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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

シーズニング Ⅰ

2010年05月31日 | 日記

 ニューヨーク生まれ、天然のハーブを使用した

岩塩ベースのスパイス調味料のクレイジーソルト。

   

 こしょう、トマトパウダー、砂糖、ごま、パセリ、フライドオニオン、

ガーリック、タラゴン、その他香辛料を加えたマジックソルトは

フレンチシェフとのコラボで生まれたそうなのでヨーロピアンというところ。

    

 食べるラー油として売り出された

「桃屋のラー油」を以前みかけたのですが

近頃は品薄とかで、買えないなら作っちゃえっ!

という方のブログを読みながら

材料のニンニクにしり込みしています。

     

 屋台の常連メニュー「焼きソバ」に

塩味タラコ味と出始めたので

ウチ焼きそばは塩胡麻油味、バター醤油味、カレー味

チーズ溜まり醤油味、ナンプラー、コチュジャンとあれこれ味付け。

冷蔵庫の奥にみつけたトムヤムクン・ペーストも

初夏の陽気のミーゴレン(焼きそば)ランチにアレンジしてみたら

レモングラスの独特の香りや食欲増進させる刺激にハマリソウな予感

ソーミンチャンプルーでもいけそうです。

    

 でも、ほっとするのはやっぱり日本のソース味かしら。(R)


平均

2010年05月27日 | 日記

平均気温、平均年収、平均年齢、

データを「平らに均す」平均値があります。

 

 世界保健機関(WHO)から発表された

2010年の日本人平均寿命83歳。

 

 ここひと月のうち

親戚縁者3人の葬儀につづけて参列した今

“平均”などというシミュレーション的な数値の

ヘンに気を持たせる無意味さ頼りなさを感じるばかり。

 

忌明け法要のため

6月は毎週喪服に手を通さねばならなくなりました。

 

   

 はじめて届いた「年金便」の数値には  

 関心どころか先行き不安にさせられてしまい

身一つ支えることを懸念するふがいなさ。

現在受け取られている国民年金の平均額は年間63万円、

厚生年金の受給平均額は同じく198万円だそうです。

  

 ナンデモ理由付けしたがる平均的人間として

幸せを欲しがり不幸の原因をも

知りたがる自分がいます。

  

 食べたいものを食べ、したいことをし、

あっけらかんと生きたいものです。(R)  


モモクリ三年カキ八年

2010年05月24日 | 日記

5月の作陶日、

気付いたら3個の器ができあがっていました。

    

 2002年からはじめた穴窯陶芸、

柿の木ならばそろそろ実を結ぶはず。

 

当初は与えられた 4㌔の土を

時間内に 使い切るのがやっとの思い

 

不恰好、不満、失敗の集大成のような塊でも

出来不出来に関係なく 窯に入れられ

カラカラがさがさこてこて艶々まだらに焼き上がり

数々の作品となっています。

 

ただ無心に土を手にしながら

感触を楽しみ疲れを味わい

できばえに作り手として一喜一憂し

その器はずいぶん時間を経てから利用され

なんとはなしに役目を果たしているものもあります。

 

使ってみてようやくその“勝手”に気付き、

試行錯誤に繋がるので

反応反映は鈍く、熟考を重ねるというには程遠いのです。

   

 陽にあたる生乾きの器たちを見ながら

あまり疲労も達成感もこだわりもなく

淡々としている自分がいました。

なんでもかんでも、たび重ねると生まれるモノがあるようです。(R) 


re Ⅱ

2010年05月22日 | 日記

 先日ゴミを運びこんだ美化センターは

焼却場とリサイクル所を併設

 

処理と資源化を目的とし

ゴミの減量や再資源を図る近隣組合施設です。

 

 自治体にもよりますが、

ここ数年で分別や処理内容が逐次変わり

持ち込めるゴミは細分限定され処理代も値上がり気味。

 

以前はゴミ捨て場に出せばおしまいといった

日常生活の不用品処理も

仕分けや手続きもめんどうになり片付けにくくなりました。

 

 情報知識として頭の中では理解できていても

いざ手持ちの“何か”を無くしたいとすると

様々な規制が働き

予定通りにいかなくて憤慨したり途方に暮れたりと

気付けばガンジガラメになっていたりもするのです。

 

 瓦礫一個でも木っ端でも

見目ウルワシイ緑の葉っぱでさえも

たかがゴミ、されどゴミというわけで

塵も積もればの例えは

何にでも当てはまるのかもしれません。

  

 近隣の空き地は

産廃施設や古紙再生工場に借り上げられ

郊外はどんどん

“ 3R ”銀座になっていく気がします。

 

いわば「モノの終の棲家」でもあり、

生まれ変わりの「再生地」とも云えます。(R)


廃棄処理

2010年05月13日 | 日記

毎年ゴールデンウィーク前に済ませていた

卒業生さんたちの粗大ごみやその他の処分が

雨上がり強風の昨日、ようやく片付きました。

 

 例年通り2㌧トラックで2往復、約900㌔

 

今年はそれに加えリサイクル家電や

古タイヤなども引き取り業者に持ち込み

見苦しかった不用品の保管場所の物置は

きれいさっぱり、身も心もすっきりしています。

 

 

 ゴミ処理のわずらわしさは年々負担が増すばかりで

加えて感じるのはモッタイナイ気持ちだけでなく

まだ使えるものが安易に捨てられるコトへの苛立ち。

破棄されるのはモノばかりではありません。

 

  

 作業中、ズンッ!と伸びたタケノコをみつけ数本収穫。

旬も終わり近くなり、

惜しみながら甘辛に炒めて食べました。(R)


馬の目皿

2010年05月12日 | 日記

 

招かれて訪ねた古民家風の食事処「四季乃舎」

  

 自宅から20分なのに瞬間タイムスリップした気になりました。    

 

 

 

 

 

  

        

 野菜、ごま、こんにゃくなどの滋味そのものの料理に続き 

 

 

炭火に炙られた串アユが

鄙びた色合いの器でお膳に載せられます。

これは『馬の目皿』とよばれる絵付け陶器で

ぐるぐると描かれた渦巻き線は

“雷雲”や“長寿亀”をも表すとか。

囲炉裏を囲んだ板の間で、シットリした時を過ごし

〆にはこの店一押しの“ゴモ”  とよばれる

五目御飯もたっぷり頂戴しました。 

 

満たす風味も、目に映るモノも全て

永い時を経た親しみと安らぎが感じられ

「お店」と意識しなければ手枕で横になりたくなったほど。

   

 いまどき、こんな気分にさせる処はなかなか無いと思うのです。(R)