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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

みやげ

2008年02月29日 | 日記

20080229kumanomiyage1 「熊野に行ってきたから・・・」と突然くれた“みやげ”。

「熊野古道歩いてきたんだぁ。ママの硯の周り カピカピになってたよねぇ」と娘。

 

愛用の硯は手入れが行き届かず、ややもすると箱と一体化しそうなくらいコテコテです。

一人暮らしの娘が熊野に行ったことも知らず、思わぬ“みやげ”に戸惑うことしばし・・・。

神棚に供えました。ありがとう。

 

 帰国が近付いた長男にSeattle “みやげ”をあれこれ注文しました。

無事帰国さえしてくれれば…と、言いたい所ですが頂いた餞別のお返し用。

Seattleにはスターバックスの1号店があり限定物のマグカップがあるらしいのです。

手に入れば・・・20080229xmasrose_2

 私の実家は40年以上続く零細観光物産の老舗(?)。

私は“みやげ”で育ったといっても過言ではありません。

今はもう土地の名物的な感覚は無くなってしまい

何処へ行っても何でも買える世の中です。

    

 ことしも漸く顔を見せてくれたクリスマスローズ。

うつむき加減のその容姿を愛でながら

“みやげ”についてあれこれ考える自分がいます。(R)


地産地消

2008年02月20日 | 日記

20080220manryouato裏の雑木林で幾種類かの鳥の鳴き声が聞こえます。

仲間に餌のありかを知らせているのでしょうか。

庭先の赤い実はことごとく消えてなくなります。

 

「地産地消」 数年前耳にした言葉です。

その土地で採れた物をその地で消費すれば地元農家に貢献、

かつ流通輸送が省け諸事情の理に適い地球にやさしい・・・云々。

それほど大袈裟に考えてはいませんが、

嬉しいことに自分が住む近隣にはJAが存在し

米・野菜・花卉類がとれたてで手に入ります。

スーパーで買うときも「〇〇県産」と地元の名があれば何とはなしに安心して買ってしまったり・・・。20080220hakusaiduke

過日、JAで山盛り売られていた赤カブを塩漬けしたら

思いのほか美味しく漬けあがり、

気をよくして今日は地元産大玉の白菜を漬けました。

例年師走の頃に安く白菜が手に入れば仕込むのですが、

昨年は少雨やら天候の良し悪しで、手ごろな白菜に巡りあえず断念。

寒さと塩梅が味を左右する漬物としては「雨水」も過ぎ、気温が気になるところ。

水があがったら早めに冷蔵庫に避難させることにします。

正月前、確か4個150円で買ったこれも地元産のユズ。

おせち料理のナマス、ふろふき大根の味噌、うどん、サラダドレッシング、芋煮、おでんetcと

片っ端から入れ続けました。

中でも唸るほど美味しかったのは、キトキトのイカで作った塩辛に針ユズ。

某割烹料理店のアテかと思うほどq(^o^)p。

このユズなぜか今だ傷みもせず冷蔵庫に転がっています。

もちろん赤カブ・白菜漬けにもたっぷり入りました。

地産地消、ユズれないかも。(R) 


相性

2008年02月14日 | 日記

 豆乳鍋に入れる食材を検索したら

肉魚野菜に加え ゆば・あげ・とうふetc。200802sumiyaki

加熱によって徐々に膜を張ってできたその豆乳鍋の湯葉ではなく

あえて加工完成した湯葉や厚揚げなどを鍋に入れて食すとあります。

素材を同じくするものは喧嘩しないということでしょうか・・・

 酒とつまみの相性然り。

Wineに干し葡萄・・・軸付きの干し葡萄を最近みかけます。200802bourbon2

焼酎に蕎麦・・・通の呑みかただと噺家のどなたか曰く、

米・麦・芋焼酎や泡盛でも変わらない気がします。

あれ?日本酒だったかな・・・ならば あられをつまむ、か。 

となると我が家の晩酌に欠かせないBourbonには・・・

ポップコーン?(~_~;)

せめてトウモロコシを食べた牛豚のサラミとしたいところ。

口にはいれば何でもいいはず、わがまま言いすぎ(R)


七福巻

2008年02月09日 | 日記

行事食は毎日献立を考える主婦にとっては結構有難いもの。

節会(せちえ)の代表、正月のお20080209oyuki_3せち料理をはじめ

季節を思い起こす料理をせっせとつくり楽しんでいます。

 

昨夜 娘が寮から帰ってきて一週間遅れの恵方巻をリクエスト。

外は予報どおりの大雪で外出もままならず、

こんなこともあろうかととって置いた正月の塩数の子を塩抜きし、

椎茸を戻し、他に巻けそうなものはないかと食材探し。

卵OK。三つ葉の代りにレタス。長芋の千切りもイイかも。

頂き物・伊勢土産の時雨蛤みっけ。

赤色は・・・っと、ありました!梅酢に漬け込んでおいた新生姜。

“窓際のトットちゃん”のお弁当は

海のものと山のものを入れる約束だった記憶ですが、

我が家の恵方巻は始めた当初から七福。

赤青黄の彩り・七種の食材と決めています。

冷蔵庫や買出しの都合で

海老・イカ・まぐろ・アボガド・明太子・たくわん・牛蒡の味噌漬け等、

毎年中身は変わりときには不評の巻き物になることも・・・(^^ゞ。

すでに積雪は10㌢を超えています。

明日が日勤の娘は今日中に帰らねばなりません。

風邪気味の主人が、朝から布団に入ったまま読書に勤しむ娘に

『タイヤにチェーン巻いて寮に送って行こうかぁ?』

と話しています。

巻物で邪鬼払いか厄落としをする思いです。(R)


春慶節

2008年02月03日 | 日記

20080121tubaki2月7日は春慶節。

Happy Chinese New Year!

当館に在住の留学生が先日、旧正月を里で迎えようと母国に帰省。

我が家の娘と同い年で名前は岩さん。

(決して『お』を付けて呼んではなりません)

某社のウーロン茶のCMに出てきそうなとても可愛い女性です。

20080129tubaki爆竹や龍の舞で有名な春慶節。

中国も北の方では家族親戚縁者が集まって

正月の間じゅうみんなで餃子を食べるのが慣わしらしく、

まさに餃子は国民食の観。

水餃子が最もポピュラーな食べ方で、

皮・肉餡と全て手づくりの茹でたてを黒酢に付けて食べるとか。 

以前、他の留学生に皮作りを教えてもらったことがあります。

小麦粉を熱湯で練り、寝かし丸めた団子を可愛い麺棒で神業の如くクルクル延ばす作業。

 

20080203tubaki

親から子へ子から孫へ伝えると聞いた皮つくりは、

日本のお節料理の伝統に通じるところがあります。

 

立春を前に昨秋瀬戸の『ふれあい芸術展』で戴いた「椿」が満開に。

茶花といえばすぐに思い浮かべるほど愛好家も多い椿ですが、

まだ目にしたことのない 落花の潔さを見るのも楽しみです。(R)