4月1日は義父の23回忌祥月命日
3月みそか
気温がぐんぐん上がる気配の山道を
登りきった眼前に
優雅にその樹形を広げる大木あり
春色のそれに見守られながら 墓参を終え
境内へ進めば
参道の脇の蔵に
どでかい 蜂の巣を発見
まるで 酒蔵の軒先に下げられた杉玉のようです
陽射しはさらに強まり
気温の上昇につれ
観ている間に蕾が
ぽっぽと音を立てて咲き開くかと思えるほどの
陽気になりました
22年前のあのひは
たしかとても風の強い日だったと
めくるめく月日に 思いを馳せた
春らんまんの墓参です