一期一会

日々是好日な身辺雑記

バガン/ニャンウー村

2016年06月17日 | 旅行



世界三大仏教遺跡の一つであるバガンは、大きく三つの地域に分かれている。
今回ホテルを取ったニャンウー村と、考古学保護区のオールドバガン、最近ホテルが増えているニューバガンで、
村と言ってもニャンウーが最大の町で交通の要衝でもあるので早朝のマンダレー行きを考え、ニャンウーにした。

仏塔の見所はオールドバガンに点在しているのだが、その距離感と炎天下の自転車での遺跡巡りの
身体負荷が分からないが、明日のレンタサイクルを予約した。
電動バイクという手もあり、今日電動バイクに乗っていた白人の若い女性に、
(操作は簡単か?)と尋ねたら、操作を説明してくれた。
バイクはライセンスも持ってないし初めて乗ると言い、自転車を考えなかったかと、
尋ねたらこの陽射しでは無理だろうと思ったと言う。



バガンをどういう風に廻ろうかというのは、出発前からブログ等を読み考えていたが、
取りあえず明日は自転車でトライしてみよう。
5年前の9月にカッパドキアを自転車で廻ったら3時間でギブアップした。
このブログのプロフィールの小さな写真はその時のものだ。

そんな事で明日の自転車での遺跡巡りの為に、洗濯の後はニャンウーをブラリ歩きをしたり、
プールで泳いだりノンビリ過ごした。
Wifiの繋がりが悪いのでYouTubeでの音楽は聴けない、従ってブログの発信日時と内容の整合性がとれないかもしれない。





夕食はホテルフロントの女性のお勧めレストラン(ブラック バンブー)に歩いて行ったが、改修工事中で休みだった。
仕方なく、その近くにあったミャンマー人が入っていた(Rain)というレストランに入り、
(ミャンマー トラディショナル チキンカレー)なるものと、4日振りのアルコールになるミャンマービールを飲んだ、
正直なところカレーは平均点だったが、ミャンマービールは暑さのせいか美味しかった。

今日気づいたのだが、ミャンマー人は物の受け渡し(お金やルームキー)をする時に、必ず右手首に左手を添えて行う。
韓国人にも似たような習慣があったような気がするが、どうだったろう?とにかくビルマ人は礼儀正しく親切だ。
嫌中派が多いのも分かる気がする。

それとヤモリが一匹いるようだ、夜中に顔の上に落ちてこなければ良いが。
(家守り)と言うくらいで、縁起物らしいが鳴き声が大きいのだ。
少し気になるが、明日に備えてもう休もう。

夜行バスでバガンへ

2016年06月17日 | 旅行



昨日16日(木)は11:00にチェックアウトし、ザックをフロントに預け、歩いて20分位の国立博物館に行ってきた。
入場料5,000チャットのこの博物館はミャンマー最大でなかなか見応えがあった。
特に1階にある(獅子の王座)は、金細工で作られた見事なものだ。
館内は撮影禁止で、荷物をロッカーに預けての見学なので、その見事さをお見せする事が出来ない。
イギリスから1946年に返還されたものだ。
ここで2時間過ごした後は、一昨日に行ったボージョーアウンサン・マーケットにタクシーで廻る。
ここは帰国の日にもう一度来ようと思い、一昨日は入り口の店でロンジーを買っただけだったが、
予定を変えこの日がヤンゴン最終日になったので、お土産探しに行った。







マーケット内は宝石や民芸品、洋服等を売っていたが、お土産になるような物は無かった。
2年前にベトナムを一人旅をした時に、新婚息子夫婦へ箸セット(箸、箸置き、手彫りの箸箱)を
お土産にしたら、カミさんからは不評だったので、民芸品は買わないが何故か海外では民芸品に眼がいく。
途中からいつも通り(何探してる?)と、日本語での(勝手にガイド)が声をかけてくる。
(Just looking)等と、にべもない返事はしない。
この若い男性は日本語と英語のチャンポンでマーケット内ゾーンの説明をしてくれた。
カミさんがナッツが名産らしいと言ってたので、お土産にとその店に連れて行ってもらったが、
期待外れだったので止めた。
3番目の写真は宝石の仲買人の取引風景だが、宝石商に見えないのが可笑しい。
その後(勝手にガイド)君、色々と勧めてくれるが、エアアジアであと1.4kgの余裕しかない事を言ったら、あっさり納得してくれた。ミャンマー人の人の良さだ。

この後早めの夕食を済ませ、17:30頃にホテルに戻り、お世話になったテイン ウーさんに挨拶をして
18:00に予約しておいたタクシーでバスターミナルに向かった。
名刺を頂いたテイン ウーさんは、ディレクターだった。
日本語も読めるらしいので、帰国後にBookingcom、TripAdvisorに口コミを書く事を約束して別れる。

バスターミナルへは帰る方向が一緒という事で、ホテルでサブのような30代男性も同乗した。
道路が渋滞で1時間以上かかった。
途中彼がミャンマー人が親日なのと、それに反し嫌中な人が多い事を言っていたが、ここには書かない。
いづれにしても親しまれる国民、尊敬される国になりたいものだ。
(アーロン収容所)にも戦時下でもビルマ人が親日であった事が書かれている。
アウンサン将軍も、イギリスからの独立運動家として日本で養成されているし、
その反乱軍を指揮した鈴木大佐?の遺族へ、感謝状が贈られている。

バガンへのバスターミナルは若いバッパッカーで賑わっていたが、見廻してもオジさん、オバさんはいなかった。
ブログを読んで選んだJJ EXPRESSのバスは座席も広く、三列の一人席だったので快適で、
ミネラルウォーターとパンケーキ2個が配られた。





20:00発のバスは途中22:30、02:00と2度休憩停車し、6:00にバガンに到着した。
そこには大勢の運転手が待ち受けていた。
ホテルまでの距離と料金を確認し、その中から自転車での距離感を知る為に、
4,000チャットの三輪車を選んだ。タクシーより100円安いだけだが、
こういう遺跡の場所はノンビリ廻った方が良い。2度のアンコールワット巡りでそう思った。
途中、25,000チャットの入域料を払い、鳥の鳴き声を聴きながら、緑の多い道を走ると本当に気持ちが良い。







早朝にも関わらずチェックイン出来た、この3泊¥16,000円のタンテホテルは、
いつも通りTripAdvisorとBookingcomの口コミを基に選んだ
三つ星ホテルだが地球の歩き方には高級ホテルとあり、プールもある戸別の建屋で、
テラスには木製の椅子もあり、ノンビリ過ごすには良さそうだ。
ホテルのベーカリーで朝食も済ませたので、これから洗濯をし日経電子版を読んだりしてノンビリし、
夕方から近くを散策しよう。