マリーナでは大型連休で真っ赤・真っ黒に日焼けした顔が、賑やかにSailing話し。
神島、答志島、浜島、五ヶ所湾等々、風と波との戦い振りを潮っぽく聴かせてもらいます。
みなさんいかにも海人風ですが、長時間船に揺られると
下船後どなたも一様に、陸酔いに悩まされるそうです。
ダイビング用語でもあるこの陸酔い、特にパソコンの画面などを見ていると辛いのです。
不快と錯誤の中間を?感覚でさまよう感じ…二日酔いと一緒で、暫らくすれば治ります。
ユメちゃん、アナタも陸酔い?
10数年カヌーを伴ったキャンプの時もそうでしたが、
気の小さい私は出掛ける前いつも不測の事態を想定、
万が一帰れなければ・・・とやたら家の中を整理し、
後ろ髪惹かれる思いで鍵を掛けます。
取り越し苦労の多いこと。
これまでは杞憂に終わっていますが、「死ぬかと…」思ったことが少なからず。
殆んどが自然の脅威、台風・大雨・寒波そして水です。
布一枚でさえぎる狂風雨、数㍉の板下が深さ数十㍍と言う落差、
あわやという恐怖を否が応でも感じつつ不安を面には出さぬよう、
子どもたちに気取られぬよう作り笑い。精一杯の自衛策だったように思います。
そんな親の芝居気を知ってか知らずか、文句も泣きつかれたことも無し、
単に鈍感だったとは思いません・・・。
いまも家族全員、平静を装うのが得意な気がします。
決して親しみ慣れることなく、身の回りの自然の力を見縊らないように。
陸酔いもかわいいおまけです。(R)