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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

2009 夏のフィナーレ

2009年08月31日 | 日記

  地域のボランティア活動『新池殺生』で初賞味

ブルーギルとブラックバス、鯉汁を食べました。

貯水池の堤防修理に水を干す際

池の生態観察も兼ねようとお声掛かり。

珍しい「よしのぼり」「おいかわ」「かわむつ」

希少種の「かわばたもろこ」などなどを確認。

外来種のミシシッピーアカミミガメやアメリカザリガニ他は駆除。0908shinike2 

200名を越える参加者が、手にてにバケツやタモを持ち

泥んこになって夏休み最後の土曜日を楽しんだようです。

 汚水が流れ込んでいないという確認のもと

濁った池から捕えられたばかりの生き物を観察し

鯉、ブルーギル、ブラックバスを即調理、まさに“活け造り”。

お味はといえば、舌平目に似た白身、臭みも嫌味もなく

予想に反しておいしゅうございました。

お年寄りに伺えば『小さい頃から楽しみで

前の晩眠られんかった』程の行事

他にも『兎追い』や『鳥打』をして当たり前のように食べたとか

『集団で食べる』という

“みんなでやればこわくない”心理かと、ふとおもいました。

 

      

   翌日は8月のヨットレース。

 

丁度一年前、〇〇期障害でぶっ倒れて観戦叶わなかったレース

残念ながら今年も相棒へのゴール拍手は鳴らせませんでした。

豪快に飛ばし、揺れにゆれた28フィートの豪華ボートの船上で

焼け付く肌は程よく風に冷まされ、クラクラする揺れと酔いと眠気と暑さに

たどたどしくレースメモを執りながら、行く夏をしっかり惜しんでいたのです。

 

      

 今朝、連続で陽に晒された体のそこかしこは

わずかに腫れた様に感じられ

頭の芯がボォーっとしています。

疲れなのかそれとも軽い日射病なのか・・・

 

コワク的な“ひ遊び”ではないと思いますが・・・(R)


訳あり

2009年08月31日 | 日記

  夏物のバーゲンは最終価格にも見捨てられたのち撤去され

しっとりと落ち着いた色合いの秋物が店頭に並んでいます。

 

“SALE”にも色々あって、作りすぎ、季節外れ、規格外、旧モデル・・・

なんとなんと“アウトレット専用商品”もあるとカノ知識人から聞きました。

     

訳ありのその“わけ”よりも、

すかさず値札に目が行ってしまい

物盲化してしまう私です。

 

物に限らず“訳あり”は

「ここだけのはなし」「大きな声ではいえないけど」的

秘密や胡散臭さ が伴っていそうで、

知りたいような聞いてはいけないような・・・

 

大義名分の立たないことはごまんと有るし聖人君子は近寄りがたし

“水清ければ魚棲まず”と昔から言うじゃない。

 その“わけ”を『聞かなきゃ良かった』と悔やむより

いつまでもベールに包んでそっとしておくのも問題なし。

     

 「わけあり」には結構代えがたい魅力があり

怖いもの見たさに近い感じで好きなんです。(R)


あんびえんと

2009年08月28日 | 日記

  “ambient” (環境音楽) という言葉に出会いました。

心を豊にする、居心地のイイ空間つくりに適する曲奏という注釈。

音楽のジャンルであるらしく、拾って聴いてみると

「癒し」とか「大自然」「エスニック」といった雰囲気。

受け留め方にも差異はあると思いますが

無音の世界に送り込めば

すぐそこに大草原や原生林の地が広がるような・・・

 

            

 確かに逆作用を及ぼす音楽もあり

その“ヒーリング効果”に選択肢が得られると思います。

記憶を辿れば2005年万博会場の際

多くのパビリオンで流れていたBGM如き類い。

 

不思議なもので、その聴覚からの刺激によって

目に映るすべてのものに

鼓動や息吹きを感じた気がします。(R)


葉月から長月へ

2009年08月27日 | 日記

 ランチ付き“日舞鑑賞会”がありました。

昨年に日舞の「新派」を立ち上げた友人主催

国際ホテルでランチを頂きながら舞踊を愛でるというモノ。

 

