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物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

24時間落語マラソン

2009年08月10日 | Weblog
 日曜日、早朝から船場の「しのぶ庵」で開催された「24時間落語マラソン」をみにいく。8日(土)17:00から翌9日(日)17:00までの24時間ぶっ通しで、若手を中心に21人の落語家が代わるがわる出演し、ネタを披露するイベントである。
 24時間を2時間区切りにして1区から12区まで設けてあり、私は、日曜日7:00~9:00の8区を予約していた。8区は桂咲之輔、桂福丸、桂染吉、明石家のんきといった若手~中堅クラスの4人の落語家が高座へ上がる。
 前夜、十数年ぶりに岐阜の従兄弟ファミリーが大阪にやってきて上本町の明月館で焼肉パーティをし、そこでわりと飲んだのだが、何とか5:30過ぎに起きて会場の「しのぶ庵」へ向かう。
 普段は40席くらい収容できる会場だが、さすがに早朝はそれほど多くない。10数人といったところ。それでも若手にとっては格好の芸を披露できる場である。
 観客が少ない分、マクラでは噺家と客が直接やりとりもできる。一番長い区間チケットを買ったのは、その場にいた推定年齢30歳前後のお兄さん。前の晩から7区間14時間通しで席を押さえているらしい。しかもその人、直前にNGKで行われた桂文珍の独演会をみにいって、その足で本イベントに来たとのこと。どんだけ落語好きやねん!?ほとんどビョーキである(^_^;)
 出演者4人ともかなり疲れていた様子だが、それぞれ『東の旅・発端』、『米揚げ笊』、『三十石』(かな?演目が分からない。長編旅噺の一部をやっていたような・・・)、『普請ほめ』などの古典落語を熱演してくれた。会場の雰囲気も温かく、私も朝から何回も笑わせてもらった。
 終わってから、本イベント主催者のOさんと、ボランティアで応援に来ているNさんに挨拶する。二人とも相変わらずのバイタリティである。こんな人たちみたいにならなあかんなあ。
 寄席を出てもまだ9:00過ぎ、モーニングを食べてから帰宅する。なんとも言えない不思議な感じである。
コメント (2)
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