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小学生の姉弟とお母さんが詠う短歌。お姉ちゃんは7年間、弟は4年間、いずれもひらがな中心につづられた、小学生低学年の歌が素敵です。
なんの気負いもなく、平易な言葉でありながら思いと情景がありありと浮かんできます。
70歳になったごまめが今詠おうとしている短歌もまさにこれ。
この汚れの無い、透き通るような歌、羨ましいです。
葵さんの歌・2017年・7歳
いつもよりながくてすこしきつかったそつえんのひのせんせいのだっこ
聡介さんの歌・2020年・7歳
ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつもちょっとかなしい
聖子・お母さんの歌・2012年・33歳
タンポポの綿毛で練習したおかげ二歳のろうそくふぅーっと一息
この若き歌人、二十歳、三十歳になったらどんな歌詠むのか、今からたのしみですな。
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