“どにちエコキップ”を買い込んで、いざ街中へ。

 大舞台と花道モドキの小舞台の周りに

総勢160名ほどの食卓が並ぶ会場はすでに賑々しく

ちょっと畏まって席に着きました。

挨拶のあと始まった舞いは「連獅子」に「橋弁慶」。

その後ランチコースが運ばれ顔見知りとビールで乾杯。

昼間っから申し訳ない気分でグビグビしちゃったけど

ほろ酔いで隣席の友人との話も弾んだワ。

延々3時間、12曲の演目が終了。

       

 地下街を久しぶりにぶらぶら、

香りに誘われて“妙香園”でほうじ茶を買いました。

店頭で頂くお抹茶と冷茶のサービスがうれしいお店です。

地下街のパン屋さんで“ポニョぱん”見っけ。

         

 帰路の寄り道、大塚屋で便利モン2つ買いました。

待ち針代わりのミニクリップ、♂♀無しのマジックテープ

ぶきっちょな私でも楽できそうです。

 

  夕方は不在者投票に市役所へ。

上弦の月がくっきり見えた空はすっかり秋色

一日がストンと終わりました。

         

別名長月、稲刈り月とも呼ばれる9月が

すぐそこまで来ています。(R)


“月下美人”嫁ぐ

2009年08月21日 | 日記

 落下する蕾に憐憫さえ感じ、

溜め息交じりの落胆の日々の末

なんとか持ち堪えた月下美人が2鉢ようやく嫁ぎました。

小さくて弱々しげではありましたが青息吐息様でも

必死に開花しようとする兆しが見られ

不足ながら発送に至りました。

 

寸前に縮んだ蕾を除き残りのひとつ1つを恐る恐る保護

道中の衝撃に耐えてくれるよう祈りながらの梱包

無事開花してくれますように・・・

         

     

 月下美人の開花シーンに感動を覚えて

もう10年以上経ちますが

今年ほどその希少さを思ったことはありません。

日照、気温、湿度、はては「土が衰えたのか?」とか

「ウィルス発症?虫害かしらん?」などと

気に病むことしきり。

今年延びたシュートや新葉も、

ツヤ色張りともにおぼつきません。

          

 止まぬ雨は無く、明けぬ夜は無しと

『明日』を望んでいます。(R)


“け”と“はれ”

2009年08月20日 | 日記

墓参り、迎え火送り火、盆踊りと

例年になく過ごしやすいお盆でした。

 

 日本人の感覚では正月や祭りを

“ハレ”の場としていますが

夏祭りを含め「盆」も同類でしょうか。

 

物心の着く頃から元旦や施餓鬼

そして地元の花火大会の日など

毎年2~30人の親戚縁者が集まり

当たり前のように準備やお運びの手伝い。

 

伯父叔母から貰えるお年玉や

お小遣いに嬉々とはするものの

食べ散らしなどの後片付けは

おさな心に不満ばかり。

特に“全国選抜花火大会”の

炎天下に始まる諸々の支度は

逃げ出したくなるように感じたほどです。

        

 時が移り、主を失った生家は集う機会が無くなりましたが

互いに齢を重ね当時を語る

伯父叔母従兄弟の口の端に

思い出話に加えて

『楽しかったわぁ、美味しかったねぇ』と感謝される昨今。

 

亡くなった父のその“心意気”に

今更ながらに感服し

もっと一所懸命

心を込めてお接待すればよかったなどと

愚にもつかない反省をしています。

         

 「け」である普段との境界として「晴れ舞台」「晴れ着」

「晴れがましい」などと言い表しますが

格式や生活のメリハリをつけるこの言葉

 

「あっぱれ」も仲間に入れたいし

蛇足に「ハレルヤ」はどうかしら・・・

 

住の分野に於いて

日本家屋の床の間も『ケ』と『ハレ』の

境界の為に生まれたものだとか。

     

“ハレ”のしつらい“はれ”の演出は、

それなりに意義のあることなのかと

遅れ馳せながら思い始めています。(R)


