四季折々 その日そのときに応じて
玄関先に置く鉢花を取り替えます
いまはムラサキシキブが青みがかった実を
枝々にこぼれんばかりにつけて通行人来客をお出迎え中
正月の葉牡丹や万年青に始まり
万両、アザレア、アセビ、シンピジューム、ジャスミン、
クリスマスローズ、紫陽花、アガパンサス、ポトス、ホトトギス
12月にはクリスマスホーリーや
ツリー仕様のグリーンポットなどなど
すぐに咲き終わるのも
いい加減飽きるまで放って置かれるのもあります
とっかえ引っ替えされる鉢たちは間際まで庭のあちこちで
知らずしらず花や実をつけていたり見栄えよくなっていたりと
その場へのデビューを待ちわびるかのように育っています
時節到来、飾られる大鉢は
下手をすると10年以上経るものがあり
それぞれの鉢には
おのおの大小悲喜こもごもの思いなどあって
目にすれば呼び覚ます“記憶連鎖ボタン”が作動します
今日水遣りをしていたら道路沿いに据えられていた鉢が
ぬっくと重そうに蕾を4~5本伸ばしはじめていました。
ビタミンカラーに近いハッとするほど元気な黄色い花が
ウエルカムポットになる日は近そう
そういえば あの島で
ツワブキが咲き誇っていたのだと
かれこれ一年前に訪れた『神島』を
鮮やかに思い出しました。(R)