当館でインターホン代わりに使われていた魚板をリサイクルしました。
この魚板、禅寺などで儀式の始まり等を知らせる法具で、
木槌で叩くとかなり広範囲にコンコンと響きます。
重さ10kg。
お腹の“撞き座”部分をノミで削ってやすりを掛け、
オイルステインを塗ってアート。
う~ん、結構いいかも・・・
“魚板”を調べていくと、魚の如く昼夜目覚めて修行する象徴、
口にくわえた「玉」は
貪・瞋・癡(むさぼり・いかり・おろかさ)といった人の煩悩をあらわし、
腹を叩いて三毒の浄化をはかる…云々。
仏に帰依・・・とはいきませんが精進します。
当館へお越しの折はどうぞ思う存分浄化してみてください。(R)