・・・つぼみが

2009年08月12日 | 日記

雨模様が多かった休日毎の夜

近隣の市町村で花火を打ち上げる音が

雨音に交じってとおく寂しげに聞こえていました。

 

真夏日を更新しつつもすでに立秋

地面はヒビ割れる事無くジメッとしていて水撒きに追われることもなし。

そういえば今年はまだアスファルトに浮かぶ“逃げ水”現象を見ていません。

        

 8月に新たに膨らみ始めた月下美人のつぼみは

ひとつ、またひとつと落下し、り3個になってしまいました。

本当に今年はヤキモキ、こんな年もあるんだと

“辛気臭く”なりがちな心をなだめ

生き残ろうとしているモノたちにエールを送りたい気持ち。

         

 開花株をお待ちいただいてる方にお詫びとご報告まで・・・

もう暫らくかかりそうです。(R)


“数珠”考

2009年08月11日 | 日記

 明け方の突然の揺れに飛び起き、

目覚めのあまり良くない日です。

 

耐震構造に遠い5階の住居はグランぐらん

体感震度4くらいだった気分、くわばらクワバラ。

 

 嫁ぐ折母に持たせてもらった数珠が

ずいぶん傷んできたので次のを探しています。

 

魔除け厄除け福招き、

唱える念仏のカウンターにもなるらしい念珠

気にし始めると結構ややこしそう。

 

本葬用・法事用、

数珠玉の数・色・素材、

房の色や糸質形態

宗旨宗派の違いなどなど、

店の方のウンチクは止まりません。

 見た目の好みで選んでいると、

「真珠のは汗に弱いんですねぇ。お手入れが大変ですし・・・

やっぱり水晶のこの冷たさがいいんですよ

108個のほうがおすすめです。ほらっ上品でしょう?」

 

 親から子、孫へと代々糸や房を替えながら使われるモノもあるとか。

かとおもえば、遠方での会葬で数珠を片手に参列すると、

「何もって来たの?」という感じになってしまうこともあるらしいんです。

               

 

 お盆が近づき、併せる手先に

普段持つのは“永平寺参拝記念”の数珠。

『ジュズ』に何を求めているのでしょう・・・(R)


なつやすみ

2009年08月10日 | 日記

ようやく操船にそこそこの

ユトリと自信らしきものがついたこの頃

 

「無理やりでも休みを取るから!」と望まれた

姪っ子家族と三河湾でクルージング。

空・波・風の3要素を完璧なまでに呼び込み

“元気スナメリWatching”付きの

好セーリング日和とな りました。

姪っ子が名古屋弁ではしゃぐ音声入り動画を

かのYouTubeに載せたいとまで言い出し

面目を施した気分にホッとしています。

                

 夜は“トカラ”帰りの日食航海談義に花が咲き

お土産の島酒に酔い痴れた相棒は『夢心地』を越えて

その世界に沈み込んでしまいました。

         

 一念発起で飛び込んだとはいえ

決して浮かれたり“ハレ”に溺れる事の無いよう

泰然自若としていたいと思うのですが

セーブの効かない“欲”が

まとわりついて困ります。(R)


“ゴーヤ”の気持ち

2009年08月09日 | 日記

先日の作陶日、お昼を伴にした方から

いろんなおかずを頂きました。

 

中でも“ゴーヤ”の佃煮がとても美味しくってお代わり

昆布に鰹に蒟蒻が炒り付けてありました。

 

特有の苦味に少々怯み

ほとんど我が家の食卓には上らなかったのですが

鮮度の良さか下拵えのお陰か、

かえってほろ苦さをうまみに感じたほど。

 

農家の方々に伺えば、

ゴーヤは育てやすく生り易く

大きな葉は夏の日差し除けにも好適とか。

 

ヨシズ変わりには近年流行りの

“宿根朝顔”よりカワイゲがある(?)とも

ゴーヤは一体どんな気持ちなのか伺いたいところ。

              

 早速買い込んできたので

塩をして湯がいて下拵え。

教えてもらったレシピで佃煮を

キュウリの替わりにサンドイッチにも

挟んでみようと思います。(R)


