「熊野古道歩いてきたんだぁ。ママの硯の周り カピカピになってたよねぇ」と娘。
愛用の硯は手入れが行き届かず、ややもすると箱と一体化しそうなくらいコテコテです。
一人暮らしの娘が熊野に行ったことも知らず、思わぬ“みやげ”に戸惑うことしばし・・・。
神棚に供えました。ありがとう。
帰国が近付いた長男にSeattle “みやげ”をあれこれ注文しました。
無事帰国さえしてくれれば…と、言いたい所ですが頂いた餞別のお返し用。
Seattleにはスターバックスの1号店があり限定物のマグカップがあるらしいのです。
手に入れば・・・
私の実家は40年以上続く零細観光物産の老舗(?)。
私は“みやげ”で育ったといっても過言ではありません。
今はもう土地の名物的な感覚は無くなってしまい
何処へ行っても何でも買える世の中です。
ことしも漸く顔を見せてくれたクリスマスローズ。
うつむき加減のその容姿を愛でながら
“みやげ”についてあれこれ考える自分がいます。(R)