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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

年末行事

2009年12月15日 | 日記

いまだ12月らしい冷え込みが訪れず、

ぐずぐずしている間に半ば過ぎ。

ようやく年賀状も完了したので、

重い腰を上げて“蘭”や“月下美人”など

霜や寒さに弱い鉢を館内に取り込みました。

大小合わせれば100鉢も超える数、

肩と腰がとたんに悲鳴を上げます。

頭痛腰痛肩こり・・・さっそく筋肉のほぐしを兼ねて

夜の散歩に出かけました。

ひさしぶりに見る近所の夜景、

観覧車や沿線を飾るイルミが

消えない花火のようにきれいです。(R)


2009年12月10日 | 日記

 雨上がりの空に2本の虹が架かっていました。

 

 虹を見つけると、まずほとんどの方が微笑み、

大抵の人が“幸せ”や“希望”を感じると思います。

 

滅多に見ることができない“稀さ”にその期待度は高まり、

流れ星の如く祈り、願いさえもしてしまうという神秘的な現象。

 

 2重にかかる虹を“副虹”とか“福虹”ともよぶそうですが

プリズムやら光彩やら、

そこに科学的説明が加わると醒めてしまいそう。

 

 虹の元には財宝が埋まるという迷信や、

天界につながり神との契約や

証をあらわすとも伝わる光のアーチ。

 

出現のその偶然性を、

吉祥の“兆し”に見立てたくもなります。

 夜空にかかる

“月の虹”というのもあるのだそうです。(R)


工房

2009年12月06日 | 日記

 「これ、景品に自分で描いたのね」と

見せて頂いたバッグとサンバイザー。

自宅に工房をしつらえ、暇さえあればデザインされているそうです。

 古い家具の、

リサイクルを目的として始まったといわれるトールペイント。

 

布製品やガラス、陶器などに

意匠を凝らした“化粧”がほどこされ、 

『ひとつだけのもの』として、

さまざま形で復活しています。

 

 

 

 陶芸教室を開いている知人夫婦主催

「dokidoki工房展」を見に行ってまいりました。

 

 

30余名の生徒さんの作品とともに、

一年間に焼き上げた陶磁器の展示です。

織部、志野、備前など土と釉のおりなす数々の器や置き物のうち、

得意と伺った、呉須の手描きの作品が際立っておりました。

  

 たとえ消耗品といえども、

身の回りのひとつひとつに思いを込める。

 

手を加え“手に成る”と、

得難くそして捨て難いものになります。(R)


“蜜柑”の競い

2009年12月03日 | 日記

我が家に各種の“みかん”が揃い踏み。

 

横綱:蒲郡ブランドみかん『箱入娘』、

大関:同わけあり『おてんば娘』、

そして“祖父が育てました”という頂き物、

関脇:『不良娘』?。

失礼ながらこれは見た目からツレアイが命名、

柑橘界の序列ではございません。

 

産地はすべて中部地区で、甘味勝り酸味ほどほどの美味。

『不良娘』は、片手間とはいえ趣味の域を超えた代物で、

「これだけのものが出来るなら手入れも楽しいだろうね~」と

毎年の便を心待ちにしています。

 

 「日本の果物は美味しいです」と、よく在住の留学生に言われますが、

“美味追求”は飽くことを知らず、知恵も技術も天井抜け、

そういえば、渋皮が簡単にむける新品種の栗ができたと聞きました。

 美味しさにこだわり、贅沢に過ぎてしまうと、

フツーのモノが口に合わなくなりそうで困ります。

 昨年から実をつけ始めた庭先の柿の木、

“渋柿”をむいて干しました。(R)


揺れ②

2009年12月02日 | 日記

 船の動きを、ヨーイング(首振り)

ピッチング(上下)ローリング(左右)

縦横回転の複合的振動の繰り返しを

“ダッチロール”(蛇行)などと言い

この揺れをゆりかごの如く心地よく思う方、

反して不快に感じる“船酔い”

 不規則な動きに対する酔いを

“加速度病”や“動揺病”と呼ぶそうで

漁師や船乗りも、

陸に上がってしまうと弱くなると伺いますし

フィギアスケートの選手でも

普段の逆方向にスピンすれば目が回るという話し

 

慣れや経験などの後天的、

年齢的なものも関係するようですが

結構周りには、揺れや回転を

生まれたときから克服している人がいます

 

 シーソーやブランコで遊ばなくなった昨今

海に浮かぶ船上の

大小さまざまな“揺れ”という刺激に

とっさに足を踏ん張ったりつかまったり

優雅といえなくても反応し

鈍くなりがちな反射運動とやらを、

少しでも維持出来ればと思っているのです(R)


揺れ①

2009年12月01日 | 日記

 スピンセールを揚げてのセーリング時、

マストトップの風見を気にしすぎて

目が回りました

 

 4年前、突然襲った

重度のめまいでツレアイが入退院

 

当時大学病院で1週間検査治療を受けましたが

未だ原因不明、現在に至ります。

 

“めまい”にもタテぐるぐるヨコぐるぐる、

うずまきふわふわ眼前真っ暗と色々あり

 

眼球の振れ、いわゆる“眼振”をみると

傍目にもその加減が分かると知りました。

 

やれ耳石や三半規管、心労、血流、脳疾患

はては自律神経失調症などと騒ぎ

しばらくおとなしくしていたのみで、

最近は思い出すことも無いほど。

 

 目を瞑っていても回る感覚は、

まさにツカミ所のない恐怖感があります。

 

中学生時代、体育の授業中

“砲丸”を後頭部で受け止めてしまった愚かな自分、

意識はありましたが目眩で頭を持ち上げることも

地面に立つこともできず1週間入院、

その後もしばらく平衡感覚が機能しにくく、

よく立ちくらみを起こしました。

 

 目に映るものがくるくる廻ったり

揺れ動くその感覚は、

体の変調や危険信号に思えても

熱や痛みのように頓服薬も一般的ではなく、

自身で理解や処理できない“不快”なもの

 

とりあえず命そのものに支障はないようで、

我慢や辛抱に尽きる“耐振”です。(R)