心療内科の課題

日本で初めて心療内科が九州大学病院に設置されたのは1963年。49年前のことです。その九大で初めて心療内科学会が開かれました。大会長は九大病院病院長の久保千春先生。

テーマは「社会のニーズにこたえる心療内科」です。

まだまだ社会的認知度が十分ではない心療内科です。精神科や神経内科と混同されます。しかし、味方によっては精神科よりも精神科らしい科だと思います。

自殺の問題も含めメンタルヘルスはわが国最大の臨床課題です。

震災復興支援では心療内科学会は岩手県医師会が開設している陸前高田市の診療所に土日のみだが、心療内科外来を開いている。今「複雑化した悲嘆」にどう向き合うかが課題であるという。