monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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3月のダイヤ改正でついに富山のEF81は定期運用を失ってしまいました。北斗星・カシオペアの廃止で余剰となった東日本のEF510がやってくるのですから、当然と言えば当然の結果です。カシオペアに最後まで使用された専用塗装車もあっという間に貨物へ引き渡され、貨物用に改造中ですが、まだ必要数揃っていない影響もあるのか、一部の運用がパーイチ代走で回っています。その中ので最も撮影に適したスジが3096レのパーイチ復活でした。前年の改正で貴重な順光撮影が可能であった3096レ運用がなくなってしまい、昨年度は苦し紛れの4071レ撮影を行っていただけに、代走がワンポイントではないことがわかり早速撮影に向かいました。EF510が出そろうまでと考えれば、四半期代走が持つかどうかといったところ。この際、釜が何かなどは言ってられません。

ダイヤ改正翌週の週末、天気予報はまずまずであったので、早速新疋田へ行ってみました。順光で撮れるスジと言っても、光線状態の良い撮影可能地は限られてしまうのです。
皆さん同じ思いなのか、これといったネタのないはずの午前7時頃の新疋田駅へやって来てみると、既に数名先客の姿がありました。その後も大砲を抱えた撮影者が集まり、ひっそり撮ろうという目論みは外れ、ネタ列車を待っているかのようなカメラの放列が出来あがってしまいました。

光線状態は問題なく、脅威となる雲も太陽の行く手に見当たりません。望遠で狙うため、上がった前パンを切ってしまわないように架線の見え方を確認しながら慎重にセッティング。前走りのサンダーで試してみますが、パンタの写り具合は試すことが出来ません。パンタを切らないための安全策も兼ねて、側面も見えるカーブに差し掛かった所をおさえる事にしました。

代走ループの釜は固定化されていそうでしたが、この日はその中でもネタ釜のヒサシ付き735号機。貨物更新色でなければ、さらにテンションが上がるのですが今やこれでも十分です。
定刻になると奥のカーブから顔を出しました。久しぶりに見る順光のパーイチ貨物です。コンテナの載り具合もまずまず良好。望遠でピントが心配でしたが、じっくり慎重に合わせたためきっちり合っていました。

朝から狙い通りの撮影が出来て気持ち良く撤収する事が出来ました。
しかし、EF510の整備が着々と進んでいるようで、この筋の代走はまさかの2週間程度で終了。これから3ヶ月間のメインテーマと考えていただけにがっかりですが、とにかく1回行っておいて本当に良かったです。

おまけ

ついでに練習電で撮影したサンダーバード。そのうちすべて更新されるのでしょうから、この姿も相当くないうちにレアにあるかもしれません。


3096レで続行の3092レは昨年の改正から新疋田退避になってしまったようで、ホーム側の線へ入ってしまい終了となりました。

2016.04.02. 敦賀 - 新疋田 3096レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D

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