ようやく少し雪を描いてくれた歌内カーブ

1月の宗谷ラッセル遠征の続きです。
雄信内で撮影後は、昨日に引き続き歌内カーブへ。途中で幌延町撮影会のバスに出会いましたが、ここではなく別の場所へ行かれたようです。天気はドンドン良くなりバリ晴れへ。これで掻いてくれたらいう事なしですが、昨日同様スカ続き。何とか流れを変えたいところです。

歌内カーブにはすでに10名以上がスタンバイ。先客は昨日より線路よりに陣取っています。電柱より内側に入らないことが、作業の邪魔にならない暗黙の境界線と考えていたのですが、どうせ書かないと見越しての位置取りかとも取れます（もちろん排雪列車でなければ何の問題もない距離感ですが）。
集団の外側に何とか場所を見つけてスタンバイ。人垣の間から狙う上に、三脚をたてようにも沈みやすく設置が難しいという事で手持ちで対応とします。そのかわり、ビデオを低く構えて最前列にセット。時間の余裕を持って録画開始で対応とします。

線路面は見えており、どうせここもスカとのっけから諦めていたのですが、近づいてくる列車はそれなりに雪煙を巻き上げています。嬉しい誤算ですが、この距離感ならカーブに差し掛かった時点で方ウイング閉だなと覚悟を決めます。しかし、ここでも嬉しい誤算発生。


カーブに差し掛かってものウイングは開いたまま。前面やウイングで押しのける雪が少なめなのでオマケしてくれたのかもしれません。雪を跳ね飛ばしながら撮影者横を通過。軽く雪を浴びましたが、望むところ。過剰な萎縮対応が主流の中、ありがたい対応でした。


バリ晴れ＆ちょっと雪跳ねがとれて、なんとかこの遠征の収穫が得られホッとできた1枚となりました。
歌内駅は先日のダイヤ改正で廃止されてしまいました。

2017.01.08 歌内 - 天塩中川 雪372レ
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm ED VR II/2.8D