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nandemo kandemoなんでもかんでもナンデモカンデモ
ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

8月の締めくくり

2010年08月31日 | 日記

例年ならばそろそろ夏バテ食欲不振に陥り

かろうじて素麺などすすりへばっている頃なのに

何を血迷ったのか懲りながら盲目的に

島巡りと漁港訪問をし海幸を食す体たらく。

体重計に乗って愕然、食べたというより身にまとったよう    

出腹が魅力の狸が恨めしいホド。

    

 

 朝からぐんぐん上がる気温に反してダウンする気力

なかなか恒例の全館ワックス掛けが始められません。

ベランダ手摺りと壁面ペンキ塗りも

メンテナンスの準備のみ。

この暑ささえ治まれば“髀肉之嘆”ならぬ重い腰も上がるのだ、と言い訳しながら…

   

  九州地方では早くも栗便り

「地元の名物なんです」と

生クリームたぁっぷり、栗きんとんも詰ったふわっふわの“栗大福”を頂戴。

      

 

 秋の食欲を感じる前に、悲鳴をあげるくらいのシェイプアップが

必要不可欠に思えてきました。(R)


三昧 (すし)

2010年08月29日 | 日記

とかく「寿」は“慶び”や“縁”を感じるものです。

    

 寿司、鮨、酸し、スシ、寿し この夏あちこちで頂いたSushi

三河湾のネタを主に“大将”お勧めの数々。

 

甘酸っぱいシャリと生、炙り、煮ネタがあいまってかもす味わいは

並寿司でも特上でも、どこかしらいつもと違うヨソユキのお膳。

 

 

           

どこの、どれが美味しいなどと

ツレアイを誰かと比較するような愚行は戒めて・・・。

  

 炎天下、波風もなんのそのと海路をわたり訪ね行き着き

口に入れるまでのあらゆる過程が

一貫の握りにもガリにもツメの甘さにさえその奥行きを広げ魅了します。 

    

 手に入れんが為、たとえ火の中水の中、まるで宮沢賢治の

「どんな注文にも応じ」 かねない“魔食”です。(R)


三昧 (スナメリ)

2010年08月26日 | 日記

今夏、ド初っ端からイルカだのエイだのウミガメだのと

三河湾“ちゅら海水族館”風情報にヤキモキ

 

羨望のまなざしばかり発していたら、

ようやくラシキ光景に出会えました。

          

        

いまこの海域には

ハンマーヘッドシャークも

うようよいるそうで

愛艇の横っ腹に垂らす素足もビクつき気味。

 

それでも ♪ひょっこりひょうたんじ~ま♪ と鼻歌まじりに

こんがり焼けた太い足をブ~ラブラ

めまいや船酔いが無ければ至福の時です。

  

        

 スナメリ集団が現れると、闇雲にテンションはあがり

声もうわずり、心乱れはしゃいでいる自分。

でも、夥しい数のスナメリを目の当たりにすると

多さゆえに恐怖さえ感じることもあります。

    

 こちらの興奮を尻目に、

ティラーを握ったまま冷ややかなツレアイ。

あまり高揚感を見せないのも問題です。(R)


耐暑

2010年08月23日 | 日記

エアコンが無かった昔はどう過ごしていたかなんて

回顧するのもオゾマシキ残暑に辟易。

ジリジリ焦げ付くが如き日射と

呼吸困難に陥りそうなぶわぁっとした熱気にクラッとしながら

気温、雨量など更新記録も鈍感になってしまっています。

朝刊の『秋遅し』という予報にまたもや頭がふらっ・・・

   

 蚊取り線香をぶら下げつつ

長いなが~いホースをあやつりながらの水撒きは 

瞬時に立ち上がる蒸気と止まらぬ汗でぐっしょり。

あえぐ庭木草花たちや立ち萎れ干からびそうな雑草にさえ

「待たせたわねぇ~あつかったでしょ~」などと

心底情をかけたくなります。

   

 植物の耐暑耐寒性は「何度以上何度以下」などといった

限界温度で表されている事が多いのですが

品種改良などで一年草が多年草になったり非耐が耐寒になったり

たとえそれが保たれても水遣り、肥料、、土、日光量と

成長を左右する要素をいちいち把握することはなかなか難しいのです。

   

 春先に枯渇壊死させてしまった鉢植えの「ハツユキカズラ」が

地面に這わせたツタの先で生き残り見事に復活。 

 捨て置かれた逆境にめげず持ちこたえたその生命力に

“エモイワレヌ”悦びを感じています。(R)


“聞きなし”

2010年08月18日 | 日記

  例年に無いすさまじい暑さがぶり返しています。

    

 今朝 裏山で「ちょっとこ~い、ちょっと来~い」

とコジュケイが鳴きました。

お盆明けには「ツクツクオ~シイ、つくづく惜~しい」

と法師蝉の声。

   

 鳥や動物のなき声を、伝えやすい話し言葉や

意味のある言語におきかえる

 『聞き做し(ききなし)』 は

ウグイスの「ホ~法華経」や

コノハズクの「仏法僧」あたりが有名です。

           

 

 むかしばなしに『ききみみずきん』

というのもありましたが

英語圏では「ちょっとこ~い」が

「Peaple  pray,Peaple pray 」に

聞こえるんだとか・・・

      

コジュケイの鳴きながら

“祈る”姿に一票を投じたいところ。(R)


