nandemo kandemo3

nandemo kandemoなんでもかんでもナンデモカンデモ
ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

王様の耳は・・・

2008年05月24日 | 日記

守秘義務、他言無用。0805kaeru

新聞に取り上げられていた裁判員の法律的罰則のみならず、

人間にとって禁止事項はいろいろストレスが溜まります。

 救急外来に着任して2年目。

新人を迎えて指導者という(名ばかりの?)役目の緊張と、

非日常的職場話を抱えて2週間ぶりに娘が帰省。

こちらは手を尽くして、いわばストレスのガス抜き役を買って出ます。

 栓の抜けた風船がしぼむ様に、ひとしきり喋り尽くすと

あとはひたすら眠り、また食べるの繰り返し。

0805kurumic賄いは炭火焼きのスローフーヅ。

あかあかと燃える熾き火の色と香りは、どんな心をも和ませてくれる気がします。

 雨の午後、“くるみクッキー”を焼きました。

時間も温度も控えめにしたのですが、ちょっと胡桃の苦味が気になります。

ぷっくらガスで膨らんでサックサクに焼けたクッキー、

カリッとかじれば「おおさまのみみは・・・」と聞こえてきそうです。(R)


“土”の恩恵

2008年05月19日 | 日記

0805card1 長時間帆走し、風と揚力の関係を

多少なりとも会得した気分で意気揚々と帰宅。

教え教えられ、助け助けられ・・と極意も感じつつ、

就寝前に読んだ「帆走技術教習本」の内容も染み渡る如し。

Y.C船長さんありがとうございました。

  翌日、陸酔いを抱えながら田植えの手伝いに行く。

「今日もいい風吹いてるなぁ」と、うす曇の空を見上げながら地平線がゆらっ。

ただでさえ足元の悪いあぜ道や泥の中でくらっ。

 田んぼを吹き渡る湿った風は潮風とは違って、

べたつきは無いがちょっと匂う。

粘土質の田の中にうもれた足は、踏ん張っていないとすぐにすくわれそうになり、

ぬめりと格闘しつつ無事田植えを終える。自分の植えた苗の列ゆがんでる(-_-;)

0805sakutou1   次は泥汚れを抱えながら作陶に行く。

同じく粘土を手にしながらロクロの手元がふわっ。

田んぼのふにゃりとした手ごたえの無い粘土とは違って、

体全体から力を込めて作業しないと土に負けてしまいそう。

ひたすら土と闘う、ってほどでもなくどうにかこうにか

時間内に作陶を終え携帯に記録、カシャッ。やっぱりゆがんでる(-_-;)

 粘土の中で根を広げ、八十八の手間をかけて育つであろう稲の実りは、

たぶん私のお腹をも後日満たしてくれるはず。

 その形に整えられた粘土は、極限の乾燥と窯焚きによって

さまざまな物を満たす器となるはず。

先人の知恵をしっかり受け止めたい気がする。(R)


雨後のタケノコ

2008年05月14日 | 日記

0805take  ちょっと目を放した隙に裏庭で伸びていたタケノコ。

室伏選手の太腿(見たこと無いけど)ほどのぶっとさ!

天まで届いているかのような頂点!

おもわず「どっひゃぁ~!」と叫んでいました。

 最近オカルト系の小説を読んでる私は

オモワズ“竹の怨念”を感じた始末。

今までおことわりもせずお礼もせず、

たくさん筍を食べてわる~ございました、クワバラくわばら…  

それほど見あげた筍に畏怖を感じたわけ・・・

(それにしてもこの成長DNAってすごい)

 折りしも未明の凄まじき雷鳴に打ち震えながら、

雨露を凌ぎぬくぬくと毛布に包まっていられる幸せをひたすら感じる。

それは、石を穿つ雫のように繰り返し“謙虚”な心を私に与えてくれる。(R)


秘密のワラビ園

2008年05月12日 | 日記

080511warabi ひねもすPC に向かっている私に呆れて、

ぷらっと小一時間散歩に出掛けた連れ合いの土産の“わらび”です。

 まぁコースはだいたい分かっているので、

とりたてて秘密というほどでもないのですが、

雨上がりでにょきにょき、煮物・和え物と楽しめそうです。

6月頃迄まだ数回は採れますが、だんだんやせて筋っぽくなります。

筍もそろそろ終盤、 淡竹(ハチク)へと移行。

 散歩から帰ってきても、何もありつけそうも無いと悟った夕食までの時間潰し。

こんどは日曜版に載っていたブーメランのペーパークラフト作りを始めてました。Paperboomerang

この手の作業は結構得意なご当人。

黙々と作っ ては飛ばし作っては飛ばし・・・

「ちょっとぉ~それ面白そうじゃん!」と真似してみるけど、自分のは戻ってこない。なんで?think

 2,3レクチャーを受け、思うようにクルクル戻って来ると面白くて堪らない。

とりつかれた様に飛ばしまくっていたら頭がクラッ。

まったく三半規管の弱い私。

自戒のつもりで並べた夕餉の蕨は、春先のそれより強いえぐみが残ってました。(R)


