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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

オジサン達の遠足

2008年07月27日 | 日記

080726kaijyouhoantyou2  

 

 

 

 

 

Yacht友(ヨットモ)に誘われてオジサン達が、港から巡視船に乗り、海上保安庁の演習を見学に行きました。

我が家のオジサンは前の晩から、まるで遠足前の小学生よろしく、

カメラに帽子にタオルにと持ち物や服の準備にイソイソ。

メールで戴いた日程表をプリントアウトまでしてソワソワ。

お茶を冷やして鞄を選んで・・・もう開いた口がふさがりません。

080726kaijyouhoantyou1 船に乗るという楽しみなのか、Yacht友と出掛ける嬉しさなのか…

こんなにワクワクしているオジサンを過去に何回見たのか…記憶にないのです。

 炎天下、何百人という乗船者と一緒に非日常を味わってきたオジサン。

帰宅時の日焼けした顔は、まるで少年のようでした。(R)


『潮騒』の島

2008年07月22日 | 日記

080721kamishimatoudai  三島由紀夫著『潮騒』の舞台、

伊良湖水道沖の“神島”の灯台の明かりです。

 

080721irago1 20年ぶりに伊良湖を訪ね、岬にあるホテルの結婚式に列席。

 “海の教会”という触れ込みのこのチャペル、

真向かいに神島を含めた太平洋が、見事な夕日と共に一望できます。

近隣には「日出の石門」 や椰子の実の歌で有名な「恋路が浜」もあるところ。

080721iragochapel2080721hiinosekimon 厳粛な気持ちで賛美歌〈聖歌312番〉もうたいました。

『これからの苦難は、神から二人に与えられる試練・・・』云々、

司祭の言葉が抵抗なく心に響き渡ります。

 080721iragochapelヨットマンでもあるO.N新郎のこだわり品2点。

お持ちのヨットと共にとてもおしゃれなキャプテン、人間の奥行きも感じます。

 080721taipintokomono大海に向かった高台は、日没と共にひんやりとした風が吹き渡り、

霞んで見えていた神島に灯台の灯が入ります。

人生にも、こんな灯りを必要とする人がいる気がしました。(R)


美人Menu

2008年07月18日 | 日記

今朝は、しぼんだ花たちがシトシト雨にうな垂れています。

0807bijinsarada 昨夕は開花数更新を記念すべく、エアコンを効かせ、白ワインで乾杯。

黒酢とオリーブオイルを掛 けた“美人サラダ”とアツアツの“美人キッシュ”の晩餐。

なかなか開かないベランダのつぼみに視線を送ります。

ようやく18輪が咲き揃ったのは夜中の1時過ぎ。

080717gekkabijin18rin  れしぴ:美人サラダ0807bijinquiche

 材料/きゅうり・青シソ・月下美人花びら

~適当に刻んで適当にちぎってオリーブオイル塩コショウ黒酢を掛ける。

 れしぴ:美人キッシュ

 材料/パイ生地・卵・生クリーム・玉ねぎ・ズッキーニ

・トマト・月下美人花軸・イタリアンサラミ・ゴルゴンゾーラピカンテ

~パイ生地を敷いて炒めた野菜肉類をのせ生クリームとチーズと塩コショーで味を調えた卵液を回しかけ

180度のオーブンで20分焼く。

 しばらくしたら鉢にお礼肥えをしましょう。(R)


