週末、各組織の総務・勤労ライン管理者の勉強会&懇親会があった。終了後Kさん、T君と、「もう一軒行こうか」という話になり本町の「Cita Cita」へ。「パスポートのいらないBALIリゾート」というキャッチフレーズどおり、内装はインドネシアのリゾート地をモデルとしたエスニック基調で、世界各地のビールが置いてある。三人で別々のビールを注文し、少しずつ回し飲みする。私はイスラエルの「マカビー」という銘柄を頼んだのだが、わりと飲みやすい普通のビールであった。
色々と話をしながら、わが『物部の森』愛読者であるT君が、「以前に比べてかなり内容良くなってきてますよねえ」と褒めてくれた。彼に本ブログのことを教えて以来、一番最初の投稿からずっとさかのぼって読んでくれており、明らかに始めの頃より文章や表現がマシになってきているらしい。そういえば少し前、同じく毎日読んでくれているN君からも同じことを言われた。
ブログを始めてからは、「人様の目に触れる以上、最低限分かりやすい文章にしないといけないな」と思っているので、客観的にそういったフィードバックをもらえるのは嬉しい。
文章の書き方みたいなハウ・トゥ本もちょくちょく参考にしており、最近もビジネス書で売れ筋上位にランキングされている『頭がいい人の文章の書き方』(小泉十三著、河出書房新社)というムック系の本を読んだ。ただこういうのを読んでいても、ちょっとしたコツや工夫みたいなことは書いてあるが、根本的に上達するには、実際に書いて何度も推敲するしか方法はないようである。王道や近道はない。
で、もちろん、文章はあくまでヴィークルであり、やはりコンテンツのほうがはるかに重要。そしてそこを充実させ続けるには、自分自身がいかに密度の濃い時間を過ごしているか、ということが肝要なのである。