平穏有事

2008年05月09日 | 日記

Yutuki  昨夜久し振りに長男とメッセンジャーが繋がり、

知らぬ間に夜中まで喋っていました。

大学のこと、就活・ゼミ・教育実習etc。

先日の埼玉の地震は、東京でも震度3だったとか。

どうも関東は最近多いなぁ・・・。

物価の変動にもかなり驚いていました。

 半年の留学期間は、まさに値上げ前後にはまっていて、

新居に落ち着きいざスーパーに出掛けたら、卵・牛乳・納豆と、

冷蔵庫の必須食品がことごとく値上げしていたはずで、

ちょっとした浦島太郎気分だったんじゃないかしらん。

ちょっとオーバーかな(~_~;)

ガソリン高い、バターが無い、ともぼやいてました。

唯一あちらで@1,000円近くもしていたタバコの価格差が

ヘビースモーカーへと拍車をかけないといいけど・・・

 〇〇は天下の回りモノ、どんなに硬く閉じようとしても

羽根に錘は付けられず、流れにも逆らえない。

苦にしてると悪循環になるし…身の丈にあった生活しましょ。(R)


陸酔い(おかよい)

2008年05月07日 | 日記

マリーナでは大型連休で真っ赤・真っ黒に日焼けした顔が、賑やかにSailing話し。

神島、答志島、浜島、五ヶ所湾等々、風と波との戦い振りを潮っぽく聴かせてもらいます。

 みなさんいかにも海人風ですが、長時間船に揺られると

下船後どなたも一様に、陸酔いに悩まされるそうです。

ダイビング用語でもあるこの陸酔い、特にパソコンの画面などを見ていると辛いのです。

不快と錯誤の中間を?感覚でさまよう感じ…二日酔いと一緒で、暫らくすれば治ります。0805yumechan

 ユメちゃん、アナタも陸酔い?

 10数年カヌーを伴ったキャンプの時もそうでしたが、

気の小さい私は出掛ける前いつも不測の事態を想定、

万が一帰れなければ・・・とやたら家の中を整理し、

後ろ髪惹かれる思いで鍵を掛けます。

取り越し苦労の多いこと。

これまでは杞憂に終わっていますが、「死ぬかと…」思ったことが少なからず。

殆んどが自然の脅威、台風・大雨・寒波そして水です。

布一枚でさえぎる狂風雨、数㍉の板下が深さ数十㍍と言う落差、

あわやという恐怖を否が応でも感じつつ不安を面には出さぬよう、

子どもたちに気取られぬよう作り笑い。精一杯の自衛策だったように思います。

 そんな親の芝居気を知ってか知らずか、文句も泣きつかれたことも無し、

単に鈍感だったとは思いません・・・。

いまも家族全員、平静を装うのが得意な気がします。

 決して親しみ慣れることなく、身の回りの自然の力を見縊らないように。

陸酔いもかわいいおまけです。(R)


♪もりとんかつ・いずみにんにく~♪

2008年05月04日 | 日記

ネットでゴルゴンゾーラの入ったチーズケーキ見つけました。

http://www.aromassimo.co.jp/ “ブルーシャトゥ”と命名されています。

 材料のクリームチーズのうち3割をゴルゴンゾーラに替え、焼きあがったのがコレ。Bluechateau

ブルーチーズ独特の香りと塩味が、食べたあとふわぁっと鼻と舌をくすぐる感じ。

気張ってアーモンドプードル入れたのに、タルト生地が思ったよりサクッとならなかったのは残念。

焼き色もちょっと度を過ぎてるかな…次回は少し低温にしてみましょう。

ゴールデンウィーク後半、鼻歌混じりに作り始めたものの夏の様な陽気に辟易し、

娘と共にパジャマのまんま大汗かいて奮闘。

ルピシェのカサブランカ・アイス・ティーで、すっきり爽やかにお腹におさまりました。(R)


「魚板」(魚鼓)

2008年05月02日 | 日記

20080425gyoban  むか~し昔、

当館でインターホン代わりに使われていた魚板をリサイクルしました。

 この魚板、禅寺などで儀式の始まり等を知らせる法具で、

木槌で叩くとかなり広範囲にコンコンと響きます。

重さ10kg。

お腹の“撞き座”部分をノミで削ってやすりを掛け、

オイルステインを塗ってアート。

う~ん、結構いいかも・・・

 “魚板”を調べていくと、魚の如く昼夜目覚めて修行する象徴、

口にくわえた「玉」は

貪・瞋・癡(むさぼり・いかり・おろかさ)といった人の煩悩をあらわし、

腹を叩いて三毒の浄化をはかる…云々。

仏に帰依・・・とはいきませんが精進します。

当館へお越しの折はどうぞ思う存分浄化してみてください。(R)