一期一会

日々是好日な身辺雑記

イーレン湖とワイナリー

2016年06月25日 | 旅行

今日25日(土)は、インレー湖畔にあるカウンダイ天然温泉と対岸のワイナリーをサイクリングを
しようと、自転車を借りて(2.000k)8:00にホテルを出発した。その時にフロントの女性から
(車とバイクには気をつけて下さい)と、ここまでは普通の注意だが、(自転車のカゴにカバンは
入れないで、首から下げる事そしてカバンは前にもってくる事)との注意があった。
そして自転車を持ってきてくれた男性からも同じ事を言われ、パスポートを置いていった方が良いとも。

ミャンマーはまだ外国人が立ち入れない地域があり、中国と国境を接している北部のカチン州には
政府軍と対決する中国系の住民がおり、東側のシャン州は中国、ラオス、タイと国境を接している。
西側はインド、バングラデシュが隣国なのだから、地政学的には複雑な位置にあるのだ。


そんな注意を聞きながらも、田舎の道を蝉の声を聞きながら走るのは気持ちが良い。
途中、50人位の兵隊の行軍に出会う。勿論兵士は銃を携行している。
1時間位走ったところでカウンダイ天然温泉に着くが、生憎修理工事中で人は居たが休みだった。
ここは外国人専用のスペシャルプールがあり、眺めが良いらしいが残念。
そこから10分ほど進んだ所に村があり、豆腐や餅を作るところを見学できるらしいが、
ホテルの人の注意もあったので止めた。

ボート乗り場の看板があったので左に曲がったら
バイクに乗った男性が案内してくれた。
ボート乗り場と言っても狭い川に面して10枚位の板が貼ってあるだけで、その男性が船頭だった。
料金を聞いたら10.000チャットだと言う、地球の歩き方には5.000チャットと書いてあるので、
見せながらその事を言うと、それは自転車が入って無いと、いやそれを含めてと書いてあると返す。


それでも妥協の余地が無さそうなので、じゃ止めてニャウンシェに戻りそこから行くと言うと、
8.000チャットではどうかと。まぁ、金額の問題ではなく吹っかけられるのが嫌なだけなので、
OKして10.000チャット札を出すと、お釣りが無いと。(敵もさる者、その手があったか)と。
5.000チャットしか持っていないと札を見せるので、徳を積む気持ちから、その5.000k札をくれと
言ったら、NOと言う。それを貰って3.000kを払えば8.000kだろうと言ったら、
納得してくれ3.000kをラッキーマネーだと。こんな計算インド人じゃなくても出来る。

船外機エンジンの付いた小舟で、30分位でインレー湖を横断し、対岸のマインタゥク村に着く。
ここからニャウンシェに向かって30分ほど走ると
レッド・マウンテン・エステートというワイナリ
ーとレストランがある。ここは10年前からワイン造り始めた新しいワイナリーだ。
小高い丘の上にあり眺めが良く、4種のテスティングが2.000kで出来る。正直なところイマイチだった。

ニャウンシェには13時頃に戻るが、この日は5日ごとに市が立つ五日市が開かれており、町には
人が沢山出ていた。民族も色々のようで、通路に面したレストランで昼食を取り、道行く人を眺め
ているだけで飽きない。店に鮮やかな色の布を頭に巻いた女性達がいたので、
声をかけ写真を撮らせて貰った。



そして夕食はホテル近くの(ザ・フレンチ・タッチ)で取る。ここは昨日の夕食を取ったレストラン
で、値段が高めのオシャレな店で、Wifiが使えるので、欧米人の客が多い。ホテルのWifiが繋がり
が悪いので、夕食を取りがてらインターネットに接続している。

上が昨日の夕食、今日はサイクリングで汗をかいたのでミャンマービール付きだ。
昨日はヌードルで今日はフライドライスで、どちらもシャン料理だが、欧米人向けにされている
感じだがどちらも美味しかった。ミャンマー旅行も残り少なくなったので、これからはミャンマー料理だけ食べよう。