今日も先週の話題です。
このところ、周回遅れで出来事をUPしている状態ですが、
今週中には遅れを取り戻せるかなあ、と。
参加者を募ってあちこちをトレッキングしている、という方に連絡が取れまして、
ずっと行ってみたかったジャングルトレッキングへ。
暑いの大嫌い、のシロクマ相方はもちろん参加拒否、
私ひとりで行ってきました。
その方は日本人ですがシンガポーリアンと結婚なさり、こちらでの生活も長い様子でした。
今回の参加者も、
日本人とシンガポーリアンが半々、といったところでしょうか。
イタリアの方もいました。(たぶん)
今回、歩いたのはマクリッチ貯水池公園、シンガポールの中央あたりにあります。
マンション前のバス停からバス1本で行けました。
シンガポールは市街地の中にジャングルがあるという世界でも珍しい都市で、
そんなところは、他にはリオデジャネイロくらいだそうです。
私が今回楽しみにしていたのは、
Tree Top Walkという250mのつり橋を渡ることと、野生動物との出会いです。
野生動物は、サル、リス、ムササビ(モモンガ?)、トカゲ、パンゴリン、なんかに出会えるみたいです。
パンゴリン?
パンゴリンとは日本ではセンザンコウ。アリクイの仲間みたいです。
アリクイってこういうの。
でもパンゴリンはこういうふかふかな毛じゃなくて、ウロコに覆われています。
ウロコで覆われた動物は、哺乳類ではパンゴリンだけだそうですよ。
こちらがパンゴリン。
こんな都会で、こんなのに出会えるなんてすごくないですか?
今回、一番会いたい動物です。会えるかな?
歩き始めたときは、こんな光景でした。
左の写真、貯水池の向こうにビルがかすんで見えます。
さすが市街地の中にあるジャングル。
ジャングルの入り口には、サルに食べものをあげないでね、の看板。
日本でもありますよね。
足を踏み入れると、いよいよジャングルトレッキングという雰囲気に。
途中、なんだか神々しい光が差し込んでいる場所が。
こんな動物がいますよ、の看板。
期待が高まります。
そして楽しみにしていたひとつめ、Tree Top Walk!!
うきうきとしていたわりには、結構な高さにびびり、見事なへっぴり腰になってしまいました。
谷瀬のつり橋を走り回った子ども時代の記憶はどこへ。
「あっ、あそこにサル!」と、
誰かが後方眼下の木を指差したのですが、こわくて振り返る余裕がありません。
腰抜けな私の写真では臨場感もイマイチなので、こちらをご覧ください。
さて、楽しみにしていた動物たちですが、サルは間近で見られました。
そして、木の上にはリスも。
落ち葉に隠れたトカゲ。
小川にはヤシの実が落ちていました。
途中で、パンゴリンがのっている看板が!
そう、私はあなたに会いたいのよ~。
Where are you?
よくトレッキングに行くというシンガポーリアンの女性が話しかけてくれたので、聞くと、
「私だって見たことないよ。数も少ないし、たぶん夜行性なんじゃないかなあ」ですって。
がっかり。
結局、やっぱり最後まで出会えませんでした。
でも久々にたくさん歩いて、たくさんおしゃべりしたので、楽しかったなあ。
12キロ以上歩いたそうです。
お昼になったので、ロティプラタやムルタバがおいしいというお店にバスで移動。
ロティプラタというのは、インドのクレープみたいなもの。
違うのは使っている油と食感でしょうか。
ギーという油をたっぷり使っていて、クリスピーです。
タマゴやチーズをはさんだおかず系、バナナ入りやチョコやハチミツをかけたスィーツ系、どちらもあります。
ロティプラタより具とサイズがボリュームUPしたのが、ムルタバ。
こちらはたぶんおかず系ばっかりで、
具もマトンやサーディンなど、どっさりはさんでくれ、お好み焼きやチヂミの感覚です。
ロティプラタもムルタバも、おかず系のものを頼むとカレースープがついてくるので、それをつけて食べます。
私はチーズとマッシュルームのロティプラタを頼みました。
飲み物はジンジャーミルクを。
こういったインド料理店ではショウガ入りの紅茶やミルクがポピュラーみたいです。
しっかりショウガのきいたミルクは、甘くてもきりりとしたのど越しで、疲れが取れるよう。
大きなロティプラタは、近所のホーカーズよりずっとクリスピーでおいしかったです。
ごちそうさまでした。