実家 最後の手続き後
姉と二人で
父母の大好きだった鰻ランチに
かれこれ30年ぶりの『西本』へ
平日 午後1時を回り タイミングよくすんなり着席
ごくふつーの うなぎ丼 注文
ほどなく テーブルに運ばれてきた
焼き色も懐かしい うなどん
往時 舌鼓打ちながら 頬張っていた
亡き父母の顔を思い出しつつ
じっくり戴きました
たっぷり偲んで 味わった
肝吸い付き 2100円
中庭も 離れも
おぼろげな記憶のモノと変わっていません
父がたぶん 一番好んでいたのは
今はもう閉店してしまった
『千代福』という料亭の “うなぎの釜めし”
「あの釜めし おいしかったよね~」
「そうそう あのオコゲがたまんなくってねぇ」
「トンテキがぶあつくってさぁ」
そんな話ができる相手も
もう数えるほどになりました