ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

「第52回秋桜寄席」

2016-02-27 15:45:49 | 笑福亭鶴二

初めての秋桜寄席、毎年2回開催で、今回で52回目。



収容人員500人弱の中ホール、今日は大目の入りとか。

一、桂華紋・・・・・・・・・「牛ほめ」

達者ですな。今迄聴いた中でも秀逸の「牛ほめ」。

ギャグを入れる訳でもなく、癖のある言い回しで笑わすのでもなく、
噺のおもしろさだけで勝負。

真打さんが語る前座噺のごとく、淡々とした中に味のある一席。

華紋さんの大ネタ、ますます聴きたくなりますな・・・・・。


二、笑福亭たま・・・・・「ちしゃ医者」

師匠福笑さんの十八番、シシババ満載の「ちしゃ医者」。

後ででてきた福笑さん、「汚い噺ですが臭いはしませんでしょう」と、
言われていましたが、肥えたんごのはね返りにおもわず身を引いてしまう噺。

この「ちしゃ医者」、たまさんも、師匠譲りの十八番になるんでしょうな。



三、桂勢朝・・・・・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」

勢朝さんと4度目の出会いでようやく出会えた「懐メロ歌合戦」。

おもしろい、今回は永田町商店街ですが、出てくるのは政治家さん。

安倍総理に始まり、麻生さん、あと田中さんに、岡田さん辺りだったか、
上西議員に、最後はやはり今公判が始まって注目の野々村議員。

すべてが替え歌で、物真似風。
でも、歌は勢朝さん誠にお上手。

やはり評判の十八番だけに、
何度でも聴きたくなる「永田町商店街懐メロ歌合戦」でおました。



四、笑福亭鶴二・・・・・「井戸の茶碗」

シシババ、カラオケ、のあとどうなるかと心配してましたが、
幸い中入りが入って、空気新たに始まった鶴二さん。

清涼水の様な、さわやかさがある一席。

終演後、帰り際にご婦人が「今日、鶴二さんのあの噺、良かったわ」の声が・・・。
日頃聴く機会の少ない「井戸の茶碗」・・・・
鶴二さん、じっくり、たっぷり、の一席でおました



五、笑福亭福笑・・・・・「浪曲やくざ」

おもしろいですな、福笑さんワールド。

今、丁度山口組の抗争中でタイムリーなお噺という訳ではないが
やくざが主役、そういえば仁智さんの「源太と兄貴」もやくざか。

噺は、ナンセンスコントの様なギャグの応酬。

今回は、やくざで浪曲好き、何か「茶漬け閻魔」みたいな設定ですな、

そういえば、福笑さんの創作落語、すべて意外なものの組み合わせ、
シュチュエーションの設定でキマリですな。


案外、家から車で15分位、近い「秋桜寄席」、
地元で気軽に行ける落語会が一つ増えましたな・・・・・。



「第52回秋桜寄席」
2016年2月27日(土)午後2時開演
貝塚市・コスモスシアター中ホール

一、桂華紋・・・・・・・・・「牛ほめ」
二、笑福亭たま・・・・・「ちしゃ医者」
三、桂勢朝・・・・・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」
~仲入~
四、笑福亭鶴二・・・・・「井戸の茶碗」
五、笑福亭福笑・・・・・「浪曲やくざ」
三味線:はやしや 香穂



落語会のあと、我家で食事会、本日のお品書き。


すべての写真撮るの忘れてましたが、前菜の“牛肉と胡瓜の辛みあえ”。


“野菜の揚げびたし”。



本日の主役“広島産の牡蠣”、まずは蒸しを塩ポン酢で・・・。


“牡蠣フライ”


鶴二さんとご贔屓の面々、二階に場所を移しての“鴨と水菜のハリハリ鍋”。










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