日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲春場所の開催中止を正式に決めた。無観客による開催などの代替案もない。本場所の中止は、戦争による被害で国技館修復が理由だった1946年夏場所以来、65年ぶり2度目。不祥事による中止は初めて。何でよりによって大阪場所やねん・・・。
午後5時から両国国技館で行われた記者会見で、放駒理事長(元大関魁傑)が中止を正式に発表し、「長い相撲の歴史で最大の汚点。膿(うみ)を完全に出し切るまでは、土俵上で相撲をお見せするわけにはいかない」と話した。
八百長には別にびっくりしていない(私にとっては、猪木の異種格闘技戦がモハメド・アリ戦以外フェイクだったことの方が裏切られた感が強かった)。むしろ身内がこれほどまでにヒステリックに八百長問題を徹底追及するのに驚いている。得意のうっちゃりはなさそうだ。
もともと互恵的システムが確立していた角界にとって、この問題は相当歴史が古く、根が深いものと思われる。果たしてどこまでやるのか。膿を出し切った後に何が残るのか。あまりにピュアな遵法精神が、古き良き伝統まで破壊してしまわないように祈る。しょせん興業ですから。
午後5時から両国国技館で行われた記者会見で、放駒理事長(元大関魁傑)が中止を正式に発表し、「長い相撲の歴史で最大の汚点。膿(うみ)を完全に出し切るまでは、土俵上で相撲をお見せするわけにはいかない」と話した。
八百長には別にびっくりしていない(私にとっては、猪木の異種格闘技戦がモハメド・アリ戦以外フェイクだったことの方が裏切られた感が強かった)。むしろ身内がこれほどまでにヒステリックに八百長問題を徹底追及するのに驚いている。得意のうっちゃりはなさそうだ。
もともと互恵的システムが確立していた角界にとって、この問題は相当歴史が古く、根が深いものと思われる。果たしてどこまでやるのか。膿を出し切った後に何が残るのか。あまりにピュアな遵法精神が、古き良き伝統まで破壊してしまわないように祈る。しょせん興業ですから。