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旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

社協的感性~後志社連協研修会

2015-12-13 10:23:44 | 地域協働
この研修会は一昨日行われました。15町村社会福祉協議会から28名の参加がありました。

依頼された講演テーマは「地域包括ケアにおける社協の役割」でした。

結論は「社協的感性を持って、行政や医療のできないことをやろう。あえて不平等に挑戦しよう!」でした。

多くの場合、行政スタッフの目(瞳)は曇っています。住民の中で本当に福祉サービスが必要な人が見えてません。社協スタッフは民間人、そして変なエリートではなく庶民感覚を持った人のはずです。議会に気を使うこともありません。

うまく表現できませんでしたが、不平等の徒労にかけるなかで、住民と地域包括ケアをつなぐ宝物に出会えるのではないでしょうか。

幸福の金色モノサシ ~夕張に学ぶ~  

2015-11-19 08:52:26 | 地域協働
先週前半の3日間、夕張市立診療所に診療支援に行ってきました。

そのとき学んだんのは、夕張を客観的に診るにではなく、住民の心情に即して、主観にそって考えるということでした。

短時間では支えることはできませんし、寄り添うこともできませんでしたが、山の中の築60年の家に住み、障がいある弟さんのお世話をしてきたという方から、お茶と缶コーヒーと、栄養ドリンクをいただき、それにすばらしい夕張の宝物をいただいた感じでした。

広い! 寒い! 遠い! 北の在宅医療を支えるプロフェッショナル

2015-10-12 18:27:58 | 地域協働
NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク  第21回全国の集い in 北海道2015
のシンポジウムに 座長を 依頼され 札幌市立大学の 菊地ひろみ先生と務めました。

表記がシンポジウムのテーマです。雪の季節がどうするかは大問題です。自分の命さえ危険にさらされます。


まさじいゼミナール スタート

2015-10-04 19:05:23 | 地域協働

2日(金)から社協の若手職員中心に表記の勉強会が始まりました。

題して「生き方としてのケア―ケアの情感と倫理を考える―」

通称 まさじいゼミナール

10名ほどの参加で、まずは他己紹介。その後、「連携しやすい人とできにくい人との差はどこにあるか」を議論しました。

人との関わり方の差  ではないか というのがぼくの仮説です。

さだまさし「償い」という曲も聴いてもらいました。ぼくは何十回聴いても必ず涙があふれるのですが、参加者はどうでしたか? 一人ひとりの目を見ることはできませんでしたが、あまり反応なかったのかな?

最後にナイチンゲールの言葉を引用しました。

「つい先ごろわれわれが失ってしまったある偉大な人は、若い人たちが世の中の出て行くときにはいつも、彼らが「博愛の仕事」に携わると否とのかかわらず、貧しい人と個人的な知り合いになるように助言したものである。彼は「博愛」などというものは、つまり実際にはその言葉が意味する人間愛などではさらさらない博愛などは信じていなかった。
人を愛するにはまずその前にその人を知らなければならない。知り合い、友情を抱き、しかる後に愛する、という順序でのみ人は愛に至るのである。
そして、貧しい人の考えや習慣や生活などのついてのきめ細かで正確な知識をもった上で抱く共感から生じる愛は、単なる感情などではなく、積極的で実りある熱情なのである。」
「町や村での健康教育」1894年