ポツリポツリと喪中欠礼のはがきが届くこの時期「えっ?」と絶句した挨拶状があった。
高校の同窓生から “夫 他界” の知らせである。
たしか以前に新居引越し通知をもらったし中学生位の子供もいたはず・・・
2・3年前と 連続して実弟・実父の喪中欠礼を出した私は、
この類の挨拶状に止めどもなく慌ただしい
さまざまな情景を思い起こし感情的になってしまう
年末毎に絶える事のないこの通知。
『門松は冥土のたびの一里塚・・・』云々と
一休禅師の戒めのごとく捉えるには
未練やシガラミが多すぎて気が重い。
生者必滅 会者定離などと哲学的悟りを気取るつもりもさらさらない。
『目出度さもちう位也おらが春』と
一茶くらいにあえて醒まさないと友人に再会できそうもない(R)