“落語”指向

2009年08月07日 | 日記

 敬愛するブロガー、よく読むエッセー作家

更に同胞の友と“落語好き”な方が結構たくさん。

姉も大学時代“落研”で戯れ、

テープを繰り返し聞きながら

学生講壇に上がるのに悪戦苦闘しておりました。

 

 『新・寿限無』

和尚さんに名前をつけてもらおうと思ったらもう死んじゃってたので

遺伝子工学の斉藤先生に名前をつけてもらった。

「酸素、酸素、クローン擦り切れ、細胞壁、細胞質膜、原形質膜、

食う寝るところの2DK、窒素、燐酸カリ肥料、人間アセトアルデヒド、

アミノ酸、リボ核酸、龍角散、DNAのRNAのヌクレオチドのヘモグロビンのヘモ助」

    ~ブログ掲載より抜粋~

 

 落語に心酔、嵩じている方々は

“会話”がとてもスムース

判り易くて無駄が無いのが共通項。

 

落語界の重鎮が恐れるのは

壇上で“噺”を忘れてしまうことだとか。

齢とともに訪れる記憶力衰退や失語と戦い

言語シナプスをつなぎ留める苦心苦労の鍛錬は

噺家としてのプロ意識、

気位の高さといえると思います。

                 

 いいたい事が素直に言えず、

つたえたい事はうまく伝えられず

人の名も出難くなり

次第に話し言葉に恐怖心さえ感じるこの頃

『忘れても幸せ』とばかりに開き直りつつあります。(R) 


チクチクの憂い

2009年08月05日 | 日記

長梅雨後の夏空に感謝しながら庭先を掃いていたら

あっちにもこっちにもイガ栗がころころ、数え切れないほど。

どうやら長雨で、熟す前に落ちてしまったようです。 

 

例年ならキッカリ敬老の日辺りが収穫の時期なのですが、

この分では野菜根菜と並び“栗”も不作となるかも。

 

 目を凝らせば地面にもうひとつ

イガ状のモノ、“キントキ虫”です。

 

ほんの1㌢ほどの青い毛虫のようですが、

刺された痛さは並大抵ではありません。

“火箸をあてられた”ような激痛が

いつまでも続く害虫にご用心。

 

  蚊の少ない朝のうちにと、

紫陽花に樫に金木犀等々

バッサバッサと剪定していた相棒が

「痛っ!刺されたっ!」と悲鳴、

蜂が巣を壊された仕返しをしたみたい。

 晩酌のサしつサされつなら嬉しかったでしょうに・・・。

 

100年来の不景気、30年来の天候不順

もう何があってもおかしくないけど、

この時期よく聞いた『渇水』という言葉は

鳴りを潜めています。

                  

 せめて“心持ち”くらいは、ギスギスと枯渇させたく無いと思います。(R)


心模様は空模様

2009年08月03日 | 日記

 090801sakutou2 旧暦では八朔と呼ぶ8月1日。

土砂振りの雨を眺めながら作陶、

8㌔の土は高さ40㌢の壺となりました。

相棒にリクエストした『ブタの蚊遣り』、

焼きで割れなければ意表をつく風物作となるでしょう。

                   

 昨日は三谷漁港主催のお祭りレースに参加、

受け入れて下さる地元の方々の“ようこそ!”的『接待力』が

とても好印象で楽しかったです。

本番レース中は良風青空に恵まれ、

船上に始まり船上に終る“それなり”のドラマ有りき。

                

 今朝は太陽が元気。

きのう回航中の雨と潮でぬれたオイルスキンは、

今朝はベランダに干されて何だかとてもうれしそうに見えます。

 

 太陽に照る葉の上、ボリボリと月下美人を食べてる

“しゃくとりむし”と“みのむし”を捕獲しました。

 

長梅雨で瑞々しかった(?)葉は格好の餌となり、

無残に食まれて痛々しい容姿

 

今月こそはと開花を待ち侘びています。

 

 本日早朝より、

故障したエアコンの取替え設置に駆けつけてもらい

無事終了。

 

8月は、始まったとたん朔サクッと過ぎています。(R)