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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

師走準備

2009年11月30日 | 日記

 今年最後の窯詰め窯焚きは、

両日ともぽかぽか陽気に恵まれました

 

深夜になってもコート要らずで

豚汁やストーブに汗ばむほど

 

穏やかさは気を緩ませ

“うっかり”がとても多くなりあたふた

 

   

 恒例のイルミネーション点灯式も

例年にない暖かさ

なのに観客も参加艇もずいぶん少なく感じました

その日その場にぴったりの雰囲気というのを得たいと

ついわがままになってしまいます

 

 明日から師走、あまり欲張らず、

気を引き締めながら

身に合った“ほどほど”の暮らしを整えたいと

心準備しています(R)


はや初冬

2009年11月20日 | 日記

11月初旬に訪れた神島、

散策の途中あちこちに

“石蕗(ツワブキ)”が咲いていました。

 

 

我が家では12月にしかみられないこの花、

調べてみたら

【暖地の海辺に自生】とあり、

“冬の季語”とされています。

 

 寒くなったので

大急ぎで“湯たんぽ”のカバーを作成

 

このエコな暖房器具、

冷え症には欠かせません。 (R)


2009 秋の新作

2009年11月17日 | 日記

20×40×高さ30の大型バッグに4日がかり、

ひさしぶりにクラフトしました

 

重さ6キロ近い医療器機を持ち歩く、

母の介護用ショルダー兼手提げかばん

持ち手部分と底に革をあしらい、

防水塗料塗布したかなり頑丈な造り

大きさ強度共に

許容範囲の広いのがクラフトバンドの利点です

 

今日、本屋でクラフト関係の

書籍を立ち読みしてみてびっくり

 

知らない“結び”や“編み”に加えて

デザインも様変わり

とり残された“浦島太郎”のような気分になり、

意欲が萎縮しそうです(R)


ぬさもとりあえず

2009年11月15日 | 日記

“神島”滞在の折り電話予約のあった、

2010年度新入生さんのお部屋のご契約

 

『このたびは幣もとりあえず手向山 

もみじの錦 神のまにまに』

菅原道真の歌がふと頭をよぎりました

これから土日ごとに慌ただしくなります

   

 きょうは七五三、着物の日、かまぼこの日、お菓子の日… 

地域の行事で“たません”焼いてまいりました

地元の方たちの文化・芸能活動のお披露目、発表会

むかしは運動会だった住人同士のふれあいの場も

少子高齢化でこうした交流会へと移り変わっています

   

20メートル近い風の中での神島ツァー、

レース情報が入ってきました

 

陸は好天続きでも

海上はフェリーが転覆するほどの強風波浪模様

 

快挙もしくは怪挙話に持ち切りとなりそうです

 

 霜月半ば、早々とお歳暮も手配し終わり年賀状も着々

家業その他あれこれ、臨戦態勢としております (R)


11月の驚愕

2009年11月11日 | 日記

JPの年賀状が発売されると

届きはじめる喪中欠礼。

 

菊模様や薄墨枠の葉書の束を前に

ため息をつく、生前の父をふと思い出し

その胸の内がしみじみとわかる気がしてきたこの頃です。

 

 今日ツレアイに学生時代の

友人本人の服喪知らせが届き、

驚きと悲しみとともに

北海道、千葉、静岡、大阪などの遠隔地の輩と

連絡を取り合いつつ、

ついでに旧交をも温めている高らかな声。

 

かなりびっくりの知らせの上に

電話先の報じる近況も輪をかけている様子。

 

数十年の時を超え、浮かんでくる面影は

昔のままかもしれません。

 

 今年3月、自分にもかなりショックな

級友の訃報が入りました。

卒業後も数回会い、

メディアでそこそこ名の売れた人でもあったらしく

胸キュンどころか上半身ぞわぞわして

電話口の声が裏返ってしまったほど。

 

 突然飛び込んでくるこのたぐいの知らせに、

しどろもどろうろたえるのが普通でも

なんとか気を振り絞って、

ギクシャクせぬような言葉を返したいのです。

 

そう、大袈裟でもなくとってつけた様でもない

故人を偲ぶ“こころづくし”の弔意。

 

ただただ亡き人に思いを馳せ回想する、

悼む気持ちだけでは気が鎮まりません。(R)


