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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

72時間

2010年04月28日 | 日記

  先週土曜日の正午、叔父の急変「キトク」の連絡が入ってから

月曜日の“精進落し”まで押し流されたようにあっという間。

 

そして火曜日、追い討ちを掛けるように

知人から時ならぬ服喪ハガキが届きました。

  

 ともに同病、ホスピス(終末医療)の最期ということでしたので

驚きや哀しみを超えて“むぎゅっ”という感じで

臓腑を摑まれたような気がしています。

 

 弔いは何回立ち会っても『慣れる』ものではなく

訳あって「葬儀」の一連を

すべて見届けることとなったのですが

次から次へと摩訶不思議とおもえる

“奇遇”“奇縁”も起こり

さらに斎場から帰った日の夜は

映画「おくりびと」が放映され

足掛け4日間、めくるめく72時間を過ごしました。

 

   

 信仰の的である「神仏」とは、

人のツナガリの証なのだと

思わずにはいられません。(R)


R月

2010年04月15日 | 日記

 昨年、シーズンのはしりに戴いた浦村の「牡蠣」は

“お待たせ!”感のあった秋味でした。

 

 昨日、鳥羽・伊勢参りのお土産にと

シーズン最後のシェル牡蠣を頂きました。

 

 『花見を過ぎたら牡蠣を食べるな』

『Rの付かない月に牡蠣を食べるな』と云われる様に

“岩ガキ”などの例外を除き、

5月から8月は産卵期を迎え身が痩せ味も落ちるのだそうです。

    

 シャブリもボウモアも無いのでビールで我慢、

肥満と呼びたくなるほど

丸々太ってぷっくらした身をほおばれば

ホップの苦味と磯の香りが

舌と鼻を行き来しゆるゆると春っぽい。

殻付きのままレンジでチン、

味付けなしが 『Simple is best』 です。(R) 


八重桜

2010年04月13日 | 日記

17回忌の供養に出かけた菩提寺は

「桜だより」にも名を連ねる古刹。

満開のエドヒガン、ソメイヨシノやシダレザクラに

花見客が賑わい

手をあわせて拝む頭上に

歓声をあげたくなるほどの花吹雪が舞いました。

    

 草取り墓掃除を済ませてから本堂で読経、

そのあとお斎をいただき丸一日かけて追善供養。

  

ひととおりを終えて帰宅すると

春の香りの濃く湿った庭先では

18年前に義父が手植えした八重桜が

はじける様に咲き始めていて

宵闇のなか、まるで「花明かり」のよう。

    

 さっそく摘んで塩漬け、

このあと白梅酢で色留めいたします。(R)


始まりはいつも

2010年04月12日 | 日記

 4月から翌3月を一括りとする

『学校年度』の仕事柄

新入居者の入学式を終えようやく諸事スタート、

ホッとする季節になりました。

 

待ちかねた土曜日は

好天に開放感も相まって気分は上々

なんヶ月ぶりかの潮の香りと

波の揺れを味わってきました。

   

 

 潮干狩りや海水浴といった

“シーズン”を控える三河大島。

 

“舌”のように海に延びた砂浜が

満ち潮にともなってみるみる狭まり

瀬で追われる鳥たちを撮ったり流木で遊んでみたり・・・

 

まぶしい陽光に映える海岸も風はまだひんやり冷たく

トロピカルな木々たちがなんとなく縮こまっていて

波打ち際で海水に触れる気にもなりません。

 

高台に足を向けて丘の上の

『大島神社』に参拝し強欲に多々祈願。

ふと見あげればその“扁額”に

場違いなような『名』を見つけ

とたんに何かしら引き戻された気分に。

   

 かさつく“白骨”のような細長い流木を土産に帰航。

ラグーナの季節は賑やかに、そして穏やかに始まりました。(R)


春爛漫

2010年04月07日 | 日記

 気温20度を超え春タケナワとなったこの日

母の外来診察後に病院前の名古屋城へ行きました。

  

満開の桜と開府400年を謳ったお城は

平日にもかかわらず結構な人出。

 

『金のシャチホコ』の展示や『はち丸』君に出迎えられ

サプライズ的な“お花見”となりました。

『侍団子』と『桜ソフトクリーム』は売り切れてしまい

やむなくフツーのソフトクリームを味わいながら

ちらちら舞う花びらが更に気分を盛り上げてくれる道を

車椅子でゆっくり散歩、母の目からは涙がぽろぽろ・・・

  

 日本のお城に“桜”は似合い過ぎます。(R)


初もの

2010年04月01日 | 日記

 4月1日は義父の17回目の祥月命日。

 

そぼ降る春雨にしっとり濡れた地面をもたげて

初筍が顔を覗かせていました。

掘りあげてさっそくお供え。

   

 これから大地の“轟き”を頂きます。(R)