『ここは要注意!』とか蛇の道はへび・・・ 羨ましい誘いが多く 

矢も楯もたまらず「行って見た~い!」という欲に駆られる。

『佐久島』は三河湾では有名な 

無料レジャー桟橋のある観光名所で 

民宿・釣り場、

近年は島の人たちが色々なイベントを催していて 

移住者もあり 注目度アップ。

・・・で今回はこの岸壁への槍付けに挑戦。

無風の往路を機走すること3時間弱。

以前トライした港にゆっくり入っていくと 

Yariduke1目的の桟橋は無人。

やった!とばかりにまずはアンカーを降ろし、

エンジンで船を岸壁に近づけたが舫いロープが足らず

ドロドロに汚れた錨を引き上げ再度入れなおす。

四苦八苦している最中も漁船や連絡船が行き来し

その引き波にヒヤヒヤ・・・汗アセっ・・・

大潮で目一杯引いた岸壁は手を伸ばしてやっとの高さ。

船首に乗ったまま頭上の係留リングに結ぼうとして

キャプテンは2度ほど海に落下しそうになりドギマギ

まぁほんとに冷や汗タラ~リの連続で奮戦すること30分。

曲がりなりにも槍付け完了!(^o^)/

Ooasaridonいかにも漁師風のじいちゃんと

この道〇十年格のばぁちゃんのいる『鈴屋』で、

佐久島名物『大アサリ丼』と

今朝捕れたてまだ蠢いている蛸を茹でてもらTakoい祝杯。

海そのものの素朴な味、贅沢この上なし!

目的を無事達成し帰路につく。

些細でちっちゃな事だけど

幾つになっても出来た喜びって感じるもんだね・・・

達成感に晴れバレ・・・経験値1つUp (R)


自家製モンブラン

2007年10月23日 | 日記

Crystalrabbit9月に拾った栗の残りを

冷蔵庫に入れたまま忘れていました(>_<)

 

 

昨日『カボチャクリーム』のレシピが新聞に載っていたのを見て

「あっ!」と思い出し急いで茹でて実を取り出しましたが

3割ぐらいフリーズドライでカチカチになっていました(T_T)/~~~

難を逃れた実を丁寧につぶし 

砂糖・塩・溶かしバター・キルシュを加えぽってりとペーストにし、

最後に泡立てた生クリームをサックリあわせ

栗100%自己流MarroncreamMarroncream完成!

量はみ~んな適当でしたが主人が一言「んっ?うまいよ・・・」

やったね!q(^o^)p(ひょっとして傑作かも)

たまに硬い粒粒やざらつきが気になるけどこれもご愛嬌。

スイーツ作りにこころもまろ~ん 

食欲の秋にたまりませ~ん!

栗餡もたくさんできたので 

冷凍してクリスマスに使いましょ!(R)


2007年最終穴窯

2007年10月21日 | 日記

秋晴れの今日、来年入学予定の学生さんが

部屋探しに見えました。

初予約です。 Tea

午後は穴窯。

工房へ行く前に民芸館付設のお茶室へ寄ったら 

珍しい龍の絵付けのお茶碗での一服。

昨日ドラゴンズがクライマックスシリーズを制覇したばかりで 

ちょっと“時の茶碗”風。

たっぷりのお薄を「焼栗きんとん」で頂きました。

071021anagama2気分一新・・・

今年最後の作陶は 焼き上がりが12月初めということもあり 

クリスマス用オブジェを作ってみました (^^ゞ。

高さ制限の40cmぎりぎりになりましたが 

てっぺんの星のできがちょっと気になります。

裏側からティーライトが入る様になっているので

071021akaimiChristmasには玄関を明るく飾ってくれるかも 。

このあと短い秋の夕暮れ時 

矢作川周辺の自然を満喫しながら 

魚道沿いや鉄橋を散策したら 

ホテイアオイの群生やちょっぴり色づき始めた木々が

Hoteiaoi1残照にひんやりと映えていました。

今年は駆け足で秋が訪れたようです。(R)

 


海王丸

2007年10月15日 | 日記

071014kaioumaru2 先週から西浦半島沖に停泊中の、

『日本丸』とともに名高い帆船『海王丸』です。

近付くとまさに圧巻の一言。

071014kaioumaru1_2まずそのフォルムに感動。

ハープの弦を思わせるようなシート(帆を張る綱)。

マストの組み合わせ。弧を描くブーム(?)の張り・・・等々。 

隣にいるヨットはハンター38ft.ですから

海王丸のてっぺんは軽く30㍍を超え

071014kaioumaru4およそ10階建てビル以上の高さ。

 美しいものを観ると鳥肌が立って肩のあたりがぞわぞわ・・・溜め息もんでした。

キャプテンが一言「おい、ぶつけるんじゃないぞ。うちの保険じゃ賄えん・・・」

071014kaioumaru3わかっちゃいるけどホント近付いて撫で撫でしたくなりました 垂涎(R)


船底塗装日和

2007年10月08日 | 日記

20071006103911 午前10時 上架。

「かなり多いほうですねぇ~」とマリーナのスタッフに感心され、

なんだか悪いことをしでかしたような気分で塗装作業現場にレッカー。

船底、特にバラストキールと呼ぶ錘の部分には

フジツボ・イソギンチャク・ムール貝・ゴカイ・アオサ・イソメなど

訳のわからないものがびっしり・・・

 磯臭芳しく海水がポタポタ落ちるなか

せっせと鉄の爪仕様でカキ取り作業。かき集めれば大袋に3杯分。

いやぁ良くぞ育てましたと開き直り、20071006103809次は高圧洗浄。

30分間消防士の気分で洗浄ガンを踏ん張って持ち、

水ビームを当てるとバリバリジュルジュルと見事に付着物が飛び落ちていく。

 一年風呂に入らず垢取りされてさっぱり!といった体になり、

秋空のもと清々しい姿を見せたMOONRAKER。

よくみると取りきれずフジツボの痕がアバタになり、

高圧洗浄で本来の塗装も剥がれ痛々しい。20071006103843

 塗装日和のこの日は順調に2回の塗装が乾き、

翌日の降架を楽しみに作業終了。

明日は「デニス・コナーズカップ」というこの晩、

沢山のキャプテンやクルーが鍋やバーベキューを囲み、

秋の虫達も賑やかなマリーナの一角で、私たちもお疲れさん打ち上げ。

翌日、前日にも増しての好天・風速5~6m.のもと

最速6.7ノットを出してくれたのが何よりの労いに思えた。(R)