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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

ハートセンター

2010年06月30日 | 日記

土砂降りの朝、母に付き添って名古屋ドーム近くに最近できた医療施設

ハート(心臓)専門機関『名古屋ハートセンター』にいきました。

    

 循環器治療、心臓カテーテルで名高い病院だそうですが

暗さ、冷たさ、硬さなどすこしも感じさせないホッとする空間は

薬品の匂いの代わりに喫茶コーナーのコーヒーの香りが漂い

院内で取り交わす言葉は威圧的な指示ではなく

まるでコンシェルジュに声を掛けられるよう。

  

 4つの検査後、パソコンのモニター画面に映し出される図解とともに

懇切丁寧な説明を受け、今後の治療方針を伺い昼過ぎに終了。

   

 診察中にすっかり雨は上がり、ぬれた紫陽花が陽の下で

キラキラ笑っているようにみえました。(R)


デトックス Ⅱ

2010年06月28日 | 日記

“知恵袋”のような方から

『どくだみ茶』を教えていただきました。

    

 日陰になった我が家の北の通路には

たくさんのドクダミが茂り

しめった地面で開花時期を迎えています。

 

特有の臭気を放つどくだみを嫌い

、いつもは刈り払ってしまうのですが

『軒下に干すだけ』と教えられたので

一度作ってみようかと・・・

    

 

 “どくだみ茶”はデトックス効果が高く、

10薬(10の効能)とよばれる生薬として

切り傷・ニキビ・吹き出物・蓄膿症・水虫・皮膚病

高血圧・肩こり・便秘・利尿作用 に効くとされ

干せばあの嫌なにおいは薄れ、

むかしはフツーに飲まれていたそうです。

 

   

 どくだみの咲く日陰には

クマザサも生えていて

こちらもデトックス効果が期待できそう 

  

薄暗い通路がしだいに輝いて見えてきました。

はてさてお味はいかが・・・(R)


ジャンボ無臭にんにく

2010年06月24日 | 日記

 ニンニク風味は食欲をそそりますが

ニンニク臭は苦手です。

  

 デパ地下で見つけた「ジャンボ無臭ニンニク」お試し買い。

この生ニンニク、玉ねぎのように剥いてもむいても皮ばかり

「無臭」と謳っていますがホンワカ香ります。

  

 ようやく出てきた実を

さくっと割ってレンジでちんしました。

 

新ジャガの様なホクホクのニンニクに

「O&CO」のレモンオリーブオイルをかけたら

粘っこい太陽に似合う、

まさに“地中海風味”となりました。(R)


セレクト

2010年06月21日 | 日記

 チョイスじゃなくってセレクト、

とにかくひとつだけ・・・

たくさんのケーキを前にしたら

目移りどころかうっとり。

   

 食事に行ってメニューを前にすると

最後まで迷い決められない

優柔不断さが際立ってます。

 

「たべたいもの」を選ぶんじゃなくって

珍しいものとか自分で作れないものとか

CP(コストパフォーマンス)の高さとか

懐具合とかその時々にセレクト基準はありますが

 

選ぶのが苦痛になってしまうと

ほとんどビョーキの類い。

 

アレルギーもないし

食べられないものはないので

宴会席など黙って座れば

ススッと出てくるのが楽チンです。

  

 

 ケーキ屋さんのランチ、

最後のさいごまで迷ったあげく

選んだショコラを食べながら

(あっちのラズベリーのムースは酸っぱかったに違いないわ・・・)(R)


デトックス detox

2010年06月15日 | 日記

会話中に『チクロ』という言葉を

ひさしぶりに聞きました。

 

サッカリンと同様合成甘味料で、

発がん性のある“毒”として

過去に使用禁止となっています。

 

むかしは水銀中毒、カドミウム汚染、

光化学スモッグなどの公害病が問題視され

いまだ重金属や合成物質なるものに

偏見拒絶反応してしまう年代層。

      

 デトックス: (解毒) 目的の健康法には

サプリメント摂取や

岩盤浴を含めた入浴など

いろいろな行為が勧められるそうですが

飲み物で押し流したり体内で分解させたりと

その理屈は理解できても

目に見えない物質とあって

その信憑性は不明で眉唾モノ。

 

体に悪いモノは脂肪に蓄積されやすいとありますが

毛髪で残留検査というのも聞いた覚えがあるし

健康を維持するのに必要不可欠な重金属もあるらしく

どこからどこまで毒でなにがわるいのか・・・。

    

