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日本語の教師をしている著者が、日本語についてあれこれ語る。
国語の先生とは違って、特に海外の留学生に日本語を教えている様で、
体系的にひらがな、カタカナ、漢字と、各々の生い立ちも含めて教えてくれる。
辞書のおもしろさ、愉しみ方も紹介。
例えば、偶然のぞき込んだところに、
「くちまかせ、くちまね、くちもと、くちやかましい、くちやくそく、
ぐちゃぐちゃ、くちゅう、くちゅう、くちょう、ぐちょく」があったんですが、
辞書の単語は、ただ五十音順に並んでいるだけなんですが・・・・・・・
「口やかましい人を相手に口任せに口約束をしちゃったもんだから、
ぐちゃぐちゃの事態になって苦衰の口調で言い訳を考えているひと・・に
駆虫剤を飲ませたら、ますます大変なことになり・・・・」と、結構遊んでますな。
よく見ると「類語大辞典」と「逆引き広辞苑」は手元にありよく使うんですが、
パソコンで調べたりするので、国語辞典系は一切無し。
引くのではなく、読むものとして手元に置こうかと・・・。
「三省堂国語辞典」がダントツでおすすめとあるし、「新明解国語辞典」も
シンプルでお茶目でラブリーと、そそられますな・・・いずれにしてもどちらか
購入しようと思っていますが。
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