三島文学散歩~潮騒~

2009年11月09日 | 日記

文中『歌島』と呼ばれる、“潮騒”の聖地、

鳥羽市神島を訪れました

標高170㍍周囲約4㌔、

450人足らずの島人を守る孤島

ここは日本の秘境100選として選ばれています

 

 

 ホームポート蒲郡から約5時間

機帆走を繰り返し渥美火力沖を経て

本船行き交う“伊良湖水道”を渡ると目の前が神島の港

 

 冬になれば西からの強風のため渡島不可能と聞かされ

勢いづいた今年最後のロングセーリング、神島初上陸です

 正直なところ『三島文学』を解する才など持ち合わせてはいないので

海路を辿って行き着き尋ねることができるという、yacht友の誘いと

その可能性だけが気力の元だったと思います

 

 この島は、多くの観光地に起きがちな客寄せのための

“見せんかな”や“いらっしゃい”を長く自重しているとか

入港時に見た双胴船以外、カモメ舞う湾内は長閑な漁港そのもの

それでも「来た人」は慎ましく迎えられている様に感じました

 

 荒天時にはじっと耐え抜かんばかりに、狭い入り江に寄せ集まった住居

そこかしこを縫うようにめぐる通路は坂路や階段ばかり

2時間あまりの周遊さえ息遣い荒く、途中何度も休憩する体たらく

『潮騒』にまつわる碑や解説板が立つ先々で周りを眺めなおし

誰もがレンズを向けそうな建物や景色をデジカメにおさめ

誰しも堪能する海産物に舌鼓を打ち丸一日

選りすぐって島の時間を味わい尽くしました

 

 水平線に眺めた島の夕暮れ朝焼け、

堤や岩場で群れながら毛繕いする鳥たち

日の当たる坂で孫を背負う姿、

頬かむりのおばさんが魚を干す磯浜

 

 ここが“神に支配される島”と呼ばれるのは、

さほど不思議ではありません

潮の騒ぎこそ似つかわしい離島です  (R)


電飾

2009年11月05日 | 日記
 
街中で はやばやとピカピカ光る家がある・・・
というか 年がら年中付けっぱなしとも思える
放置イルミもちらほら
 
「なに屋さん?」と訝しくなるほどに飾り
光源の眩さ激しさに
目を背けんばかりの美容室あり
 
かとおもえば、人里寂しい人家で
灯火も点らないのに風に揺れるイルミ
  
天空に瞬く星の輝きは、手の届かぬゆえに憧れる(R)

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Singularity 秋色讃華

2009年11月04日 | 日記

 凛と冷え込んだ11月3日は

“晴れの特異日”(Singularity)

秋色に染まる道をぶらりと歩いてきました。

 

自宅を出るとすぐに一面トウカエデのカラーリング

樹それぞれが趣向を凝らしたかのように彩る葉っぱ

約束違わず“秋彩”を迎えている通い慣れたコースの景色

高台からは20㌔先のツインタワーもかすかに見えます。

      

 ひとまわり2時間後、歩を進めながら道端のツルや実を集め

秋色を讃える、こんなWreathが出来ました。(R)


初スピン

2009年11月03日 | 日記

  風による推進力を得るためのヨットには

セールとよばれる帆が不可欠ですが

前後2枚のメインやジブ・セールではなく

追い風専用に張るセールがスピン。

 風も穏やかのどかな海上で時間もたっぷりあったこの日、

気まぐれ向上心から、かび臭いまま仕舞われていた

スピン・セールを揚げてみる事にしました。

 

携帯で知人から指示を仰ぎつつも

自信なさげに準備するツレアイ。

陽が傾き刻々と時間が迫る中、

意を決しての初回トライはうまく風をはらまず

銀鱗まばゆい夕日に照らされ急かされる様に再度挑戦。

 

悪戦苦闘の後ようやく帆がぷっくらと上がり

しゃばしゃばと水流に乗って進みはじめた我が艇

 

その派手なデザインに照れながら、

隣の観戦艇から拍手までいただきました。

 操作に手間のかかるこのスピン、

あげる向きもタイミングも

そしてその条件もかなり難しいそうですが

あの手この手“奥の手”を潜ませている気がして、

なんだかうれしくなりました。(R)