 毎日何十本とニコチン摂取されている方

日々体内のアルコールを切らさない方

サプリメントらしき錠剤カプセルを服用される方

 

毒だろうが 過多だろうが

モノ持ちがよくて元気な方が

大勢いらっしゃいます。(R)


お試し

2010年06月09日 | 日記

化粧品などに付けられたサンプルは

たまるばかりで

忘れられたり使わず捨ててしまったり

「おためし」を謳ったモノには

強い意志で接すべきだと思っているのですが

最近は返品可、気に入らなければ全額返金などと

“信用”するより二の足を踏ませるような商戦もアリ。

   

 褥瘡(じょくそう)の心配が出てきた母に

“特製”車椅子を勧められ現在お試し期間中。

見た目も確かに楽そうで必要性は認められ

購入かレンタルかと選択をせまられています。

      

 

 “無駄な抵抗”などとツレアイにいわれながら

気にしないフリの白髪を、

染めもセズ抜きもセズほったらかし。

 

カラーしている姉と同席すれば

「おねえさん」と取り違えられ

「ヒトの目」は正直で罪もなし。

“おためし”付き、ヘナや

利尻のチラシを手にとってみたりしてしまいます。

   

 

 鬱、不眠の薬は結構効くらしく

ついでに肩こりにも効能アリとか

風邪薬や胃腸薬の如く、

おためし処方していただけるようです。

    

 

 一過性や火消し的、その場限りといえども

即効力は大歓迎したいのですが

アリガタミを知ってしまえば“失う覚悟”はできそうにありません。

 

不安や痛み辛さに手を出してしまう、

その一線をいつ越えようかとこらえ悩みながら

越せない自分は

わがままなのか軟弱なのかはてさて。(R)


説法らんち

2010年06月07日 | 日記

中区にあるお寺で叔父の49日法要。

 

街中とは思えない木々生い茂る

境内と本堂は改修工事の真っ最中

ご住職が自分にとっては“奇縁”とも言うべき

高校での世界史の恩師です。

   

 身内だけでという施主の意向で気心の知れた顔見知り同士

並んで読経、焼香と気疲れのないお参りをさせていただきました。

 

 跡継ぎとして勤められた若住職からはこの宗派らしい「法話」があり

本堂の隣での“おとき”の席も豊富な話題とともにご一緒くださいました。

お寺と言う場所柄 “らしい” と言えなくもないのですが

宗教的作法、知識、情報等々旧知の友かと錯覚するほど

和尚様からわからないこと知りたいことを

快刀乱麻を断つ如く教え諭していただき

叔父叔母の口から

「今日は目からうろこの日だったわぁ」とも

 

「講義付きランチだったわ」などと言葉も飛び出し

思い思いの喋り尽くしの供養となりました。

 

     

 “迷える子羊”ならぬひとびとは大勢いらっしゃるのだと

わけもわからず数珠を手に拝む自分を含めて、

ちょっと安心しました。

 

でも、タメになりそうな話は くりかえし

何度も聞かないとだめなんです。(R)


シーズニング Ⅱ

2010年06月04日 | 日記

 辺境の地を旅する著名なエッセイストが

名も知らぬ国に行っては

かつおぶしを 『味の木』 と原住民に教えつつ

和食の真価とも思える

カツオ、昆布、シイタケ等のダシを讃嘆しています。

     

 魚介のブイヤベースや肉野菜を煮込んだポトフなど

素材から生まれるソノ旨みではなく

干した昆布やシイタケ、蒸したりカビ漬ける

サバいわしカツオむろあじアゴ等々

 

和風だしとして好まれる独特のウマミは

他国に値するもののない

日本固有の食文化であると力説する

 かの方は“化学調味料嫌い”。

 

     

 うどん屋さんからただよう

“だしと醤油のあいまった”ツユのかぐわしさは

郷愁にも似た国民的慕情をかき立て

とくに疲労時にその系統のダシを

カラダが欲するように思います。

 

「名古屋はヨソでは使われない

“むろぶし”のダシが売れるんだよ」と

焼津の水産加工業者の方に伺いました。

    

 

 素麺の似合う季節、常備つゆ用の

いつもの“ダシ”を買いに出かけたら

あるはずのコーナーに

“品切れ 入荷待ち”のお詫び札。

 

手に入らないと想いは募り、

更に要求度が増してしまいます。(R)