予報を裏切り
マジックのように晴れ上がった
五月の晦日
僚艇に誘われて 答志島へ
8か月ぶりの伊良湖水道越えです
水道手前にて 本船の動向を伺い
神島めがけて・・・
航路ブイを確認
渡り終えると ホッと一安心
神島の全景を拝みながら
鳥羽方面に向け
手前を右折して
答志島 和具 入港
船団長の隣に舫い停泊
本日のお宿
いつもの 温泉で自艇を眺めながら汗を流し
いつもの 大春鮨で
船団長お勧めの
さわらの炙り
ほら貝 の 活造り
を食していたら
スマホに 防災情報 着信
マグニチュード8超えの地震速報が入り
「津波警報が入ったら
すぐに船で沖に出なきゃいけない」と
これは “ほら”ではなく たぶんまじめな話
幸い 津波の危険はなかったのですが
この地震 日本全国を揺るがせたと
あとで知りました
ほろ酔いのお腹に
活けくるまえびのフライなぞ おさめ
さわらの海苔巻を締めに
答志島の宴会終了
潮の香りではなく
なぜか えもいわれぬ
花の芳しさに包まれた港の片隅
居心地の良い 僚艇のデッキで
たっぷりとコーヒーをおよばれ
答志島での
ふかく静かな眠りについたのです