もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「パン屋文六の思案」見てきました

2014-05-12 00:04:48 | お芝居
ナイロン100℃ 41st SESSION
「パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~」 青山円形劇場 2014.4.23 18:30~

ナイロンの芝居。今回は青山円形劇場。
この劇場にあと何回来れるだろうか。。。閉館は避けてほしいんだけどな。こんないい劇場ないと思いますよ。

さて、今回は岸田國士さんの短編戯曲をケラさんがコラージュした舞台。
以前にも岸田國士さんの芝居を上演したとのだけど、私はその頃はまだお芝居にはまってなかったので
行ってないです。
それと岸田國士さんも、情けないですが、名前しか知らないんです。。。


岸田國士さんの短編『ママ先生とその夫』『世帯休業』『かんしゃく玉』『恋愛恐怖病』『長閑なる反目』
『パン屋文六の思案』『遂に「知らん」文六』をケラさんがアレンジ。

会場にはいるときに、においシートなるものを配られる。
公演が始まる前に、この説明。指示があったら場所をこすってくれとのこと。ちょっとわくわく。

7つの作品を順番に演じるわけではなく、流れる主となる話は『ママ先生とその夫』それから『パン屋文六の思案』
『ママ先生とその夫』は寄宿学校の話で、経営者の女性とその夫の話。夫は浮気症でダメ男。
それから『パン屋文六の思案』はパン屋さん一家の話で、彗星が地球に衝突するというデマが広がり、右往左往する人たちの話。その二つが根底にあって、そこに他の作品がリンクしたりして進んでいく。1つの作品が終わると、一応スクリーンにタイトルが出る。

「世帯休業」とか面白かったな。緒川たまきさんが壮絶にきれいで色っぽいのだ。
それとママ先生の松永玲子さんが素敵だった。

しかし、この芝居に出てくる男性って、みんなちょっと情けないわ~

途中のにおいシートも面白かった。なんとなくほんのりと香りがするっていうくらいだったけど、
でも、観客参加型というか。。。なかなか面白い趣向だったな。

ただ、正直3時間は長かったです。もう少し短くてもよかったかなあ。。。

話の内容もあちこち飛ぶから、理解するのが結構私にはきつくてね。。。
隣の席の男性は、かなりの間、ご睡眠なさってたみたいだし。。。(笑い)

円形劇場の利点を生かして、いろんなところから登場したりして、なかなか動きがあって楽しい芝居でしたけ

ど。特に場面転換ではないけど、ちょっとした間に、キャストがわんさか出てきて踊る群舞は楽しかった。
衣裳がモダンな感じのお着物。大正から昭和初期の戯曲ってことで、その頃の感じなんだけど、
色合いがとってもカラフルでおしゃれなんですよ。
その衣装で皆さんが踊るんで、それも劇場のあちこちから出てきて踊る様は、とってもよかった。

ってことで、なんだかわかんないけど、引きつけられる芝居でした。。。

キャストで印象に残ったのは、
やっぱり緒川たまきさん。きれいだった~
それから松永玲子さん。

あとは、志賀廣太郎さん。「三匹のおっさん」でかわいい感じだけど、ここでもやっぱり可愛かった(笑い)

円形劇場、ホントになくなってしまうんだろうか。すごい残念。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小林く~ん | トップ | 千春東京初日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お芝居」カテゴリの最新記事