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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

秋の一日

2007年09月30日 | 日記

20070929101306 ひさしぶりに小学校運動会を覗いてみました。

来賓席で園長先生にお目にかかったら、

しっかり長男の名前を覚えてて下さったのにはびっくり!

なんと卒園から14年の歳月。

先生の頭には一体何人の顔と名前が記憶されているんだろう・・・

と感心しつつ小雨の中、可愛い小学生の競技と演技に微笑む。

折りしも校門の片隅に紅白の曼珠沙華。

赤勝て!白勝て!と、昔と変わらぬ応援歌にほっとしたりする。

午後からは民芸館主催・観月会の野点のお手伝い。

シトシトと一向に降り止まない秋雨の為、庭園から茶室に席を移しての呈茶。

子兎をイメージした上用饅頭400個を前に奮闘すること5時間あまり。

「腕が痙攣おこしそぉ~」「腰にきたぁ~」とへたり込んでしまったけど、

和服のお運びの方はさすが、片時も座らず頑張って見えました。

20070929193355あんたはえらい!パチパチ!

 折悪しく一度もお月様を拝むことはできませんでしたが、

最後に景気のいい『わ太鼓』の皆さんの撥さばきでお開き。

太鼓の轟きは雨に煙る夜気を震わせ、

腹底にドコどこバウンばうんと響き、胃の腑が競り上がってくる感じがします。

20070929anagama帰りに焼き上がって窯出しされていた花入れを頂いてきました。

欠けも割れも問題無かったのですが灰釉はいまいち。

白っぽく濁った表面はまるで白かりんとうの様。

う~ん残念(~_~;) 

窯の温度・薪の質・入れ方・天候等々因果関係もなかなか難しいようです。

神のみぞ知る?(R)


帆走・伴走

2007年09月26日 | 日記

海上係留の船底にはよくイタリアンに出てくるムール貝に加え

、雑多な稚貝や海藻が徐々に着きその抵抗でかなり鈍走になってしまう。

通常一年に一回は陸揚げして洗浄・塗装をするが、

怠け者のキャプテンはとりあえず海に潜ってラダー(舵)部分の汚れを掻き取る。

バラストキール(船底の錘)や船底にびっしり張り付いたお荷物は

水深と波の抵抗に勝てず掃除を断念。次の連休に洗浄を決断。

今日はとりあえずこのまま出航・・・というわけでマリーナを出ること30分。

ようやくセーリングに相応しい秋風と秋空になり昼食のケンタッキーを頬張る。

掻き取った成果で舵の効きは申し分ないんだけどスピードメーターは3ノット前後。

大体このクラスのヨットは平均6ノットと聞くので今は驢馬ラクダ仕様という事ですね。

まぁそれでもひんやり爽快な風をはらんでそれなりのセーリングをしていたら

先回と同じ海域でスナメリたちが数頭伴走してくれた。20070924sunameri

 戯れているのか威嚇しているのかは定かではないけれど

プシューップシューッと呼吸音をたてながら

後ろに横に前に下にと私たちを楽しませてくれる。

むか~し『イルカに乗った少年』って言う歌があったけど 

ついそんな光景に自分の姿をはめ込んでしまった。

船下に潜り込むさまは 鈍走の艇を押してくれるかのようで

頭をぶつけないかとヒヤヒヤ。

体長が人間と同じくらいのスナメリだから悠長に見てられるけど 

もしもイルカやシャチだったら『ジョーズ』の気分になるんだろうなぁ・・・

日が暮れるまで潮風を楽しんでいたら秋の日はつるべ落とし。

気がつけばマリーナの灯台はまだ遥か彼方に点滅し 

夜の帳の下りた海上は波こそ穏やかだけど

昼間のそれとは一変して心中は穏やかならず。

360度の夜景を楽しむゆとりも無い。

這う這うの体で港に入ると 

まるで長旅から帰ってきた生還者の気分で心底ホッとする。

この緊張と不安・快楽と高揚のギャップが魅力なんだろうなと思いつつ帰途に着く。(R)

 

 

 


国際電話

2007年09月18日 | 日記

夜中の2時頃 アメリカ・シアトルから電話。

国際電話=めちゃ高い!という感覚しかない私は

つい早口で「〇〇!※※!了解!」という

箇条書き風会話で切ってしまう。

聞けば 今時の海外携帯は契約内容によって一秒一円と言う

そこそこの通話料ですむらしく、おっかなびっくりで話している自分が恥ずかしい。

しかしどうして2時なのか・・・あれほど自分で説明していたのに

時差も考えずノンビリ「あれ?そっち今何時?」と聞かれると

夜中の電話はむかつくのである(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

一週間前の9月11日にセントレアから長男が渡米。

初めての渡航を前に緊張のあまり食欲が無い20070911babbi_1と言いつつ

空港の回転寿司「丸忠」の本まぐろを5皿イクラにウニにトロにブリにタイ・・・

計12皿を食べ、余った時間をBABBIで過ごしつつアイスクリームを注文。

離陸一時間前に搭乗手続き。

でっかい外国人に挟まれて息子が小さく見えてしかたない。

低く雲の垂れ込めたデッキは時折小雨がぱらつき、

ジェット機特有のエンジン音が鳴り響く。

滑走路には10分おき位で次々と飛行機が離着陸し、

着陸時にはブレーキの逆噴射音が爆発音のように聞こ070911airlineえる。  

定時をやや遅れて滑走路を進み始め、

あっという間に海の上を通り雲間に消えていった・・・

ちょっと感動モン(T_T)/~~~

ところがである。

別離の感慨に浸るまもなく「着きました」のメール。

「調べてくれる?」の電話。

もうまったく海外と言う感覚のないこの便利さ・・・拍子抜けです(R) 


栗きんとん レシピ

2007年09月17日 | 日記

台風の風にあおられて 今年もたくさんの栗が落ちてきました。

拾ってる最中もイガイガが頭の上に落ちてこないかとひやひやしながら

20070916200514

一時間で100個を優に超える収穫。

やぶ蚊の痒みも棘の痛みも忘れて気分はホクホク。

毎年9月半ばには採れた栗で栗きんとんを作ります。

作り方は至ってシンプル。

 

 

  1. 栗を洗って浸るくらいの水と一緒に鍋に入れ火にかける
  2. 沸騰したらふきこぼれないよう火を弱め重曹を少々いれ小一時間ゆでる
  3. 茹で上がったらざるに上げできるだけ熱い内に包丁で切り目をいれスプーンで実を取り出す
  4. とりだした栗の実の重さを量り、実の重さに対して2割くらいの砂糖を加え塩を少々 
  5. 手でよくこねながら最後に茶巾かラップで絞って出来上がり   

070917kurikinton 「〇や」も「川〇屋」もまっつぁおの栗きんとんができます。

 だいたい栗3~4個で市販の栗きんとんひとつぶん 

我が家のはジャンボサイズ 

手間隙かけたスローフーズのお薦め和菓子です(R)


2007秋の窯詰め

2007年09月16日 | 日記

070912kamatume2_1 過日作陶した壺を窯詰めしました。

焚き口から2番目の上段です。

 

 

かなり焼きが強めに出る位置、灰釉もしっかり期待できそうです。

今回は都合で窯焚きができず残念無念!

一度も薪を入れられないのは手抜きというか

思いを込められないもどかしさの様なものを感じます。

例えるなら湯を入れて待つだけのカップラーメン・・・

と言うほどでもないか(^^ゞ。

どうか水漏れしない花入れとして焼きあがりますように・・・(R)