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about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『JUNON』2007年5月号

2008-06-29 02:52:09 | 雑誌など

「聞かせて!恋バナ 僕の運命の恋」の特集名で、彼を含む若手俳優4人が忘れられない恋の思い出を語っています。
4人とも20歳前後なので必然的に10代の頃の恋バナになるわけで、それだけに全体に微笑ましい、可愛く切ない感じの体験談でした。
彼の「思い出」は中学二年から高校一年まで断続的に(別れたりよりを戻したりを繰り返しつつ)付き合っていた一つ年上の彼女について。

公共の場で語られた話とはいえデリケートな事柄ではあるし、元カノさんは素人の女性である可能性も高いので、なかなか書きづらい話題なのですが、印象に残ったのは彼の真っ正直さ。彼女とキスしたときのシチュエーションまで細かく説明してたのは彼一人です(笑)。
何気に彼が一番アダルト路線だったかも?その一方で携帯の着信ランプがアプローチ中は緑だったのを付き合うようになってピンクに変えたなんて話は実に可愛らしいんですが。

それはともかく、こうした話はどうしてもフった方が悪者になっちゃうと思うのですよ。だからフった話よりフラれた話の方がしやすいんじゃないかと。
なのに彼は自分がフった側、それも泣いてすがる彼女を毅然と突き放したわけですから、読者にキツい印象を与えかねない。それを臆さずきちんと語る姿に彼の男らしさを見た気がしました。
(まあフッた話をしてたのは彼だけじゃないですけどね)
別れる遠因になった彼女の態度―(二人が一度別れたのを知っている)友人に二人でいるのを見られるのがきまり悪い―に対して「堂々と会えないなんておかしい」と反発するストレートさも一種正義感の表れのように思えます。

あまり想像で物を言うのもあれなんですが、たぶん彼女はいろいろ不安だったんじゃないのかな。
二人が最終的に別れたのは2002年のクリスマスイブ、2002年といえば彼が『新・愛の嵐』でプチブレイクした年であり、その後も映画のロケで夏中留守だったり、別の映画では美人女優さんとベッドシーン(のようなもの)を演じたり(公開は翌年)――彼女としてはなかなか平静ではいられなかったんじゃないかと。
それで彼の心を試すような我が儘を繰り返して、でも彼の方も彼女の不安を受け止めきれるほどには大人じゃなくて・・・。
別れの場面など往年のトレンディドラマのごとくですが、まだ二人とも16、7歳だったわけで不器用で当然なのですよね。

この元カノさんの外見や雰囲気は、彼が語る好みの女性のタイプに見事に一致していて、タイプだったから彼女を好きになったというより、彼女との付き合いが現在に至る彼の女性の好みを決定したんじゃないかという気がします。

 

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