ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

12/26(土)Gacharic Spin+つばさFly (Thunder Snake ATSUGI 17~)

2015年12月26日 | アイドル


異色の組み合わせによる2マンライブ。
会場の中はまさに「立錐の余地もない」感じ。満杯。
これは最後まで全然見えずじまいを覚悟したのだが、スタッフからの要請や
時間の経過とともに人の分布が適切になってきた。ステージにも高さがあるので、
当初の予想よりもはるかによく見えた。

Gacharic Spin(以下ガチャピン)には仮面女子やアップアップガールズ(仮)など
アイドルグループとの対バン歴も多い。
ヲタがペンライトを多用したり、タオル回し曲があったり、オーイングもあったり、
ヲタの雰囲気はアイドルヲタのそれとさして変わらない。
リーダーのFチョッパーKOGAさんからして元グラビアイドルだし、バンド自体にも
アイドル的な華やかさがあるので、この2マンには違和感ではなく強い相乗効果を感じた。
この日は、ガチャピンのパフォーマーの一人・元スマイル学園のねんねさんの誕生当日。
祝福の雰囲気はありつつも、アイドルの生誕ライブほどにヲタ間の政治的なにおいはなく、
とてもシンプル。これくらいの加減がいいよなぁ。

ライブの構成は、USUGI(*ガチャピンが厚木のここでやるときに登場する、
グループ内の3人による「厚木市非公認アイドル」というふれこみのユニット)が1曲→
つばさFlyが45分(11曲)→ガチャピンが80分くらい?(アンコール込みで11曲)。
ガチャピンのアンコールにはつばさFlyもステージに揃って共演した。
USUGIは、思っていたよりちゃんとしていて(ちゃんと起承転結や整合性がある)好感が持てた(笑)。

続いてつばさFly。つばさFlyがOA的扱いだとばかり思っていたので、
持ち時間に差があるとはいえ2マンの相手方だったのは嬉しかった。
今回はさすがに混雑していて正確にメモする余地がなかったが、
だいたい
エンドレスサマー ソングフォーユー ネバーマインド PVが吸血鬼のやつ
あまりライブで歌わないアレ(♪いつだって君の声がー)ナガレボシ
シングアソング ロンリネス テイクマイハンド アンフォーゲッタブルデイズ
ライフイズビューティフル
だった(メモにダーッと書いてあった記録より)。

つばさFlyのなんたるかを最小限で表現できる曲(通常の対バンでは主にそれをやる)だけでなく、
持ち時間に余裕があったため、違う風味の曲を足すことができて良かった。
つばさFlyは赤の鹿木さんと緑の宮沢さんがガチャピンヲタなのもあってか、
通常の対バン以上に目がハートになっていた気がする(笑)。
つばフラヲタもそれなりにいた。つばさFlyのライブはガチャピンのファンにどう映っただろうか。

ステージのカーテン、幕といったものの代わりに無骨なシャッターがあるのがこのライブハウス。
つばフラが去っていったん下りたそれが再び開き、Gacharic Spin登場。
SEやらなにやら、登場シーンがなかなかカッコよろしい。
USUGIもそうだが、「楽しませよう」という姿勢の強さを感じる。

Gacharic Spinの曲はこれまで3曲くらいしか知らずにいたので、ネットをあさって見つけた曲順。

MUSIC BATTLER
常識デストロイヤー
ノスタルジックブルー
ガンバンバダンサー
夢喰いザメ
溶けないCANDY
BROKEN LOVER
赤裸ライアー
運命さえも変える言葉
ダンガンビート
WINNER

↑この後ガチャピン物販(メンバーがテーブルに立っている)で買った最新アルバム曲が中心。
そのときテーブルにいたパフォーマーのねんねさんと握手。
ガチャピンは楽器(G、B、Dr、Key)+パフォーマー2人による編成。
ボーカルも主に楽器陣がとるので、「パフォーマーいらねえじゃん」的な声が出そうだが、
いやいやどうしてパフォーマーはライブ中ずっと、曲や流れに沿う形で激しく踊り続けていて、
ステージ上に展開されるワチャワチャしたショーの重要な構成要素になっているのだ。

途中、BABYMETALやC4のギタリスト・大村孝佳さん(ガチャピンのギタリスト・TOMO-ZOさんの
ギター方面の師匠でもあるとのこと)がサプライズ出演。
彼はこのライブ当日が誕生日(つまりねんねさんと同じ)とのことで、どちらかというと
祝われる立場の人が祝うために遠く厚木まで来たのだ(笑)。
7曲めをガチャピンと一緒に演奏。単純にギターの本数が増えた以上に、音にコクというか
力強さというか、「さすが」の味が加わった。

初めて生で見たGacharic Spinは、何よりとっつきやすい・しかし骨太でもある・
何よりちゃんとしている・プロレス的なショーアップがあって楽しい。
アイドルとの対バンでも違和感のない雰囲気がたいへん良かった。

全公演終演後、会場外でのつばフラの物販・特典会に参加。
宮沢さんはマイクを顔面にぶつけたそうで、目と目の間のやや下あたりから微量に流血w
鹿木さんはふだん以上に高まっているのがこちらにも伝わった。