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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

球根

2007年02月13日 | 日記

球根

「不精者向き」という謳い文句に惹かれ、

球根までネットのバーゲンで買ってしまった。

珍しい黄色のムスカリや黒いチューリップ

矮小品種おやゆび姫やら色々

計150球の球根が届くまで

ドでかい段ボール箱を想像していたら

なんてことは無い、たったタバコの1カートンほど。

ギュウギュウ詰めにされた小玉葱や

ラッキョウのような球根たちはもうすでに芽や根を出し始めている。

ショップ曰く、秋植球根は冬の寒さに50日以上当てれば

芽吹き花を咲かせるという理屈で冷蔵処理されているらしい。

早速開花時を想像しながら鉢を選び、せっせと植え付けマルチングまでした。

・・・2週間後。

再びショップを覘いてみると

「暖冬に注意!」この異常な暖かさで発芽しない恐れが・・・云々とあるではないか!

慌てて我が家の球根達を見に行ったらちゃ~んと芽吹いてました。

重そうにマルチングの木の固まりを持ち上げて。q(^o^)p(R)


春先のサーファー

2007年02月13日 | 日記

春先のサーファー

風速5.2m. 

低気圧通過に伴う荒れもおさまったと聞き 

帰港してくるヨットのクルーに『行ってきま~す』と

景気よく手を振って出発。

しかし気のせいかやたら帰路につくヨットとすれ違う。 

出港早々Sail Upに躓きつつも 

『目標 大島!』

と不安を押し隠しながら 

右45度のクローズで帆走する。

ティーラーに時々思わぬ力がかかり

反射的にぐぃっと引くとバウ(船先)が波と垂直にあたり

潮臭いスプレーをもろに浴びる。

『引き返そうか・・・』と弱気なスキッパーが

ヒールに慄きすぐさまセイルを弛める。

2mileも進んだ頃 

次第に皆が帰ってきた理由も飲み込め 

後悔・・・イヤ航海しつつ白い波頭を恨めしげに横目に見て

大島の横をターン。

・・・と思いきや未熟な技量ゆえクルクルあらぬ方向へと

風にあおられ波にあおられ船酔いということばが頭をかすめる。

ようやく方向を定めアビームで快調にセーリングし始めたものの

容赦無い寒風が吹きつけ

視野に入ったサーファーの姿がやたらに寒々しい。

 

ウィンドサーフィンの帆がきらきら光を反射して

まるでアメンボみたいに波の上を滑っていく。

・・・一方こちらは楽しんでいる余裕も無く 

必死の思いでマリーナに辿り着く。

かの世界的ヨットマン堀江氏だって

毎回頭痛と吐き気に悩まされるんだ・・・

という慰めとも戒めとも聞こえるスキッパーの声。

『最近過労気味でね』と言い訳する私。

夜勤明けでしかも骨折中の小指を庇いながら

淡々と片づけをしてくれるクルー娘に頭を垂れる。

二度と乗るもんか!・・・冬のヨットには・・・。(R)


手工芸講座

2007年02月05日 | 日記

手工芸講座

校訓「文化に学ばむ・・・」

の名目で毎年行われる

高校の一日授業に行ってまいりました。

10数年続けていらっしゃるプロ級の方、

高校創立以来きてくださっている藁草履のおじいちゃん、

その道の第一人者であられる絹彩画の先生、

その他10名の講師に混じり高校生相手の一日講座です。

28名の高校生のAuraはすごいです。

一挙一動に返って来る言葉や心の動きが

とても新鮮でpowerful。

 

負けじと声高になって喘いでしまい 汗・アセ・焦っ!

寝る間も惜しんでの準備や労力も、

クラフトバンドの完成作品と

振る舞いLunchを前に吹っ飛んでしまいました。

やめられませんねぇq(^o^)p (R)


ヨットで恵方巻き

2007年02月04日 | 日記

ヨットで恵方巻き

 風速4.5m. 日差しに春を感じた午後、

玉子・ミツバ・数の子・マグロ・椎茸・アボガド・牛蒡漬で作った

自家製恵方巻きをキャビンに積み込み出航。

予想外のうねりに23ftの船体を任せながら

バウ(船首)にスプレー(水飛沫)を浴びる。

湾内ですれ違った35ft.くらいのヨットは

20度近くヒール(傾き)し船底をあらわにしていた。 

クローズ・ホールド(風上45度)、

クローズド・リーチ(風上60度)、

ウィンド・アビーム(風に対して90度)、

クォーター・リー(風下45度)、

ランニング(風下垂直)とまぁ、風向きに対してヨットの進行に

呼び名があるらしいが ウィンデックス(風見鶏)を見ながら

ティーラー(梶棒)にしがみついているのが実情。

前方に船影を認めれば

タッキング(方向転換?)でもして避航しなければならないが

「そこのいてのいて!」状態で、

海広しといえども ぼぉーっと走っているわけにはいかないらしい。

このあと体調を崩し舵を娘に任せダウン。

父娘は月齢15.0の満月が出るまで走り狂っていたらしい・・・。 (R)

この時期は仕事が忙しく
 
なかなかヨットに乗ることができずイライラしてばかり。
 
しかし今日はうまい具合にお天気と仕事のタイミングが合ったので
 
思い切って午後からマリーナに出かける。
 
午前中にとりあえずの大急ぎでどうしてもやらなければならない仕事だけを片付け、
 
昼食もとらずに車に飛び乗って海へ向かう。
 
ヨットは前回のエンジンの故障も修理が終わっていて
 
順調に港外に出てゆく。
 
冬の海はそれほど風がないにもかかわらず
 
いつも結構うねりがあるような気がする。
 
エンジンを停止してメインとジブのセールを全開にして沖に向かうと、
 
波頭を切り裂く音がドッシーン!ドッシーン!と船全体に響きわる。
 
久しぶりのセーリング、気持ちがいい!
 
ところが20分ほど走ったころ
 
ティーラーを握って舵取りをしていた家人が
 
急に気分が悪いと言いだす。
 
船酔いでもしたのかと思ったが、そうではなさそうで
 
寒気と頭痛がするとのこと。
 
ひとまずマリーナに戻りクラブハウスで一眠りしたいという家人をおろし、
 
娘と二人で再度沖に向かう。
 
そのころには波も風も少し穏やかになり、
 
のんびりゆったりと日が沈むまでセーリングを楽しむ。
 
その後は気分も回復した家人と三人で、
 
本当は船の上で食べるつもりだった
 
恵方巻きの寿司の夕食をクラブハウスでとる。
 
くしくも今夜は満月、
 
海に映るまん丸の月を眺めながらなんともいい気分である。(H)