もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「DNA-SHARAKU」見てきました

2016-02-02 01:51:34 | お芝居
ミュージカル「DNA-SHARAKU」新国立劇場中劇場 2016.01.14 18:30~

今年最初の観劇はこれ。
ナオト・インティライミさんが主演のこのミュージカル。

DNA-SHARAKU?ってどういう話?SHARAKUって写楽だよね。そのDNAの話ってこと?

??いっぱいで、行ってきました。

感想としては、ん~微妙って感じかなあ。
まだ、全公演終了していないので、少しスペースあけます。
ネタバレも含みますので、これからご覧になる方はご注意ください。











まずは、公式のあらすじから

「2116年、人工知能が支配する日本。そこでは「創造する心」が否定されていた。

感情の高ぶりは同時に争いも生み出す恐れがあるため、社会を不安定にさせる───

人工知能はそう判断し、「創造する心」を忌み嫌っていたのだ。
人工知能の判断に従って、未来政府は日本人の持つ豊かな「創造する心」を根絶やしにするため、タイムトラベルで過去に遡り、歴史上の優れた芸術家や文化人など、強い「創造する心」を持つ人物を2116年に連行し、彼らの「創造する心」を破壊する行為を繰り返していた。

そんな中、人工知能が必死に探していたアーティストがいた。その名は、東洲斎写楽。
江戸・寛政年間に、活動わずか10か月で歴史の闇に消えた謎の天才浮世絵師である。
写楽を探そうとする人工知能は、二人の青年を追手として選び出す。

2016年に生きる柊 健二(ナオト・インティライミ)と2045年に生きる結城 連(小関裕太)だ。

1793年に送り込まれた二人。そこで彼等が出会ったのは、幕府の出版統制や文化弾圧と戦いながらも「面白いこと」を追求する江戸の人々だった。
やがて二人は「創造する心」を守るため、未来政府と戦うことを決意する。

時空を越えた冒険の最後に、彼等が出会う未来とは……」



2116年の日本は「創造する心」が否定され、人工知能「サイ」が支配していた。
「創造する心」を持つ芸術家を見つけだし、その心を破壊していたわけだ。
そんな中、江戸時代の浮世絵師写楽が強い「創造する心」を持つということで、彼を探すために
現在2016年から柊健二と、近未来2045年に生きている結城連を江戸時代に送り込む。
「DNA-SHARAKU」を見つけ抹殺することが彼らの使命。

ところは江戸時代も幕府による弾圧が始まっていた。
二人は江戸の人たちと一緒に、弾圧に対抗していく。江戸の文化にふれ、「DNA-SHARAKU」の重要性に
気づき、これを守るために、パフォーマンスを行っていく。まあ、ショーを行うというやり方ではあるんだけど。

それを「サイ」に見せつけ、サイは「DNA-SHARAKU」の良さに気づき、これを使って国をまとめていくほうがよいと考え、「創造する心」の弾圧をやめることとする。

最終的にはハッピーエンドではあるんだけど、ちょっとストーリーに無理があるというか、
「サイ」があっけなく、方針転換しちゃうのが、そうなんだ!!って感じではありました。


話が、未来の2116年,2045年と今現在の2016年、さらには、写楽が生きた江戸時代の1793年。
4つの時代を行き来するので、ちょっとわかりにくいんですよね。
登場人物も多いし、けっこう場面転換も多いし。
だから、グダグダ感が増しちゃってて、結末がよけいわかりにくいというか唐突だったような。

そうそう、
写楽のDNAを根絶するために、江戸時代にタイムスリップして写楽を探すってことですよね。
なんか、あれ?聞いた話だなと(笑い)
去年の夏に五右衛門のDNAを根絶するために、轟天がタイムスリップしてたような・・・
あ!!関係ないか(笑い)

でも、美術はきれいでしたね。映像も多かったし。なかなか凝ってるなとおもいました。
あとは、ミュージカルというだけあって、歌える人ばかりで、そこは素晴らしかった。
曲もなかなかよかったし。

そうですね。豪華なキャストと美術と映像の、ミュージカルを楽しんだって感じですかね。
話の内容は二の次で。


キャストの感想ですが、

ナオト・インティライミさん。初ミュージカル。
無難にこなしておられました。ライブでのパフォーマンスはすごい人ですからね、
今回は、役も彼に当て書きしたかのような感じだったから、特に可もなく不可もなくって感じですか。
途中、アコギで弾き語りするシーンがあってちょっと嬉しかった。


W主演の小関裕太くん
今一つ目立ってなかったような。存在感がちょっと薄かったですね。
ミュージカル俳優のあくが強い方々に埋もれてしまった感がありました。

新妻聖子さん
私、大好きなんですが、圧巻の歌声でした。個人的には一番素晴らしかったと思います。

ミッツさん
まず、でかい!(笑い)
あと、歌がうまい。存在感すごくあったなあ~
聖子さんと親子役っていうのが、なんかおかしかった・・・

中川晃教さん
めっちゃ悪役。カラコンつけてましたよね。すごい怖かった。
未来の人なのに、江戸まで行っちゃって、ガンガン人を斬っちゃうし。

イッセー尾形さん
こういう方がいるだけで、舞台が引き締まりますよね。


それから、田野優花さん
AKBの方なんですってね。いやあ、上手いから驚いた。
アイドルは全然知らないんで、名前も聞いたことなかったんだけど、
頑張ってましたね~

まあ、ストーリーはともかく、歌とかダンスとかは楽しめたので、
今年1発目の観劇としてはよかったかなという感じでした。
コメント
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