御当地mono Ⅱ

2010年08月17日 | 日記

恩師が写真展を開いているというので“義理堅く”訪問 

「歳をとると趣味とかでも人が寄るんだなぁ」

とテレておられました。

 

連れのスケジュールの加減で

肝心の写真の批評もそこそこにランチへ

名古屋人大好き『海老の天ぷら』を奢って下さったのは

ウレシさの表れだったのでしょうか。

   

 久々の大須界隈、

OL時代に通った道を懐かしみ繁華街を散策

昔よりずっとニギヤカになっておりました。

   

 デパ地下もついでに巡り

味覚の“いまどき”を丹念に見て回り

涼菓の数々、“季”先取りの栗

、知らぬ間に増えた名古屋名物“バナナういろ”

足がツルほど目の保養をさせてもらいました。

     

   

 過日初めて求めた『山形のだし』は

夏バテで食欲のない時でもご飯がすすむ

きゅうり みょうが なす ねぎ 

おおば こんぶを細かく刻み和えたモノ

 

この時期ならどこの食卓でも並べられそうです。(R)


御当地mono

2010年08月11日 | 日記

 赤福餅 伊勢海老せんべい 

蛤の柔煮 うなぎパイ 岩牡蠣 

シークワーサー 海ぶどう 黒糖 

紫サーターアンダギー 食べるラー油 

山牛蒡の味噌漬け 伊勢うどん

 桃 柴舟 etc etc

津々浦々のお土産が連綿と飛び交い

食べるのも 分配するのも 大忙し

 

 なんともウレシゲな日焼け顔で

『行ってきましたぁ~!』と手渡される土産には

オーラを重ねるヨロコビや楽しさが詰っていて

すぐに食べてしまうには忍びないほど・・・

ありがたいお福分けです。

  

 極々たまに遠方に出掛けると観光目的が

しらずしらず土産獲得に走っていることもしばしば

「その買い物が楽しぃんじゃない!」と言われればそうかもしれませんが

やたらネットでこだわり店や隠れ名品を知ってしまうと

“買わなきゃいけない”強迫観念にとらわれ

見るべき風光明媚な景色やご当地名所が二の次になってしまうことも。

後悔先に立たずの旅行になってしまうのは

旅慣れていないせいなのでしょう。

   

  篠島では一人砂浜でマッタリしていた御仁が

寝ながらにして名物『アナゴの干物』をゲット

口八丁手八丁、どんな技を使われたのか・・・神業。 

   

      

 見つめるほど不思議な

“サプライズ大好き一家”からの白い石珊瑚は

青い碧い海にこそ よく似合うと思います。(R)


ゲンウン

2010年08月09日 | 日記

ロングクルージングを控えた金曜日に

またまたやってきた

“発作性頭位眩暈”(ホッサセイトウイゲンウン)

 

眩暈はめまいの事、全くゲンなりウンざりです。

    

 確保しておいたメリスロンでとりあえず目が回るのを止め

荒治療と目して『ハッチョウトンボ観察会』に参加

地元の固有種、ホントに小さくて真っ赤なトンボを間近に視ました。

 

天然サギ草が風に揺れる湿原で、

アキアカネやシオカラトンボ、キイトトンボetc

とんぼは複眼で知られていますが

何万個という視界が目眩を起こしたら

どう処理するんだろう・・・などと

余計な心配をしながら帰宅。

   

 翌朝、出航予定時間に降っていた雨も上がり

2時間遅れで出かけた“篠島強欲ツァー”

 

体調に不安を感じつつも

『やれる時いける時がそのトキ』を信条に

丸12時間の強行セーリング丸かじり

『篠島“秋立ちぬ”めぐり』に行きました。

     

 舌先にまるで一匹一匹が当たるほどしっかりした生シラスに微笑み

 土用波を思わせる海岸で戯れ、スイカ割の人だかりを横切り

入道雲とスジ雲を背景に浮かぶこの時だけの「松島」を見学

この日も、島のそこかしこにトンボが群れておりました。

   

      

                  

あ~ぁ しあわせの とんぼよ~どこ~へ~♪ って曲があったっけ・・・(R)


お迎え

2010年08月05日 | 日記

毎年お盆には“おしょろいさま”と呼ぶ仏壇の棚飾りをします。

笹飾りに栗の葉やホオズキ、昆布などを垂らし 

ナスの牛やきゅうりの馬に手綱やシッポをあしらい

お迎え団子やら水子やら季節の野菜果物菓子

精進のお膳から盆提灯にいたるまで

ご先祖様がたには大盤振る舞い至れり尽くせり。

立秋後とはいえ暑さ極まるこの時期にまさに“ハレ”のしつらいで

お下がりなどご相伴に与りながら精霊接待をいたします。

    

 月曜日、我が家にはじめてエコポイントをもたらすテレビが届きました。

汗だくになりながらスペースを確保し置くべき周りに掃除機をかけ

鎮座マシマス棚を設置後、接続機器が選りすぐられ不用品は廃棄

その一角だけまるで聖地のよう・・・おしょろいさま扱いです。

懸念したアンテナも交換不要で、テレビ仕様のギャップに戸惑いつつも

クリアな画面と地デジ族になれた喜びを享受

ウツツを抜かし忘れていたエコポイントの手続きをネットでチヤちゃっと。

しばし番組欄を追って戸外に出ることなく

『世界の車窓』や『世界遺産』『ワールドグルメ』などの映像を

暑さを凌ぎながらゴロンと横になって眺めようと思います。(R)