バリアフリー・ポンツーン『マンボウ』訪問

2008年07月15日 | 日記

0807manbou  知人のブログで知った、車椅子でも利用できる係留所『マンボウ』におじゃましました。

ラグナマリーナから車を走らせればほんの10分ほどの距離。

 ラグナマリーナを出てクローズホールドとアビーム帆走で約40分。

竹島を大きく左に迂回しながら港に入ると、こじゃれた洋風の建物が目印。

3艇限定のポンツーン(浮桟橋)です。

 利用許可の申請をして付近を散策。

目を惹かれたお向いの建物『生命の海科学館』に入ってみると、まるで“愛・地球博”の時のテーマ館のよう。

ひげクジラの化石や珪化木など初めて目にするものばかり。

億年単位の生命の歴史に触れました。

0807kyouryu0807higekujira 炎天下をものともせず、次はぶらりと竹島へ。

久し振りの蒲郡プリンスホテル前の海岸です。

 人出も多く、満潮の波打ち際にたくさんの海草が打ち寄せられてました。

熱風と共に運ばれる潮風はかなり磯臭く、近くの『文学記念館』へ避難。

 当地に関わる文学作品を紹介するこの記念館は、

往時の旅館でもあり展0807wasituyoritakesimawonozomu示室でもある和室から、

かつて菊池寛、川端康成、谷崎潤一郎、文豪たちが愛でたであろう竹島の景観が懐古できます。

まさに一幅の画。

身も心も涼やかになり退出。

 再び噴き出し始めた汗を拭きながら、自販機のコーラ一本で延々我慢を重ね、

海岸線に沿って黙々と自艇に向かいます。

許可申請の折に垣間見たランチのメニューに望みを託して。0807ondinamadobe

 バリアフリーポンツーンの管理棟でもある

イタリアンレストラン『Ondina』

同世代ならユーミンのあのフレーズをたぶん口ずさむであろう窓辺の風景を眺めながら、

『すみません水のお代わりお願いします』を3連呼。

係留延長をお願いしつつ、サバランのドルチェまでしっかり頂きました。

ごちそうさま。0807ondinadolce

  予定外のひと時を過ごし、ひたすら海の恩恵と感謝しながら港を後にします。

日差しは目まいを起こしそうなくらい強まり、

じりじりと焼け付く手足を気にしながらようやくたどり着くと、

ユメちゃん一家が賑やかに愛艇の手入れをして見えました。(R) 


2008月下美人

2008年07月10日 | 日記

080710gekkabijin ようやく今年も、開花しそうなつぼみが揃いました。

現在22輪。うまく一度に咲けば記録更新です。

 

 友人から譲り受けてはや10年。

年々植え替え・株分け・挿し芽・冬守りと手間隙をかけ、

これ以上持ち上げられないほど大きくしてしまった鉢植え。

春夏秋とベランダの大半を占め、冬場も室内日当たり最高のスペースを確保。

ほとんど女王様待遇です。 

“月下美人”の花は、開花時の芳香と大きさ華やかさにおいて稀な植物に思いがちですが、

民家の庭先で日中しぼんだ花柄を見かけることしばしば。

意外と手の掛からない丈夫な多肉観葉植物です。

またほとんど知られていない花穂可食の事実。

シャクシャクとした歯ごたえと、オクラやよく肥えたワラビの茎のようなねっとりした舌触りです。

 この時期、梅に桑の実、イチジクにびわと実の付いた木があちこちに見られ、

天然サバイバルの夫はためらいもなく口にしますが、

夏になるといつも頭をよぎるのが『バーベキュー事件』

今が花盛りのキョウチクトウの枝を串にして、死者まで出てしまったという話。

(参考:有毒植物・有毒物質一覧

http://www.niah.affrc.go.jp/disease/poisoning/plants/contents.html) 

 まだ記憶に新しい中毒ニュースも2件、あじさいにぼた餅。

原因もまちまちで不安ばかりが募りますが、食材に対してもっと知識や見る目を養いたいと思う日々です。(R)


風が運ぶモノ

2008年07月03日 | 日記

0807oxalismurasakinomai  昨夕、開け放ったベランダや窓から、

なんとも心地よい風が入ってきました。

高原のような爽やかさに、しばし梅雨も夏も過ぎてしまったような錯覚に陥ります。

 6月の窓は締め切りがち。

頭痛を催すくらい苦手な、栗の花の芳香を運んできます。

0807agapanthusnew 海の上では、時々思わぬ風に包まれることがあります。

以前ビックリしたのは『ごま油』のかおり。

陸地がはるか見えるか見えないかの洋上で出くわした、濃厚な薫風。

まごう事なきゴマを煎る独特のかぐわしさ。

蒲郡には有名なごま油工場があると、後に知りました。

 

 テレビで“ねむの木”満開のニュース。

なんと開花時あま~い香りがするそうで、そんな芳香に包まれてみたい気がします。

ひょっとして、香りで眠くなるのかしら。

 風評、風説、風聞。風が運ぶものには疎ましいものもありそうです。

 風習に沿い、風流な生活をし、風光明媚を愛す。

風靡にあらがわず、風采に構わず、風邪・中風にかからぬ様・・・身にまとう風の多さに気づきます。

 開花まぢかのアガパンサス“アフリカン”と、

鮮やかなカラーリーフを風に揺らすオキザリス“紫の舞”です。(R)