goo blog サービス終了のお知らせ 

about him

俳優・勝地涼くんのこと。

『Urb 10月号』

2007-11-14 01:09:09 | 雑誌など

2006年8月発売。30代女性を対象にしたファッション系雑誌。
「さりげなさあふれる女(ひと)をすべての男が求めている。」という特集で、ミュージシャンの武田雅治さんと勝地くんが各1ページ、アーブ世代=30代女性の魅力について語っています。

「トップクラスの女性の〝美〟を見逃さないアーティスト、俳優の立場から、二人のステキな男性が求める女性の魅力について語ってくれました」というこの企画、何で勝地くんに白羽の矢が立ったんでしょうね(笑)。
年下代表とありますが、あちこちで「年上の女性が好き」発言してるので、「30代女性を語らせるなら勝地涼」と雑誌サイドなり事務所の人なりが思ったんでしょうか。 

さて記事の内容について。前々から思ってたんですが、「この子は本当に女好きだよなあ」と再認識しました(笑)。
「女好き」といってもスケベとかプレイボーイとかいう意味ではなく、『ハニカミ』でしずちゃんが話してたような、「女性の存在を大切に思っている」感じ。
勝地くんのお父様は、「男とは」と語り出したら3時間でも喋り続けるそうですが、勝地くんも理想の女性像を語らせたら微に入り細をうがち、何時間でも語り続けそうです。
実際、隣ページの武田さんのインタビューが、半分は近々発売されるアルバムの話(女性に関連した内容ではありますが)なのに対し、勝地くんの方はこの時期宣伝すべき番組も映画もなかったこともあってか、1ページ丸々30代女性を語り倒してますし。
(宣伝がらみでないだけに、「なぜ勝地くんを起用?」という当初の疑問がまた甦ってきますが) 

ここで語られてる勝地くんの理想の女性像を総括すると――「自然体」「自立している」「甘え上手」「美しいあいさつができる」。

「年上の女性に甘えられるのって、僕好きなんですよ。」というのは『ハニカミ』で言ってた「甘えるのが結構好きなんですよ」と矛盾するみたいですが、甘えられたい男のプライドを理解して上手にくすぐってくれる、甘えてみせる事自体が包容力になっているようなそんな女性に「手の平で転がされ」たいんでしょうね。年上好みになるはずです。

それと今回気が付いたのは、男性はわりにパーツ(女性の身体の一部分)フェチ要素のある人が多い気がするんですが(武田さんも「パッと見て〝ステキだな〟と思う女性の手は、見るのを後回しにお楽しみに取っておく(笑)。」 という「手フェチ」なコメントをしてます)、勝地くんてそういう発言がないですよね(単に口にしてないだけかもしれないけど)。
むしろこの特集で語ってる内容や、好きな女性の仕草はくしゃみだとか(ソースこちら)、後に『さんま御殿SP』に出演したさいの「(彼女にしてほしいことは)耳掻きですね」なんて発言からすると、彼は「シチュエーション萌え」の人なような。
「外見ではどういうところを気にするの?」との問いに「やっぱり顔ですね。」と答えたのには「そんなミもフタもない(笑)」と一瞬思いかけましたが、「顔そのものというのではなくて、〝話している時にちゃんと目を見て話してくれるかどうか〟とか」と続けていて(いつも相手の目をじっと見て話す勝地くんらしい着眼点)、そんなところも個々のパーツより言動重視なのが感じられます。
外見やメイク・ファッションについてのコメントに比べて仕種やふるまいについて語るコメントは倍くらい長いですし(笑)。

また、女性の魅力として「美しいあいさつができる」を挙げるのには、いつもながら今時の若者らしからぬ彼の古風な感性と礼儀正しさを感じました。
上記の「ちゃんと目を見て話してくれる」もそうですが、彼自身がそれらを大事だと思い実行しているからこそでしょうね。

ここで「美しいあいさつ」をすべきシチュエーションとして「親に会わせたりした時」を想定しているのに、この年1月に出演した『はなまるカフェ』で「女友達とか連れてった事ある?お父さんの前に」と聞かれて「ないですけど、これからやっぱり、親父にはこう、ちゃんと会わせなきゃいけないのかなって思いますね。」と答えてたのを思い出しました。
その後親に会わせることを意識する相手ができたのかな?なんてちょこっと想像してみたり。『月光音楽団♪』での爆弾発言?からしても。

さて勝地くん自身のまとめによれば、「きっと30代女性って、強くて、賢くて、そして可愛らしいんだと思います。」 
――まあ、そういう30代女性もいますよ、いるでしょう、きっと(笑)。少数派かもしれませんが。
何せ具体的イメージは「『ロングバケーション』の役柄の山口智子さん」ですから。理想高いです。
そしてそんな理想を語る彼はまだ多分に夢見る少年めいていて、つい「可愛いなあ」とにやけてしまうのでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする