物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

M-1グランプリ2009評

2009年12月21日 | Weblog
まずは冒頭謝ります。12月9日の投稿で「優勝は笑い飯で間違いない」と断言したことを。
パンクブーブーは、まったく予想外でした。すんませんm(__)m
ということで恒例の?全組全ネタに対してのコメント(出演順)。

1.ナイツ
トップバッターの不利をもろに被ったが、出来は非常に良かった。いつもの「ヤホーで調べました」は封印。ネタはストーリー性があり、よく構成されていたと思う。審査員も点数を付けるのが難しかっただろう。後の方の出番であれば、というのはタラレバか!?

2.南海キャンディーズ
舞台をいっぱいに使った、彼ららしい動きのあるネタは悪くはない。が、二人の緊張感が画面から伝わってきて、みてて少ししんどかった。南海キャンディーズって、M-1とはなんかそぐわないんだよねえ。まいっか、十分売れてるし。

3.東京ダイナマイト
最後「感謝の気持ちを誰に伝えたいか?」というところで、さほど爆発的なオチもなく引っ張りすぎたきらいがある。普通に人物を並べただけ。あそこでもう少し突拍子もない人(もの)を出してきてハチミツが突っ込みまくるような展開にした方が良かった。

4.ハリセンボン
春菜が序盤3回くらい噛んだところでおしまい。観客も「もう噛まないか!?」が心配でネタに没頭できなかった。

5.笑い飯
「鳥人」は最高だった。泣いた。M1で初めて泣いた。歴代のネタで、今までで一番面白かったのは、2007年の決勝でのチュートリアルの「チリンチリン」だったが、それを超えた。しかも決勝の順番は3番手。ここで99%優勝を確信したが・・・。最後のネタの構成は失敗。野球(キャッチャー)からラグビーへ変える必要あるか!? 最後も荒削りで、「自滅」としか言いようがない。

6.ハライチ
予想どおり“いつものパターン”に持っていった。4分間のネタで後半3分間くらい単発のボケフレーズ&ノリで押したが、後半少し飽きてしまう。こういうのを「漫才」として評価すべきなのか!? 「水色のムック」は笑ったが・・・。

7.モンスターエンジン
コント仕立てではなく、漫才で勝負したが、なんかガチャガチャとうるさかったという印象。頑張ったが、ベスト3に入るネタではない。

8.パンクブーブー
上手い。かなり上手い。一本目のネタは以前見たことあったが、それでも普通に面白かった。決勝も派手な大爆笑という感じではなかったが、安心して笑えた。「いとし・こいし」、「やすし・きよし」、「オール阪神・巨人」といった昭和の流れをくむ正統派。老若男女にウケる漫才。ただし華がない。TVタレントとして来年ブレイクするかどうかは「?」である。

9.NON STYLE(敗者復活組)
前年のチャンピオンが、今年敗者復活から勝ち上がってきたのは評価したい。舞台に上がったときには、会場も十分に温まっており、「何かしら劇的なもの」を期待する空気の中で、ミスなく完璧な漫才であった。2分くらい過ぎたところで(あ~、ナイツ負けたなあ)と思った。ただし決勝のネタは少しテンポが速すぎ。タメがないので、しっかり笑えない。圧倒されている間に終わった感じである。


以上。


しかし42歳にもなってこんなことをマジメに書いている自分がつくづく情けなく、かつ、わりと好きである。
(と、去年と同じセリフでしめる)

コメント (2)
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