物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

存在の証明

2008年11月21日 | Weblog
 会社の自分の机の引き出しやサイドロッカーがLPOファイルで溢れかえってきたので、まとめて整理した。整理といっても要らないファイルをひたすら廃却するだけ。重要文書や個人情報関係はシュレッダー、それ以外は分別収集のゴミ箱へ放り込んでいく。ここ1年間ほとんど見ていなかったり、原紙はきちんと別の場所へ保管してあるので、手元に置いておく必要のない書類だったり。
 改めて目を通すと1~2年でも相当の資料を作ってきたものだ。全社発信用で内容や表現に非常に気を遣ったものや、上司と何回もやりとりして時間を費やしたものなど、それぞれ作成した時の状況や苦労を思い出す。ただそれも廃却してしまえばそれでお終い。たとえ保管場所へ移してあるものも数年すればまた整理・廃却されていく運命にある。
 そうやって考えれば事務系の仕事って結構空しい。よくゼネコンの社員が「われわれは地図に残る仕事をやっている。」という表現をするが、事務系ではそういう類のものがほとんどない。これまで自分のやってきた仕事で会社の中で先々まで記録や記憶が残っていくものって残念ながらほとんどないな。よほど企業の方向性や業績に貢献したものでなければ、それらは無形のもので、悲しいかなほとんどが忘れ去られていく。
 やってきた仕事の記録として残っているのはMBOシートのデータくらいのものか。働いてきた証として、退職時に、その人のこれまでの毎年のMBOデータをすべてアプトプットし冊子にまとめプレゼントする、という企画はどうだろうか。いらんか、そんなもん!?
コメント (2)
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