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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス」見てきました

2014-09-11 00:26:43 | お芝居
「VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス」 EX THEATER ROPPONGI 2014.09.02 19:00~

お友達に誘われて、見に行ってきました。EX THEATER ROPPONGIは初めてです。
今回はプレミアムチケットで・・・前方の席+メイキングのDVDが付くという席です。
私はG列だったのですが、プレミアムチケットの一番後ろでしたが、センターでした。

芝居の感想の前になんですが、
この会場は、H列まではフラットなんで、私の席G列からは、非常に見にくかった。
前の人の頭が視界を遮るんで、見えないことが多々あり、、、
さらに、私のななめ前の男性が、座高が非常に高くて、ある位置にくると、全く見えなくて
正直イライラしました。


ストーリーは
「5人の男たちが、ある女性の葬式に参列している。彼女はローラ・モンテス。 
19世紀、もっともスキャンダラスな、まがまがしいほどの美貌を持った、魔性のダンサーである。 
男の中の1人、作曲家のフランツ・リストが、彼女のためのレクイエムを奏でると、彼女の物語が始まる。 

ローラは、16歳の初恋からたくさんの恋を経験し、そのたびに彼女の美しさには磨きがかかり、魔性の魅力をまとっていく。 
数々の著名な男たちを渡り歩き、ついには国王の寵愛を受けるまでに至る。 
しかし、彼女の中の心の「闇」には、誰も気づかない ――ローラ本人でさえも。 
美しすぎる母が、父亡き後、次々との男を虜にしている姿をみて、「自分はあの女のようには絶対ならない」と誓ったはずなのに、なぜ自分は母と同じ生き方をしてしまうのか・・・。 

国政を動かすまでの地位を得たローラを待ち受けていたのは、「闇」の目覚め、自分自身への戸惑いと殺意、そして国民からの追放だった…。」
(e+サイトより)


うーん。。。。そうですね~
正直な感想は、退屈でした。
ストーリーがダラダラな感じで途中飽きちゃいました。
もう少しテンポよく見せてくれれば、キャスト的にはそこそこ(笑い)なんで、
もっと見れる舞台になったのではないかなと。

黒木メイサファンの方は美味しい舞台だと思いますが、それ以外の方には、うーん。
私はさとしさん狙いでしたけど、さとしさんを見に行くなら、何もこの舞台でなくても・・・
彼の魅力はこの舞台にはもったいないというかね。そんな印象でした。


話の内容ですが、ざっくり言うと、
あらすじにもあるように、魔性のダンサー、ローラ・モンテスの一生を
彼女の恋愛遍歴から5人の男との話を年代を追って進めていくという話。

ローラが棺にいるところから始まる。
彼女が棺から出て、ここから彼女の人生の回想が始まる。

まずは、最初の恋人ジミー(水田航生)
二人は恋に落ち、駆け落ちをしようとする。
それぞれの男性とダンスを踊るんだけど、ここはタップでした。

次は作曲家のフランツ・リスト(中川晃教)あの「愛の夢」のリストですよね。
中川さんは歌が上手いですよね~作曲家という役なんでピアノを弾きながら歌ってましたけど。
ここでは、ローラはかなり官能的な衣装で、官能的なダンスを踊る。
蜘蛛の巣に見立てたセットでのダンスは、なかなかでした。
それとピアノの上でのラブシーンは。。ちょっと驚きましたけど。

フランツが去ったあとはデュマ(新納慎也)「三銃士」の作者です。
デュマはハイテンションで、ローラを笑わせようとする三枚目の役。
自分の「三銃士」を演じてみせたりもする

その次はデュジャリエ、この人は酒を飲んだくれて、くだを巻いている。
ローラとはフラメンコを踊ってました。
この人の場では、鏡を使った演出が、とってもかっこよかったです。
最終的にデュジャリエは銃で撃たれてしまう。

最後は。。。の前に、現れるのは、彼女の闇(早乙女太一)
自分の大嫌いな母のように、なっていく自分がいやになるローラ。
母は男を渡り歩いて生きていた。そんな母のようにならないと思っていたのにと思うローラに心の闇がしのびよる。

最後の男はルートヴィヒ1世(橋本さとし)
ついには国王ですよ。国王も手玉にとるローラ。ついには愛人となるが
国政にまで影響するようになり、最後は国外追放となる。

すると再び闇があらわれ、彼女に剣をもたせ、闇との殺陣となる。
これは自分の嫌いな母との殺陣ってことなんでしょう。
最後にはその母に向かって剣を振りおろし闇を断ち切る。

ローラは自分の過去のけがれを洗いながすかのように5人の男たちに清められ
再び棺に帰っていく。


一人ずつの話は、ある意味オムニバス的に進むんだけど、
そのとき、その相手役以外の男性キャストはセットを運んだり、ちょっとした役をやったりと
黒子的に動いてました。

それで男性キャストの皆様は、歌を歌うんですけどね。。。(皆さん、うまい人ばかりのキャスティングです)
黒木メイサも歌うのかと思いきや、、、彼女は歌わない。歌わないんだ!
歌が下手なんだろうか。。。と、かなりここは気になりました・・・

で、最初にも書いたようにテンポが悪いんですよ。1つ1つのエピソードが。。。
それになんというか、、、言葉は悪いですが薄っぺらな感じがして、心に響かないんだなあ・・

特に、最後の、ローラのけがれを洗い流すかのようなシーンは
子供用のプールみたいなのが出てきて、そこに白い衣装のローラが立ち
5人の男たちが彼女に花を渡しながら、ドレスに色のついた水を掛けていって
これがそれぞれの男たちの色がついたってことですよね。
そのあとに、脚立とじょうろを持ってきて、今度は彼女の頭の上から水をかけて、その色を洗い流す。

うーん。。。なんというか、ちょっと呆気に取られる演出でしたね。


ローラってのは魔性の女なわけですよね。
いろいろな男を手玉にとって男を渡り歩いて生きてきたわけですよね。
でも、そういう魔性という感じがうまく出てなかったと思います。
嫌なやつなら、もっと嫌なやつに見せるとか。
もしくは、でもこの人は本当はかわいそうな悲しい人なんだってことなら、そう見せるとか。
なんか中途半端だったなと。
単に、ローラの男遍歴を物語にしましたってだけの話になってしまっていました。

あとですね。ダンサーというわりに、ダンスがあんまりかっこよくないなっていう印象を持ちました。


よかったなと思ったのは、早乙女太一くんの殺陣のシャープさと、鏡を使った演出がかっこよかったのと、
男性キャストの歌がみんなうまかったことかな。


ま、あれこれ舞台を見に行ってれば、たまにはこういう舞台にもぶつかるってことで・・・
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