goo blog サービス終了のお知らせ 

旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

置賜総合病院総合診療科

2015-06-05 23:26:13 | 地域協働
久しぶりの講演です。山形県川西町に来ました。

声をかけてくれたのは渋間久院長。自治医大卒業1期生です。

病院のミッションは病気の診断・治療だけではない。医師を育てることも重大な使命であると強調いたしました。

テーマは「総合診療の歩みと課題」でありました。

この病院は本年4月から総合診療科をスタートさせました。部長は高橋潤先生。自治14期生です。過疎地の診療所、病院で苦労した経験をぜひ生かして、患者さんの診療、後輩の育成に力を注いでいってくれると信じます。

富良野市にエール

2015-03-07 23:48:30 | 地域協働
京極町から200キロ離れた富良野市に行ってきました。

市職員の方々の予想を超えてたくさんの人が集まりました。

地域センター病院を皆で守ろうという主旨の会でした。

地域センター病院は富良野協会病院です。まず、羽根田院長が「富良野地域の医療:現状と課題」について報告されました。誠実なお人柄の先生のお話は市民の皆さんの心にしみたと思います。市民が求めているのは地元の医師のお話だなあとつくづく感じました。

一番大切なものは地元の医師をかかりつけとしてコミュニケーションが図れることです。信頼関係がなければ医療は育ちません。

ぼくは「病院を生かしたまちづくり」を話しました。内容は今年の1月号の「北海道の国保」に書いたことですので、追ってブログにのせます。

ご質問やご意見も的確でさすが富良野市と思いました。医師会長や隣町からも参加がありました。

チームけせんの和

2014-12-07 06:37:18 | 地域協働
日本心療内科学会による被災地診療支援に参加したのち、陸前高田市役所を訪ねました。

チームけせんの和(陸前高田の在宅医療を支える会)の研修会に参加しました。

会長は石木先生。震災でご家族を失われ、県立高田病院院長を退かれた後、自ら仮設に住まわれ在宅医療に奔走しています。

会を支えているのは市直営の地域包括支援センター。ケアマネジメント学会理事佐藤咲恵さんもがんばっています。咲恵さんのお世話で今回参加させていただきました。

お隣の大船渡市からもこのチームに参加しています。とっても若い薬剤師さんたちやリハスタッフ、そして臨床心理士行本清香さんの参加も大きいです。

講演はチームワークからネットワークへ、勉強会・事例検討会・飲み会の3会の法則など話をさせてもらいました。

飲み会では地元のほたてや「なっちく」をいただきました。こちらも元気になって、一般のお客さんもいるのに「防人の詩」。

次回は少ないという事例検討会に参加したいですね。

第3回北海道地域医療教育研究会

2014-11-08 23:12:12 | 地域協働
テーマは「住民による地域医療支援」です。後志地域医療人育成協議会と共催で行いました。

基調講演は島根大学地域医療支援学講座の谷口栄作教授にお願いしました。

島根県での豊富なご経験の中から「医療を支える住民活動のコツ」をお話しいただきました。

①相互理解・・・・学習、意見交換

②目標の共有・・・計画立案と役割分担

③協働・・・・・・それぞれがやるべきことをやる

④無理なく、楽しく、やりがいを感じられるように

⑤続ける

今いる人をだいじにする

単なる手伝いではなく、目的をもった活動

とお話しされました。

他の欠点をあげつらうだけの活動は信頼されないし、長続きしないようです。

今回は古平町、神恵内村、黒松内町など遠方からの参加もありました。

後半はサポートカフェで北大、京極町、岩内の地域医療を考える会からの報告をもとにグループで話し合いしました。

さて、明日からできることは?